【British Airways】イギリス渡航体験記!新千歳から羽田、そしてヒースローへ

こんにちは!札幌と筑波で蓄電池材料研究をしている北大工学系大学院生のかめ (D1)です。日本学術振興会特別研究員DC1としていただいている給与と科研費をフル活用し、2023年10月2日から2024年3月30日まで英国・オックスフォード大学へ長期私費留学します。

この記事では、札幌からオックスフォードへの渡航の記録を残しました。

  • イギリス留学する予定のある方
  • イギリスの最新の入国事情に興味がある方
  • 体力勝負のエクストリーム旅行に興味がある方

こうした方々にピッタリな内容なので是非最後までご覧ください。

かめ

それでは早速始めましょう!

目次

10/1 (日) その1:札幌 (SPK)→東京 (TYO)

新千歳空港へ

いつもと同じく朝5時に起床。緊張のせいか、今日は少しだけ目覚めがシャキッとしているような気が。そういえば研究室にヘッドホンを置きっぱなしにしてきたんだっけ。ヘッドホンがないと色々な場面で困るだろうから、少々面倒でも歩いて取りに行かなくちゃいけないな、よし行こう。

早朝の札幌はヒンヤリとしている。もう10月だ。季節は秋。じきに雪が降り一面、銀世界に。これから渡航するオックスフォードはあんまり雪が降らないらしい。冬は札幌よりも温かいみたいだから今年は楽に冬を越せるんじゃないか?

研究室から取ってきたヘッドホンをスーツケースの開いているスペースに押し込んで収納。入るか入らないかギリギリだったが何とか詰め込むことができた。念のため計量。問題ない。19.5kgなら国内線でも持ち運べる。国際線は23kgまで無料だから余裕で計量をパスできそうだ♪

家の電気のブレーカーを落とし、凍結予防の水抜きを施す。家を空けている間も水道光熱費は基本料金だけ取られちゃうらしい。まぁ、いいや。月々3,000~4,000円程度なら留学費用の端数みたいなもの。いちいち気にしていたらキリがない。一コマも授業を受けていないにもかかわらず、北大の授業料を支払わねばならない理不尽さに比べたら格段にマシ。

6時半ごろ家を出た。いよいよロンドンに向け出発。今日は札幌から東京へ移動。翌朝、ロンドン行きの飛行機に乗るため万全を期して早めに羽田へ。札幌駅から快速エアポートに乗ってあっという間に新千歳。車窓から目の前を過ぎ行く景色が少々名残惜しくて胸が苦しい。

新千歳空港周辺の天気は晴れ。見晴らしが最高、抜群に良い。イギリス留学にうってつけの日和。どんよりと曇るイギリスの冬に浴びられない太陽光をたくさん浴びる。あぁ、気持ちが良い^ ^ コレがわずか2日後には当たり前ではなくなっちゃうのか。

バイバイ、北海道

09:30発羽田行きのANAに乗っていよいよ新千歳からテイクオフ!第二の故郷・北海道へはこれからあと半年間帰られない。心の中で「バイバイ、北海道…」と何度も唱えて大地を見つめる。筑波への出張で札幌を数か月離れるのにはもうすっかり慣れちゃったのだけれども、さすがに半年も脱幌するのは初めてだから心に堪える。それだけ札幌に住み慣れたってこと。札幌が好きで好きでたまらないもの。

苫小牧市街を数分で抜けてあっという間に太平洋 (津軽海峡?)へ。北海道が見えなくなるまで首をねじって大地を見つめる。『やるしかないんだ』と覚悟を固めた。25歳の男子大学院生が港区女子の如く「寂しいよ、ぴぇん…」とメソメソしたって誰も慰めてくれないし。紳士面したオックスフォードの連中に本物の武士道を叩きこんでやる。どれだけ打ちのめされてもいいから己の侍魂だけは叩き込む。

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