大学受験直前に読んでほしい受験生に贈る応援の言葉

こんにちは!札幌と筑波で蓄電池材料研究をしている北大工学系大学院生のかめ (D1)です。2017年4月に北大総合理系へ進学し、現在は同大学大学院の博士課程で研究をしています。

大学受験シーズンということで、この記事では大学受験生に贈る応援メッセージを記します。

  • 励ましの言葉が欲しい受験生の方
  • 受験のプレッシャーに押しつぶされそうになっている方

こうした方々にピッタリな内容なので是非最後までご覧ください。

かめ

それでは早速始めましょう!

目次

試験終了まで突っ走れ!『やり切った』という感覚が試験本番やこの先の人生で大きな糧になる

私が受験生時代に掛けられ最も嫌だったのは「頑張れ」という4文字の大変シンプルな言葉でした。”既に十分頑張っているのにこれ以上まだ頑張れっていうのか…”と。合格に向け必死に勉強している姿勢が目に入らないのだろうか。ひょっとして頑張っているように見えないのだろうか、、、と思わず首を傾げてしまったほどです。「頑張れ」と言われれば言われるほどその人の前では頑張らなくなりました。だって嫌じゃないですか。頑張っても頑張っても「頑張れ」としか言ってこない人に付き合っていたら燃え尽きてしまいます。

受験生時代の経験を踏まえて私からエールを贈ります。試験終了まで突っ走れ!巡航可能な最大速度でゴールに向けて走り続けて下さい。試験前日までに行う受験勉強ではもちろんのこと、試験本番でもタイムアップとなるまで一点でも多くかき集めましょう。最後の最後までやり切って下さい。”この程度でいいか…”と甘えるのでなく、「まだまだ出来る!」と妥協を許さない。妥協して最後に泣きを見るのは他でもない、受験生自身なのですから。「なんであの時踏ん張れなかったのか…」とのちのち後悔するのは苦しいものですよ。

試験勉強へ懸命に励むのは極論、『やり切った!』という感覚を得るだけのため。努力や日々の過ごし方への”納得感”を得るため我々は勉強せねばならぬのです。納得感は試験会場で己の不安を自信に変えてくれます。不安→自信という変換の反応速度を司る触媒としての役割。納得感があればあるほど不安の潰える速さが速い。”絶対に大丈夫。自分は受かる!”と胸を張り背筋を伸ばして凛として受験に立ち向かえるということ。

受験で培う【やり切った感覚】を受験が終わっても忘れないように。大学に入ると多くの学生は手抜きを覚えてサボり始めるのですが、同期と一緒にダークサイドへ堕ちぬ為にもこの感覚が不可欠なのです。

”やり切る”って本当に爽快なモノです。苦しむ量が多ければ多いほど壁を乗り越えたときの快感はひとしお。苦しまずに済むようサボる、または逃げ回るのも一案。あえて目先の苦しみを選んで将来の快楽を掴みに行くのも一計。【やり切り気持ち良かった感覚】を覚えている人ならおそらく後者を選ぶはず。次々と敢えてリスクを冒して挑戦を続ける人生を送るでしょう。最初は全く上手く行かないかもしれない。でも100回、いや1000回挑戦したなら一度はきっと上手くいきます。成功で培った快感と自信を糧に更に高い壁へとチャレンジ。サボり続けてきた方とは気付けば雲泥の差がついているのです

【辛いとき】合格したシーンを脳裏に描け。あと少し辛抱すれば夢を現実に変えられる

辛くて勉強を投げ出したいときは合格したときの情景を脳裏に強く思い描いて下さい。ネットの掲示板で自分の受験番号を見つけ、「やったー!!」と天に向かって両こぶしを突き上げている風景を。ちょっとワクワクしてきませんか?想像するだけで元気が湧き上がってくるはずです。皆さんはいま勉強で本当に苦しい思いをしているでしょう。あと少し、もうあと少しの辛抱で合格を掴み、超弩級の歓喜を味わえます。私自身、一浪のすえ北大に受かった時の興奮はあまりに強くて今でも思い出せるほど。若い時に味わう感動は生涯胸に刻み込まれるのです。

夢が夢のままか・現実になるかがあと僅かの期間で決まります。最高の気分で春を迎えるためにも是非、ひと踏ん張りして頂きたいです。

【試験前日】ここまで頑張ってきた自分を手放しで褒めてあげて (*≧∀≦*)。よく寝て決戦に備えよう

試験前日は会場への移動日や下見に費やして下さい。勉強はせいぜい無理のない程度に留めて体をしっかり休めましょう。ここまで一日何時間も勉強してきたあなたは偉い、本当に素晴らしいです。”目標を叶えるため我武者羅になれる”など客観的に見て凄いことなんですよ。世の中には何かへ打ち込みたくても打ち込むことすらできない人がいる。集中力が続かなかったり簡単にくじけてしまったりして燃え尽きるのです。”最後の最後まで走り抜いた”というだけで既に畏敬の対象であります。今はひょっとしたら気付かないかもしれないけど、【やり切る】って実は凄まじい能力なんです。

ここまで手を抜くことなく走ってきた自分を手放しでほめてあげて下さい。明日は決戦。自分の力を最大限発揮するため早めに寝て英気を養いましょう。

【試験本番】憧れの大学へのリスペクトを捨てる。「受かって当たり前」ぐらいの強気な姿勢で決戦に挑もう

WBC2023大会において、大谷翔平選手がアメリカ戦を前に日本選手へ「憧れを捨てよう」と仰いました。決勝戦の相手はメジャーリーガー。テレビで見るような選手ばかりだけど、憧れていれば絶対勝てないから”勝つことだけに集中しよう”と。大学受験でも全く同じ。第一志望の大学へ憧れたままではおそらく合格できません【合格】だけを目指して挑む「自分は受かって当たり前。4月から通って当然だ」と強気の姿勢を作るのです。

大学に対するリスペクトの気持ちは試験前日までで十分。志望校に対する憧憬の想いを勉強の原動力にしてきたでしょうが、本番ではそのリスペクトを捨てて「闘う顔」にならねばなりません。試験本番は会場全体に独特な緊張感が漂います。少しでも気を抜いたが最後、雰囲気に呑み込まれてしまうでしょう。どんな状態でも試験に集中するには頭を戦闘モードに切り替えなきゃいけない。その時、大学に対するリスペクトの心があると切り替えが上手く行かないのです。試験が終わればまたリスペクトしても構いません。ですが、試験前と試験中だけは尊敬の念を無慈悲に断ち切りましょう。

最後に

大学受験生に対して贈りたい応援メッセージは以上です。皆様が清々しい笑顔で春を迎えられることを祈念し記事を締めくくります。

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