大学受験に失敗した人がリベンジできるチャンス四選【実体験から語る】

大学受験で第一志望校へ合格した皆さん、おめでとうございます。どうかキャンパスで楽しい生活を送っていただければ幸いです。

第一志望校に合格できなかった皆さんは、残念でした。浪人する、働く、受かった大学で頑張るなど、進む道はさまざまでしょう。私も現役受験で失敗しています。一年間浪人しても第一志望の大学へは届きませんでした。不本意な大学への入学手続きをしながら、悔しさで視界がにじんだのをよく覚えています。

大学受験で失敗した人へ伝えたいことがあります。リベンジは可能です。やられっぱなしではイヤですよね。このままでは終わりたくありませんよね。「受験のことなんか早く忘れちゃえ」という意見があるのは承知しています。でも、この記事をご覧の方はおそらく、忘れられないから困っている人でしょう。

この記事では、大学受験で失敗した人が受験にリベンジできるチャンス四選をご紹介します。受験で味わった悔しさを晴らしたい方にピッタリな内容です。ぜひ最後までご覧ください。

目次

受験浪人で受け直す

王道にして最も早く悔しさを晴らせるのが受験浪人です。不合格後、もう一年間勉強して大学合格を目指します。

浪人生は現役生よりも一年以上多く勉強しますから、手を動かし続けてさえいれば、学力はおのずと高まるでしょう。一年間モチベーションを保ち続けられたら、現役時代には手が届かなかった超難関大学すら射程圏内に入るかもしれません。

ただし、一年間ずっと頑張り続けるのって、本当にきついですよ。私は一浪時の9月に気持ちが切れ、勉強できなくなってしまいました。机に座っても参考書を開く気力が湧いてこないのです。それまで順調に伸びていた成績が、燃え尽きた日を境にピタリと伸び止まりました。浪人の途中で折れる学生は珍しくないようで、憧れの大学へ通いたいという気持ちをどこまで保てるかが勝負の分かれ目になります。

仮面浪人で受け直す

浪人は浪人でも、仮面浪人という道もあります。大学生として活動しながら、裏で受験合格を目指して勉強する方法です。

仮に仮面浪人に失敗しても、大学生のままでいられます。受験浪人は背水の陣ですが、仮面浪人なら保険をかけた状態で試験に臨めます。追い込まれすぎずに挑めるのが仮面浪人のアドバンテージです。

ただ、仮面浪人は、皆さんが想像している以上に過酷ですよ。なんせ、ディズニーランドの真ん中で受験勉強するようなものですから。隣の席では同級生が楽しそうに遊ぶ計画を立てている。外を歩けば、サークルの勧誘ビラを毎日のように受け取る。四方を楽しげな声に囲まれながら、ひとり参考書を開いてペンを走らせねばなりません。おまけに大学の試験も容赦なくやってきますから、受験勉強との両立は並大抵の覚悟では務まりません。

私は大学一年次に仮面浪人を試みました。ですが、一ヶ月と続きませんでした。周りの皆があまりに楽しそうで、勉強するのが馬鹿らしくなってしまったのです。

大学院試験でチャレンジする

大学受験で失敗した。浪人もあえなく頓挫した。自分はもう憧れの大学には行けない。行きたかったなぁ。あのキャンパスへ通いたかったなぁ…

諦めるのは、まだ早いです。

確かに、第一志望の学部へ行くのはもう厳しいでしょう。でも、修士課程や博士課程になら行けるかもしれません。皆さんにはラストチャンス・大学院試験があります。大学院入学試験に合格して、憧れの大学で大学院生活を送ってください。

ここだけの話、大学院入試は大学入試よりもはるかに簡単です。一般的な専攻なら倍率は1〜2倍程度。試験科目も、英語と専門科目と小論文が課せられるぐらいでしょうか。私の所属専攻にいたっては、TOEICスコアシートの提出と専門科目の受験だけでパスできます。あれだけ苦しかった大学受験は何だったのでしょうか。

まだ憧れの大学を諦めきれない皆さんは、目指す大学の大学院試験科目を調べてみてください。勝算がありそうなら、これからしっかり準備して、ぜひ狙ってみてほしい。

大学院試験は情報戦です。試験の過去問と講義演習プリントの入手が鍵になります。研究室訪問のときに、勉強用の資料をもらえないか相談してみてください。

大学院を飛び級修了する

修士課程を飛び級修了する

ここからは少し話が変わります。大学入試の不合格ではなく、浪人したこと自体にコンプレックスを抱えている方へ向けた内容です。私がまさにそうでした。

浪人していた一年間、灰色の壁に囲まれた予備校で朝から晩まで机にかじりついていました。同じ時間を、現役で受かった高校の同級生たちはキャンパスで過ごしている。彼らが遊んでいる間に、自分は何をやっているんだろう。なんて惨めなのだろう。大学に入学してからも楽にはなりませんでした。高校時代の同級生と学食ですれ違うと、相手は一つ上の学年にいて、たった一年の差がず~っと胃を締めつけていました。

どうすれば浪人コンプレックスを解消できるか。大学関連で失った一年は、大学関連で取り戻すのが一番すっきりします

ここでご紹介したいのが、大学院の飛び級修了。多くの専攻に、標準在籍期間を一年短縮して修了できる制度があります。

まずは修士課程の飛び級修了について。修士課程は通常二年ですが、一年短縮して一年間で修了する道があります。ただし、修士の飛び級を申請する時点で、博士課程を修了できるだけの研究業績量が必要です。修士課程を早期修了すると、ほぼ強制的に博士課程へ進むことにもなります。業績量を確保できる見込みがあり、かつ博士進学の覚悟をお持ちの方だけが挑める選択肢。

修士一年間で博士修了レベルの業績を集めるのは、正直に言って相当きつい。修士って、研究がまだ軌道に乗っていない時期ですから、成果を出しやすい実験テーマにめぐり合えるかどうかにもかかってきます。努力だけで目指せる次元ではなく、運もかなり重要になってくるでしょう。

博士課程を飛び級修了する(経験済み)

修士課程の飛び級が現実的でないなら、博士課程の飛び級修了を狙ってみてください。

少し補足が必要ですね。大学院は修士課程と博士課程の二層構造です。修士課程が二年制で、博士課程が三年制。博士課程を飛び級すれば、通常三年かかるところを二年で修了できる、ということです

もちろん、博士課程の短縮修了も楽ではありません。博士課程を飛び級するには、通常の修了要件の倍近い業績量を、通常より短い期間で集めなければなりませんから。しかし、計画的に準備すれば十分狙えるライン。修士課程のうちから仕込み始めておけば達成可能です。現に、私が修士から準備を始め、博士課程の飛び級に成功しました。

私は修士一年次の後期に博士進学を決め、その時点から行動を開始しました。修士二年次を博士ゼロ年次と位置づけ、博士課程で出版する論文用のデータを、修士のうちに先回りして集めておく作戦です。朝から晩まで実験漬けの日々でしたし、週末も研究室にこもりっぱなし。でも、この前倒しが効きました。博士課程の二年間で、飛び級修了の規定を上回る業績を確保できたのです。

修士課程と違い、博士課程の短縮修了は、努力で達成可能なギリギリのラインです。修士の飛び級が難しければ、ぜひ博士の飛び級を狙ってみてください。

最後に

大学受験での失敗は、どうしたって尾を引きます。「忘れろ」と言われて忘れられるなら、誰も苦労しません。

私は受験の悔しさを消化するのに八年かかりました。長い長い戦いでした。博士課程を飛び級で修了し、ようやく辛さが少雨化されたのです。諦めなくてよかったと心の底から思っています。あの不合格の日、震える手でスマホを握りしめていた自分に伝えられるなら、「大丈夫だよ、八年後にちゃんと決着がつくから、泣くなよ」と言ってやりたい。

リベンジの形は人それぞれです。八年かかった自分が言うのだから間違いありません。どれだけ時間がかかっても決着をつけられますから、皆さんにはご自身の性格に合ったリベンジ方法を選び、粛々と実行していただきたいです。

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