- 【71日目・リア幸-70】12/11 (月):どうしても放浪に行きたい!
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【71日目・リア幸-70】12/11 (月):どうしても放浪に行きたい!
実験を始められる環境が整うかもしれない状況の中、留学を12月末でスパッと切り上げる選択肢を取ってはいけないと思う。軍規違反。敵前逃亡。弱虫極まりない行為だから。とはいえ、オックスフォードにじっと居座り続けたら頭が変になりそうだ。外の世界の空気を吸いたい。長らく続いた気詰まりを解消してスッキリとした気分へ切り替えたい。それには放浪がうってつけ。色々な場所で美しい景色を見、色んな人と話して笑って新しい価値観に触れたい。放浪資金の問題は切実。どこかからお金を引っ張ってきて使えるようにしておく必要がある。
私の銀行口座には現在、210万円もの巨万の富が眠っている。うち100万円は修士時代にJASSOから借りていた奨学金の未使用分、100万円は親への返済分、そして残り10万円が自由資金。先週までは「10万円しかないのに放浪へ行けるわけがない…」と嘆いていた。ちょっと待てよ、と。奨学金をびた一文も使っちゃいけない理由は何かあるのか?一括返済しなくちゃいけないから?。どうして”一括”にこだわるのか?月々1万円程度の分割返済で構わないじゃないか。たとえ奨学金に手を付けても、学振DCから月20万円の給与が振り込まれれば返済分ぐらいは賄えるだろう。それに、だ。仮に私が死んだら未返済分の奨学金は返さずに済む。生きている間にじゃんじゃん使った方がおトクなのではないか?
そもそも奨学金は奨『学』金。国が我々学生の学びをサポートするため無利子で貸してくれたお金。放浪は遊びか?いや、学びである。世界の広さや多様さを学びに行くのが目的なのだから”学び”。であれば、奨学金を使って放浪してもさして問題ないのでは?毎月ちゃんと返済している限りはJASSOから怒られないはず。…よし、放浪原資に奨学金を充てよう。たくさんお金を費やす分、如何なる機会をも”学び”と捉えてどん欲に吸収していこう。
お金の問題が解決したいま、私の放浪を思い留めるものは自身の道義心しかない。『このまま留学を止めるのは逃げじゃないか?』と己の心が叫んでいる。コイツをどうにか宥めすかすには如何なる手段が挙げられるか?留学の残り3か月間を全て放浪に費やしてしまわなければいい。放浪を留学の途中で切り上げオックスフォードに帰ってくればOK。放浪期間は10週間。オックスフォードで英国留学のラスト3週間を過ごせば実験できそうな気がする!
上に書いたような事柄を昨夜、一晩中寝ずに考えていた。【放浪に行け、かつ留学をスッキリとした心持ちで終えられる方法はないだろうか?】と。ようやく結論を出すことができた。放浪期間を短く抑えるだけで放浪も留学も可能。正直、放浪に3か月間はちょっと長すぎるんじゃないかと思っていた所。10週間ぐらいが丁度いいかも。妙案だ。誰だ、こんな良いプランを思い付いたのは^ ^?いずれにせよ、ホームステイ先の家主に「今月末、家を出ます」と既に宣言している。どこか他の住処へ移らなきゃならない所だったのだ。オックスフォードで2か月住むより大陸側で2か月暮らした方が安上がり。旅行を楽しめ、住処の問題をも解決するには放浪しかなかった。
オックスフォードでのラスト3週間、果たしてどこに寝泊まりしましょうかね…?まぁ、ラボでも良いんですけどね。フカフカの大きなソファーがあるので寝泊まり自体は余裕で出来そう♪
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