【ミソフォニア・HSP】音に敏感な大学生・大学院生専用の研究室生活を乗り越える技術3選

こんにちは!札幌と筑波で蓄電池材料研究をしている北大工学系大学院生のかめ (D1)です。他人が鼻水をすすったり咳払いしたりするときに出る音へ過敏に反応する気質を持ち、人の音に恐々としながらラボで日々研究しています。

この記事では、私のような音に敏感な学生の研究室ライフを支援すべく、音に敏感な学生専用の研究室生活を乗り越える技術3つご紹介します。

  • 昔から音に煩わされている方
  • 最近ストレスが溜まってきて周囲の音が気になり始めた方

こうした方々にピッタリな内容なので是非最後までご覧ください。

かめ

それでは早速始めていきます

目次

早く行って早く帰ろう。人の少ない時間帯にデスクワークの大半を終わらせよう

他人に対して各々の嫌な音を「出さないで」とお願いしたとしても、相手の持病や体質の問題でどうしても音が出てしまう場合も。喘息の方が咳を止めるのはおそらく難しいだろうし、花粉症やアレルギーをお持ちの方はどうしても鼻をすすらずにはいられないはずです (鼻をかんで下されば良いんですがね)。我々敏感な人間にとっては『人』より『音』の方が憎い。しかし、普通の人からすれば、いくらコチラが『音』にフォーカスを当て注意しても『人格』を否定された気になる。コチラの想いが伝わり切らずに関係がこじれておかしくなっていく。狭い研究室の中で居心地が無くなり大学へ行くのが嫌になります。

人に対してイライラしていたら正直、全くキリがありません。相手にイライラをぶつけた挙句、人間関係を悪くする可能性があります。であれば、なるべくイライラせずに済むよう早く大学へ行きましょう他人と時間を共にする時間をできるだけ減らすことを考えるのです。人の少ない時間帯は嫌な音もそこまで生じないはずです。早朝、または午前中にデスクワークの大半を終わらせましょう。完全集中して下さい。一日に使える力をココでほとんど使い切っちゃいましょう。どうせ午後は音に煩わされて頭が使い物にならないのです。午前中に力を使い果たしても全く問題ありません。

早く行った分だけ早く帰ってもバチは当たらないでしょう。もしも教員に「どうしてそんな早く帰るんだ?」と言われたら「あなたより早く来て作業していたからです」と堂々と返事して構いません。人が多く滞在している時間を避けるために早く帰って下さい。家はあなたの安全地帯。帰れば誰かの発する嫌な音からたちまち解き放たれます。各自の好きなことを存分にやってストレスを解消して下さい。明日以降のストレスフルな毎日に備えて英気を養いましょう (*≧∀≦*)

イヤホンやヘッドホンで癒しの音楽を聴いてストレスをやり過ごそう

いくらピーク時間を避けたとしても、人との接触をゼロにはできません。決して少なくない時間を誰かと共に過ごすことになるはずです。誰一人いない作業室のような部屋を割り当ててもらえたら良いんですけどね。まるで大学教員のような極上の環境は望むべくもありません。

音は耳から入ってきます。目でも足でも肌でもなくて、顔の横に2つ付いている耳から脳に飛び込んで来るのです。耳を塞いでしまいましょう耳栓、イヤホン、ヘッドホンなどで音を物理的に遮断するのが効果的。経験上、耳栓はあまりオススメできません。長時間着け続けていたら耳の中が蒸れて痒くなるからです。ノイズキャンセリングの機能を持ったイヤホンかヘッドホンが良いです。ガッツリ音を遮断したいならヘッドホンの方が効果的なものの、頭が重くなったり挟まれ続けたりするのが嫌な方はイヤホンがGOOD♪

イヤホンやヘッドホンをただ着けているだけでもある程度の効き目を見込めます。何か音楽を流しながら着けると効果抜群!ストレス値が劇的に下がるのです。オススメはヒーリング系の音楽。ピアノ、ヴァイオリン、ギターなど各々の好きな音楽を耳に入れ続けましょう。歌を聴くのはあまり推奨しません。言語の刺激が頭に送られると作業に集中しにくいためです。私の場合はヴァイオリン派。高周波なヴァイオリンの音色を聴いていたら眠くなるほどリラックスできます。YouTubeで『ヴァイオリン 癒し』と検索しましょう。良質な作業用BGMをたくさん見つけられますよ👍

音に疲れた時はテレワーク。無理して研究室に残ったら余計辛いよ

人の集まる時間を避け、かつ音楽を流しながら作業したとします。それでも完全に音は避けきれず、多少は音が気になっちゃうはず。その”多少”が積もりに積もり、やがて我々の中で大きなストレスに変わる。時に激しく、時に哀しく、時に意図せず感情が激しく揺さぶられてしまうでしょう。

音に振り回される毎日には正直言ってウンザリしてしまいますよね。分かりますよ、私だって毎日吐きそうな思いで研究室に通っていますもの。私の所属する研究室には痰の絡む咳を頻繁にする人間がいらっしゃいます。イライラするったらありゃしない。でも相手は持病で咳き込んでいる。相手にいくら注意した所で咳の停止はもはや見込めぬ状況。

無理に我慢して研究室に居たら頭が徐々に変になってきます。我慢はダメ。し過ぎると体を壊す遠因に。私の場合、ストレスをため過ぎた挙句、口から血を吐くまでの惨状に陥りましたからね。そうなってからじゃ遅いんです。悲劇は未然に回避しなければ。嫌な音を絶対に聞かずに済むようテレワークする日を設けましょう。週に一日、できれば二日は設けられたら随分と楽になりますね♪

最後に

音に敏感な学生専用の研究室生活を乗り越える3つの技術はコレで以上です。敏感な皆さんの研究室生活が少しでも楽になることを祈って締めくくります。

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