【29日目・リア幸-50】10/30 (月):サマータイム終了
先週日曜の午前1時にサマータイムが終了した。これから私の留学期間が終わるまでの間、時刻が1時間前倒しになる。サマータイム中に午前8時だった時刻がサマータイム明けには午前9時になる。同じ街に居て時差を味わうとは何とも奇妙な感覚である。日本と8時間あった時差がサマータイム明けは9時間に拡大。日本が17時のときオックスフォードは朝の8時。北大の研究室と迅速にやり取りするのが益々難しくなった。コチラが朝早くメールを打っても相手の返信は最速で翌朝。まぁ、急ぎのやり取りを当分は控えていないので特に問題はない。安全講習を受け (←早く受けたい…!) 実験をして論文を作り直すとき困るのだろうな。
オックスフォードは雨の似合う街。雨が降ったら建物の色がより深い色に変色して見えるような気がする。日本と違ってオックスフォードで雨に見舞われてもさほど落ち込まない。あまりに頻繁に雨が降るせいで雨に慣れてしまったのだろうか?雨上がりのオックスフォードも雨天時と同様、気に入っている。街全体が炎のような輝きを放って力をくれる。郊外の大草原から見る日の出は大迫力である。日本で見るより少しだけ太陽が近く見えるのは気のせいだろうか?
相も変わらず研究室ではやることがないのでブログを記す。最初は (イギリスに行ってまでブログばかり書いていて自分は何をやっているのだろう…)と罪悪感に苛まれていたものの、今では (まぁ、仕方がないな^ ^)と良い形で気持ちを片付けられるように。コレがイギリスの誇る騎士道というものか。なるほど、確かに有用である。責任をもっと外へ求めて己の心を軽くしたい。オックスフォードから帰る頃にはきっと図太くなっているだろう。行き過ぎた自責思考から脱せられればメンタルも上向いてくるかな。最低限の自責思考も持ち合わせている必要はあるが。
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