修士課程のあいだJASSOから借りていた第一種奨学金の機関保証料が、このたび59,991円戻ってきました。何の前ぶれもなく返ってきたので、最初は誤送金かと思いました。
機関保証料は奨学金を一括返済しなければ戻ってこないものだ、と私はずっと勘違いしていました。繰り上げ一括返済でも保証料が戻ってくるとは想定外で、JASSOさん本当にありがとうございます。このお金は、社会保険料の徴収で目減りした手取りの補填に充てさせていただきます。
本記事ではその顛末と、機関保証料を満額取り戻すための立ち回り方を、時系列で整理します。機関保証で借りている後輩の方や、保証料が返ってくるかどうか半信半疑な方の参考になれば嬉しい限りです。保証料は、ちゃんと返ってきます。
かめそれでは早速始めましょう!
修士課程:保証人に機関保証を選択し、毎月3,054円が天引きされていた


M1の4月、第一種奨学金へ在学採用区分で申請しました。書類のなかに保証人を選ぶ項目があり、自分の親か親戚、もしくは信頼のおける人を保証人に立てる必要があります。保証人は、奨学生が奨学金を返せなくなった際に立替払いをしてくれる人で、保証人が立っていれば、JASSOも気兼ねなくお金を貸せます。
私は、保証人に親の名前を書くのがどうしても躊躇われました。これまで散々学費を払ってもらってきておいて、こんな所でまで迷惑をかけたくはありません。かといって他に保証人になってくれそうな人が周囲にいるわけでもない。身の回りの大人といえば指導教員ぐらいなもので、さすがに指導教員を保証人に立てる勇気は私にはありませんでした。もしお願いされても、先生は困るだろうし。
JASSOは、私のように身寄りのない学生のため、機関保証制度を用意してくれています。返還保証機関へ毎月保証料を払えば、保証人を立てずに奨学金を借りられる仕組みです。その保証料は毎月3,054円。ひと月88,000円借りられる第一種奨学金から天引きされる形で支払われます。機関保証を使うと、保証人を立てる場合に比べて手取りが目減りしてしまいますが、保証人を立てられない以上は機関保証に頼るしかありません。
私は機関保証を選んで第一種奨学金を申請し、M1の6月から奨学金が振り込まれ始めました。
【D1・7月】返済半額免除決定


返還免除の申請はM2の1月に提出しました。M2の7月初旬に申請結果が開示され、私の返還は半額免除に。200万円借りていた奨学金のうち半分の100万円を返さずに済むことになり、全額返済免除まではあと一歩の所でした。
全額免除にならなかったのは、集中講義でレポートをひとつ出し忘れて『良』を取ってしまったから。それでも100万円が手中に入った事実は変わりません。とんでもない額の臨時収入だ、と素直に喜びました。
返還スタイルは一括払いと分割払いの二択で、私は分割払いを選びました。銀行口座から一気に100万円抜かれるのは流石に厳しかったし、奨学金の一部を留学資金に回すつもりでいたからです。
【D2・8月】奨学金残高を一括繰り上げ返済


D1の10月から返還が始まりました。返還額は月6,285円と、1万円以下なので、月々の負担としてはさほど感じません。ただ、毎月口座から少しずつお金が引き抜かれていくのには、すこしストレスを感じました。
奨学金は、奨学金とは名ばかりの教育ローン、つまり借金です。100万円近い借金を10年近くかけて返済していくわけです。借金を背負っていると思うだけで、脳のメモリが疲れてしまいます。思考回路のめぐりが悪くなって、判断の質が一段落ちていました。ただでさえ博士課程はストレスフルなのに、奨学金にまでストレスをかけられてはたまったものではありません。
D2の8月、ついに耐えかね。未返還分のローン99万円を一括繰り上げ返済しました。おかげで気分が晴れ晴れとして、ようやく頭が楽になりました。返還でこれほど頭が軽くなるなら、もっと早く返しておけば良かったです。
【D2・10月】機関保証料が59,991円戻ってきた


一括繰り上げ返済の翌月、JASSOから返還完了証が送られてきました。奨学金関連のイベントはこれで終わりだと思っていたら、さらにその翌月、JASSOからもう一通ハガキが届いたのです。書類の正体は保証料返戻通知書で、返済免除になった半額分と繰り上げ返済した分にかかっていた機関保証料を、戻していただけることになりました。
返ってきた金額は59,991円と、修士時代に支払った保証料総計73,296円(3,054円×24か月)の約8割に相当する額です。6万円って結構デカいですよ。イワシ缶なら240個分、ハーゲンダッツなら180個分に相当します。戻ってきた保証料でイワシパーティーでもやろうか、と一瞬考えましたが、家中がイワシ臭くなりそうなのでやめておきます。
【アドバイス】懐に余裕があるなら返還開始前に一括返済しておくべき
もし、返還が始まるD1・10月までに全額返済していたら、これまで支払ってきた機関保証料73,296円が満額戻ってきていたはずです。10か月分の月々返済を挟んでしまったせいで、約13,000円分の保証料を取り逃した計算になります。
借金の存在は心を蝕みますし、保証料奪還の観点でも、奨学金は早めに一括返済してしまうほうが得です。懐に余裕のある方は、返還開始前の一括返済をオススメします。





















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