【ミソフォニア・HSP】音に敏感な受験生専用の大学受験を勝ち切る先行逃げ切り戦略

こんにちは!札幌と筑波で蓄電池材料研究をしている北大工学系大学院生のかめ (D1)です。特定の音を正常に処理できない『ミソフォニア (音嫌悪症, HSPのウルトラ強化版)』と闘いながら受験をし、高三時に京大農学部不合格[関連記事]、一浪時に北大総合理系へ合格[関連記事]・進学した実績があります。

この記事では自身の体験を踏まえ、音に敏感な受験生専用の大学受験を勝ち切る戦略と戦術について解説します。

  • 音に敏感で受験を乗り越えられるかすごく心配な方
  • どのような方向性で勉強すればいいか知っておきたい方

こうした方々にピッタリな内容なので是非最後までご覧ください。

かめ

それでは早速始めましょう!

目次

【先行逃げ切り】が基本戦略

音に敏感な方の戦略は【先行逃げ切り】が大前提。ディープインパクトのような強烈な末脚を発揮して終盤にライバルを抜くのではなく、最初に集団から抜け出し大差を付けて終盤は楽に流しましょう。…分かりますよ。「現役生は受験直前に大きく伸びる!」とよく聞きますもの。皆さんも最終盤の”もうあとひと伸び”にどうしても期待したくなりますよね。しかし私の実体験から断言します。終盤の伸びを過度に期待せず最後はEasyにゴールすべき

というのも悲しいかな、周囲の咳き込む音や鼻水をすする音、ページをめくる音に日々悩まされている我々には、もうあとひと伸びする気力が直前期に残っていないんです。受験の期日が近づくにつれ益々ストレスを募らせていく。気分良く発散しようにも (ここで遊んでしまって良いものか…)と罪悪感に悩まされ鬱憤を発散しにくいかなと存じます。ストレスが心を容赦なく蝕み集中して勉強できる状態ではなくなっていくのです。私の場合、高三・一浪の両方とも最終盤は『もう何も聞きたくない!早く受験終わって…!』とほとんど勉強できませんでした。最終盤のひと伸びに期待していたら二度とも落ちていたでしょう。

秋の全国模試でB or A判定を出せた大学が受験校に。現役生ならC判定でも合格射程圏内ですが、かなり際どい勝負になるというのを重々ご承知のうえ出願して下さい。E判定からの大逆転合格など目論まないのが無難です。私のようにA判定から大逆転不合格を喫する例もあるので注意。先行逃げ切りを図れるのはあくまで秋にB判定以上を出せた大学。秋までにつけたリードを駆使して健康な身体で本番をお迎え下さい (*≧∀≦*)

受験勉強の概略を説明したところで次に時期別の戦略を解説します。

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