【大学受験】ミソフォニア学生に塾はアリかナシか

その悩み、とてもよく分かります。実は私も浪人時代に河合塾へ通っていたので、具体的なアドバイスができると思いますよ

もちろんです。浪人生用のコースに通っていましたが、そこでの経験は良いことも大変なこともありましたね

一番辛かったのは、やはり音の問題でした。咳や鼻をすする音、ペンをカチカチする音など…

そうなんです。特に自習室での体験は忘れられませんね。たった一度の利用で、もう二度と使えないと悟りました

いくつか工夫をしてみましたよ。例えばこんな感じ⇩

座席選びを慎重に：出入り口や換気口の近くは人通りが多いので避ける
時間帯の選択：朝一番や夕方遅めは比較的空いている
イヤーマフの活用：完全な遮音ではありませんが、音を和らげる効果はある

結局のところ、家が一番静かだったので家で勉強するようになりました

講義の質は本当に素晴らしかったですね。ただし、全ての講義を受けようとするのは得策ではありません

私が推奨するのは、”戦略的な2科目選択”です

理由は以下の3つ↓
①精神的な消耗を最小限に抑えられる
②各科目に十分な集中力を割ける
③復習の時間を確保できる

『最も不得意な科目』と『得意をさらに伸ばしたい科目』をお勧めします。これにもちゃんとした理由があるんですよ

不得意科目は、実は”理解の抜け”が原因であるケースが多いんです。塾講師の解説を聞けばその”抜け”を補完できて、成績アップのコツを掴めるでしょう。一方、得意科目は更なる高みを目指すことで、総合得点を大きく引き上げる役割を果たすのです

実は私自身、浪人後半はほとんど塾に通わず、独学で成功した経験がありますよ

3つの柱を意識していました↓
①完璧な基礎固め：一冊を徹底的に理解する
②典型問題の反復：基本問題を繰り返し解く
③静かな環境の確保：自宅の集中できる場所を決める

もちろんです。まず基礎固めについては、教科書や問題集の例題を全て自分の言葉で説明できるようになるまで取り組むのです

いいえ、そこからが本番です。例題の解き方を自分なりの言葉でノートにまとめて、それを何度も音読する。このプロセスで理解が深まっていくんですよ

赤本や問題集の基本問題を、完璧に解けるようになるまで繰り返すのです。ポイントは、同じ問題を時間を空けて3回は解くこと。これが定着への近道でしょう

とても大切な質問ですね。ミソフォニアの学生にとって、心身の健康管理は勉強以上に重要なんです

私の経験から、三つのアドバイスをお送りしましょう

①休息時間の確保：1時間勉強したら10分は必ず休む
②音のストレス管理：イライラしたら即座に環境を変える
③睡眠の質の確保：就寝前2時間はスマホを見ない

その瞬間の対処法をいくつか用意しておくといいですよ。例えば”深呼吸をする”だったり、”水を飲んで落ち着く”だったり、あるいは”外に出て散歩する”でも良いかもしれません。ご自身に合った対処法を見つけておけば大丈夫です。安心してください^ ^

必ずできます。私も同じ道を歩んできましたから、その不安な気持ちはよく分かります。でも、あなたには大きな強みがあるんです

はい。それは『自分の特性をあらかじめ理解している』ということ。これは受験戦略を立てる上で、とても重要な強みなんです。この特性を活かして、自分に合った学習方法を見つけていけば、必ず道は開けます

最後に一つ。完璧を目指さなくていいんです。たとえ授業や講義を全て受けられなくても、自分のペースで着実に前進していけば、それで十分。札幌と広島からあなたの合格を心から応援していますよ(*≧∀≦*)