【British Airways】イギリス渡航体験記!新千歳から羽田、そしてヒースローへ

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10/2 (月) その3:いざ、オックスフォードへ!

入国審査と預入荷物の回収

飛行機を降り、動線に従い入国手続きへと向かう。入国審査も超簡単。機械にパスポートを置いてカメラを見つめるだけで構わなかった。小学生の頃、入国審査場で揉めている人のやり取りをテレビで見た経験が。今じゃそんなの考えられない。人ではなくて機械が入国を審査するようになっちゃったから。

続いて手荷物受取りへ。どうやら地下鉄に乗って移動するらしい。ターミナル間の移動ではなくてターミナル”内”を地下鉄で移動。どんだけ空港が広いんだって話。すごいよ、ヒースロー空港。羽田空港でビビっていた自分が何だか恥ずかしくなってきた。

手荷物を受け取りにターンテーブルへ。ロストバッゲージしなくて良かった^^ 羽田で預けたスーツケースとロンドンで17時間ぶりの再会を果たせた。

空港の中は英語でいっぱい。日本語を一切見かけることがなく、”ここから正念入れて頑張らなくちゃな”と一層気が引き締まってきた。英語を学びに来たんじゃない。英語”で”学びに飛んできたんだ。翻訳アプリなんかに頼らないぞ。まずは自力でオックスフォードへ一刻も早く辿り着きたい。

バスはどこ?えっ、コレじゃない…?!

ターミナル内の移動が地下鉄ならばターミナル間の移動ももちろん地下鉄。バスの出る第二ターミナルまで無料の地下鉄券で向かう。

鉄道の外装はスタイリッシュ。紫を基調としたお洒落なデザイン。こんな電車、日本にはない。めちゃくちゃカッコいい。乗っただけでも心が躍る。

地下鉄を降りたのが17:45。バスの出る18:00 (イギリス時間)まで残り15分しかない。しかも私、どこからバスが出発するのか場所を把握していなかった。フライトが1時間遅延しない前提で色々と準備していたため、事前にバスターミナルの場所を調べる手間を惜しんでしまっていた。ヤバイ。乗れなかったらシャレにならない。走るしかない。普段鍛えた健脚はこうした場面で活かすためのものだ。19kgのスーツケースを片手に空港内を走り回る。ターミナルを見つけたのが出発5分前。

”やった、間に合った…”と安堵し15番搭乗口へ。運転手さんに「Hello! This is the e-ticket.」とチケットを見せる。するとおじさん、顔色を変えて「Noooo!!! This is not your bus! Take another bus!!!」とブチ切れてきた。どうやら乗るバスを間違えてしまったらしい。「Woooops, so sorry!!!」と全力で謝罪し他のバスの待つ9番搭乗口へ。どうやら同時刻に発車するもう一つのバスと間違えて乗っちゃっていたみたい。紛らわしいなぁ。もうちょっとバスの番号をデカく書いてくれていたら分かるんだけれども。

正しいバスに乗ってオックスフォードへ。座席は高級レザーシート。BA08便よりも座り心地が遥かに良かった^ ^。しかし、まだ油断は禁物。オックスフォードは終点じゃないから寝落ちしたら最果てまで連れて行かれてしまう。絶妙に眠気を誘う照明が私に「眠れ」と囁いてくる。「ダメだ、絶対寝ちゃダメなんだぞ!」と自分だけに聞こえる声で何度も何度も言い聞かせる。隣に座った中国人がキョトンとした顔で見つめてきた。ごめん、あんたを困らせるつもりは全くなかったんだけれども。

市内のホテルにチェックイン

19:30ごろオックスフォードに到着。天候は雨。どんよりとした天気に”イメージ通りだなぁ”と感じた。冬のイギリスに晴れているイメージはない。ひたすら曇ってたまに晴れるぐらいに曇りのイメージが強い。

ホテルまで歩いて向かおうとするも、雨や方角が分からなくなって道半ばで挫折。諦めて市内を走る公共バスを使うことに。バスは二階建ての大掛かりなモノ。ハリーポッターで見かけるような赤いバスもあれば紫のもある。300番のバスに乗って数駅先のLake Streetで下車。支払いはクレジットのVisa touchで。キャッシュ無しでイギリス国内を移動できるって本当に便利。この調子なら留学終了までキャッシュを用意しなくて大丈夫なんじゃないだろうか?

ホテル最寄りのバス停で降りた。地図を片手にホテルの看板を探そうとするもどうしても見つからない。よくよくホテルの住所を見たら、番地の横に建物番号が記されている。「59f」と書かれた建物を「Excuse me…?」とノックしたら大当たり!管理人さんが迎え入れてくれた。ホテルだと思って予約したつもりがゲストハウスだったことが明らかに。まぁ、いいや。6日間しか滞在しないし、風呂やトイレが共用だろうが決して大した問題ではない。

やっとオックスフォードに着いた。人生を変える留学の始まりを告げる鐘が高らかに鳴り響いた。

最後に

札幌からオックスフォードへの海外渡航の記録は以上です。今後はこの記事を皮切りに、『週刊OXFORD』と称して各週の留学生活の模様をお届けします。

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