【24日目・リア幸-80】10/25 (水):カードが壊れた…のかと思った
朝、5L入り大容量ミネラルウォーターを買いに最寄りのTESCOへ向かった。セルフレジでバーコードを読み取らせ1.5ポンドのお支払い。イギリスは日本より格段にキャッシュレス化が進んだ社会である。バスの支払いがカード払いならスーパーでも支払いはもちろんカード。いつも私はANAのVisaカードで会計を済ませている。コイツなら世界中どこへ行ってもどの通貨だろうが会計が可能。2週間前スウェーデンへ行った時もオンラインシステム上で円が『スウェーデンクローナ』に変換された。外国へ行っても現金を用意しなくて済むって本当に便利な世の中だ。
ところが今日は様子がおかしい。ANAカードをカードリーダーにかざすと「取引が認められませんでした」と出る。いやいや、認めてくれなきゃちょっと困ってしまうんだけれども笑。”タッチが無理なら挿入なら行けるか”とリーダーに差し込んでみても無理。こりゃ弱ったな。とりあえず手持ちのWiseカードで支払うか。Wiseカードは使えるようだ。当座を凌げてひと安心といった所。
クレジットカードが使えなかったらイギリス生活に支障をきたす。日々の生活にオックスフォードへの在籍料の支払い、また今後海外へ旅行しに行くとき決済ができずに困ってしまう。カードが壊れたのだろうか??と疑う。しかしレジで「取引が認められませんでした」と出たのだから壊れてはいないはず。であれば何が原因なのだろう… もしかしてカードの限度額か?先月は留学に関する支払いがめちゃめちゃ多かったしな。
スマホのアプリでカードの利用可能額を見た。いま利用可能な額が【0円】と記されていた。「あぁ、そういうことか!」と合点がいった。0円ならいくらカードをタッチしようが決済できるワケがない。私のANAカードの利用可能額は月40万円。先月はそれを優に上回る57万円もの利用があった。57万円が口座から引き落とされるのは来月10日 (金)のことである。57万円支払いようやく次月の利用額がリセットされるみたいだ。念のためデビットカードのWiseを作って持って行っておいて正解。もし無かったら来月10日まで全く買い物ができない所だった。
先月になぜ、限度額を超えて決済できたかというと、留学直前の出費増加を見込み、8/24~10/24の2か月間における合計利用可能限度額を120万円まで上げていたからです。カードが使えなかったのは、”期限が切れたらまた元通り月40万円利用可能になる”と思っていたアテが外れた形
吐いた
夕食後、溜めすぎたストレスが体調を悪くしトイレで盛大に吐いてしまった。そりゃ吐いて当たり前。オックスフォードに到着してから何ら状況が好転しないのだもの。お金と時間だけが延々と失われていく。ココに来てどうにか保たれていた健康までが損なわれ始めてしまった。【3/29にならなきゃ日本に帰られない】というのが私を最も苦しめている。自分がいくら頑張ろうとも帰国日が早まるわけではないから。留学先を変えてもらおうと渡航先を斡旋してくれたF先生に連絡したら、「我々の側から”行きたい”と言ったのだから辛抱しなくちゃいけないよ」と言われてしまった。退路を完全に封鎖されてイギリスで懲役5か月を凌がねばならぬ。
せめてホームステイ先の家で癒しの時間を過ごせるならば良い。住環境さえ自分に苦痛を与えてくるから困ったものだ。最近はハロウィンが近づいてきたせいか、家主の子供の家族が次々と日替わりで家に宿泊してくる。それがまた賑やかなこと。夜中までバタバタ大騒ぎをして私の安眠を阻害するのだ。今日なんて帰宅時、家族の連れてきた犬に「ワンワンワンワンッ!」と吠えられ袋小路に追い込まれた。飼い主曰く、「この子、男性が嫌いみたいだから早く部屋の中に入って!」と。男が住んでいる家に一体何故男嫌いの犬を連れてくるのか。ていうか、果たしていかなる躾を施せば男嫌いの犬が出来上がるのか… 次また吠えてきたら犬をリュックサックでぶん殴ってやる。日本人をなめるんじゃない、本気の武士道を叩き込んでやるからな。
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