新卒一年半で転職した理系博士が、転職活動中に考えたことを全部書いた

目次

転職市場でどう評価されたのか

にゃん

転職活動を始める前、転職市場でどの程度評価されると思っていたの?

かめ

様々な可能性を考えていた。同世代の一般的な博士よりかは研究業績が多く、研究力はある程度評価されるだろうけれど、就活は研究力だけでは決まらないよね。長く働けるかどうかとか、柔軟性があるかとか、いろいろな要素が求められる

かめ

その点、私は転職活動開始時点でまだ新卒入社から一年数か月しか経っていない。日本では、新卒三年未満での離職は短期離職とみなされる。いくら能力があったとしても、業務経験の浅さから苦戦は必至だと思っていた

にゃん

実際に応募してみて、企業からの評価はどうだった?

かめ

やはり短期離職だと厳しいなぁ、と思った。実務経験が不足しているからという理由でお断りされるケースが多かった。日本以外の国では、博士課程での研究歴を実務経験とみなすが、日本ではただの学生扱い。学士や修士より歳をとっていて、かつ経験も浅いとなると、そりゃ採用されないよね

かめ

そんな中でも3社から内定をいただいた。すべて研究職でのオファーだった。博士課程での研究歴を高く評価してくれ、「ぜひウチで力を存分に発揮してください」と言っていただいた。自分を評価してくれる企業もあるんだなと頬を緩めた。特に、転職を決めた素材メーカーは、最終面接終了3分後に内定を出してくださり、すごく嬉しかったな^ ^

にゃん

最初から順調だったわけではないと思う
応募先は、どのように選んだの?

かめ

まず、自動車系メーカー2社と総合商社の3社に応募した。どれも専門性を活かして働けそうで、研究職ではないかもしれないけれども、ひとつのテーマに深くコミットできる研究型の仕事ができそうだと思った。しかし、ご縁がなく、お見送りされた

かめ

3社のどこにも引っ掛からないのは予想外だった。つい動転してヤケクソになり、面白そうな仕事ならどれでもええわと半導体装置メーカー2社に応募した。半導体のことは詳しくなかったが、半導体は小さいので何とかなると思った

にゃん

流石に無理でしょ

かめ

無理だったねぇ。特に深い志望動機もなかったから、当然書類選考で落とされた
5社連続不採用の結果を受け、一度冷静になりたくて、転職エージェントの力を借りて転職の軸を整理した。エージェントさんとのミーティングを通じて、改めて研究×将来性で企業選びした

にゃん

転職エージェントと話して、何が変わった?

かめ

研究が大好きだというのを思い出させてもらった。一社目では研究から離れ、仕事に情熱を注げず惰性で働いていた。好きなモノを好きと認識できないほど感覚が麻痺していた

かめ

担当者さんとの話を通じて、研究になぜ心惹かれていたかとか、なぜ今の仕事が辛いのかといった真因が見えてきた。親身に話を聞いていただいたからこそ、何に重きを置いて転職していくべきかが浮き彫りになった

にゃん

転職の軸が固まった後、応募先はどう変わった?

かめ

業界はメーカーに絞った。また、面談で明らかになった条件に沿う求人をエージェントさんからたくさん紹介いただき、その中から5社選んで応募した。どれも研究ができ、将来性がありそうな企業だった

かめ

エージェントを通じて応募した選考は、5打数3安打だった。電機メーカーと素材メーカーに書類選考でお断りされた後、自動車系2社と素材系1社の選考を通過し、3社内定に至っている

にゃん

不採用が続くなか、最終的には3社から内定を得た。今回の転職活動を経て、新卒一年半の博士って転職市場で通用すると思った?

かめ

サンプル数1なので、何とも言えないね

にゃん

お前の話を
聞いているんだよ

かめ

ごめんって
自己評価は変わらなかった。新卒一年半の博士人材を短期離職者と見る企業もいれば、専門的なキャリアを歩んできた若手人材とみなす企業もいるということ。適材適所で良いんじゃないかな

かめ

私は博士課程修了後に民間企業で働く道を選んだ。企業勤めする以上、企業から評価されるよう仕事していきたい。大学で論文を書いたように、企業でもたくさん特許を出して、しっかり技術を積み上げていけたらいいな

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