週刊オックスフォード§13 さらば、オックスフォード!クリスマスの淡い思い出とともに

目次
  • 【85日目・リア幸100】12/25 (月):人生史上二番目に楽しかったクリスマス
  • 【86日目・リア幸95】12/26 (火):ボクシングデーに乗じて買い物
  • 【87日目・リア幸95】12/27 (水):近所の散髪屋で初めての散髪
  • 【88日目・リア幸95】12/28 (木):思い残すことはもう無いか?
  • 【89日目・リア幸95】12/29 (金):さらば、オックスフォード!

【86日目・リア幸95】12/26 (火):ボクシングデーに乗じて買い物

クリスマスの翌日はボクシングデー。クリスマスプレゼントの入った大きな箱を開封する日。公的な祝日というから驚き。日本なら「クリスマス?んなもん知るか!」と平日扱いされているもの。クリスマス&ボクシングデーという二日連続の祝日のおかげか、イギリス人はクリスマスに夜遅くまでどんちゃん騒ぎをする。翌日に仕事が控えていないおかげで安心して酒を飲める。その消費量は想像を上回る。飛ぶようにワインが無くなっていくよう。ウチの家でもシャンパンが二本開いた。みんなたくさん飲むんだなぁ。よほど胃袋が強いのだろう。

イギリス国民はボクシングデーにお店で大量の商品を買って帰る。衣類、化粧品、家電製品などが特別価格で売られるからだ。ショッピングモールから出てくる方々の両手には大きな買い物袋が。はち切れんばかりに袋へ入った数多の商品が使われるのを”今か、今か”と待っている。もしもボクシングデーが日本にあれば国内産業が活性化するのに。景気が良くなり、税収が増え、国民の税額負担が下がって益々消費が増えて、また景気が良くなって…

留学用に買った衣類が3か月で毛玉だらけになった。もうあと3か月間使えないことはないだろうが、セール価格で手に入れられるのならこの際、購入しておこうかな。PRIMARKで長袖のシャツを購入。ついでに紺色の上質なチノパンも買った。日本のモノより体型によくフィットする。なるほど、私はイギリス人の体型だったのか。

帰りしな、家の近くの散髪屋へ。散髪屋さんはボクシングデーの今日までお店を閉めているようだ。明日こそ散髪に行ってやろう。3か月も切らずに放置してボサボサになった髪をスッキリさせたい。「おまかせでっ!」って言ってみようかな。「失敗したわ笑。坊主でいい?」と返されるのが怖いから止めておこう。

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