北大博士課程を一年短縮修了した技術開発エンジニアかめです。
情けない話、20歳を過ぎてから体が衰え始めました。25歳になると、その衰えが加速度的に進んでいったのです。歳を重ねるたびにヨボヨボになっていく。今では21時まで起きていられないほど気力が低い。体力維持のため、週に6日ランニングしています。それでも体は衰えてしまう。肉体的な衰えは感じません。内臓とメンタルの機能低下が顕著なのです。
この記事では、25歳を過ぎてできなくなったことを解説します。学生さんや若手社員の方にピッタリな内容です。有意義な人生を過ごすためにぜひ最後までご覧ください。

それでは早速始めましょう!
【飲み会】翌日に大ダメージが残る


25歳を過ぎると飲み会が罰ゲームになります。飲み会後の反動が凄まじすぎて…
飲み会中は非常に愉快です。気心の知れた仲間と話して盛り上がって楽しく過ごせます。大声で笑っている最中、顎が外れる場面も。ちょっと焦ります。アルコールのおかげで痛みが気になりません。
飲み会終了後、何となく”二次会へ行こう”という雰囲気になるでしょう。しかし、二次会へ行きたくても行けません。おとなしく帰ってすぐ寝床につきます。一次会を終える直前あたりから体へのダメージが顕在化してくるのです。疲れて何も話す気力が湧き上ってこない。意識は朦朧。眠たくて仕方がない。脂っこい食べ物が胃の中で揺れて気持ちが悪い。
最もダメージを感じるのは飲み会翌朝。頭が痛くて何も考えられません。目を開けて起き上がるのですら億劫。口の中がネチョネチョして気持ち悪い。おまけに喉が焼けつくように痛い。大声で騒ぎすぎたバチが当たったのでしょう。二日酔いの日なんて最悪。フラフラしながらも洗顔と歯磨きを済ませ、服を着替え、寝癖を直して仕事場に向かいます。
25歳を過ぎてからの飲み会は毎回こんな感じ。飲み会へ行くたびに身体がボロボロになります。”飲みニケーション”と称して飲み会を開きたがる方がいらっしゃるでしょう。アレ、本当にもうお願いだからやめて欲しい。身体がおかしくなってしまう。マジで勘弁してください。
飲み会明けに大ダメージが残るようになった影響か、飲み会へ行くのが億劫になりました。飲み会へ行ってもあまり楽しめません。体力を消耗する辛いイベントと化しました。
【夜更かしと徹夜】3~4日は体調を崩す


学生は「夜行性」と云われています。昼過ぎに起床して大学へ行って、講義やバイトを済ませた後、夜な夜な趣味に耽る。学生時代、私の周りにも夜行性の学生が多かったです。研究室へ昼過ぎに来て、家へ帰るのは日付をまたいでからという子も。私自身、20代前半までは23時ごろまで起きていました。どれだけ遅く寝ても朝早く起きてランニングへ出かけられたのです。
身体を無茶させられるのは20代前半まで。25歳を過ぎたら無茶したくてもできなくなります。
第一、20時ごろからもう眠い笑。飲み会はあくびを堪えての参席となるのです。22時を越したら瞼を開けていられません。23時まで起きているには、好きな女の子と一緒に居るためなど、何かしら大きな理由が必要です。
そんな私でも時々夜更かしすることがあります。考え事をしているとき。ブログ執筆を開始し、作業が捗りすぎたとき。仕事を中断しするとかえって非効率。睡眠時間を犠牲にしてでも働く場面が往々にしてあるのです。
夜更かししたり徹夜したりすると、それから数日は決まって体調を崩します。脳へ霧がかかったような覚束ない状態になる。とてもじゃないけど、仕事になりません。ブログどころか、会社での仕事にも支障をきたす状態。趣味の読書でも視線が文字を上滑りして入り込めない。その時になってようやく「徹夜なんかするんじゃなかったな…」と後悔するのです。
20代前半まではギリギリ徹夜しても大丈夫でした。25歳を過ぎたらもう夜更かしが無理になりましたね。逆に、歳を重ねるにつれ早起きがどんどん得意に。目覚まし時計を使わずとも朝4時半ごろパッと目を覚ませられます。おじいちゃんへの道を着々と歩んでいるようです。私は27歳にして、米寿の祖父より早起きになりました。
【脂っこい食事】カルビやラーメン二郎はもう無理


男子大学生の好物はカルビとラーメン。奴らは食べ物が脂っこければ脂っこいほどテンションを上げて喜びやがります。特に、ラーメン二郎や二郎系ラーメンが好きな学生が多い。一杯食べたらその一日は他に何も食べたくなくなるメガトン級ラーメンをペロリと平らげます。私の研究室には、ラーメンの食べ過ぎで心臓に不調をきたし、精密検査を受けた後輩が居ました。いったいどれだけラーメンが好きなのでしょうか。たとえ命を散らしてでも食べたい至高の味があったようです。
悲しいかな。25歳を過ぎて、脂っこいもの全般を身体が受け付けなくなりました。焼肉へ行ってもカルビは食べません。トントロも無理。匂いだけで吐きそうになります。同じ網で焼かないで欲しいレベル。焼肉屋の前を通り過ぎる際は息を止めなければ気持ち悪くなる。肉屋へ行って食べるものといえば、野菜か、脂控えめでアッサリしたモノばかり。焼肉屋へ行くのもあまり楽しくなくなりました。自炊がますます捗る今日この頃です。
二郎や二郎系ラーメンも厳しいですね。脂少なめか脂抜きぐらいじゃないと食べられません。二郎は背脂を飲むために行く場所。脂抜きなら、それは二郎ではなく一郎。D2の冬、北大最寄りの二郎系混ぜそば屋で脂マシを試してみました。食べている途中に胃もたれを起こし、あわや完食を諦めそうになり、天を仰ぎました。
私は北大入学以来、八年間毎日青魚の缶詰を食べています。親の顔よりもサバの顔を多く見てきた、サバを愛し、サバから徹底的に嫌われた男。サバ缶は魚油が豊富に含まれています。25歳を過ぎるまでは特に何も問題ありませんでした。しかし、25歳を過ぎて以降、魚油が徐々にキツくなってきたのです。あぶらっこいロットの缶詰に当たった時は、顔をしかめながら食べることに。サバ缶毎日チャレンジも終える時が訪れるでしょう。魚の缶詰を食べられなくなったらいったい何を食べたらいいのか…
【90分講義】集中力が続かない。トイレ休憩をはさんで凌ぐ


大学院博士課程に進学すると、8単位分の講義を受けねばなりません。講義はオンラインで受けられるものもあれば、対面開催のみのものもあります。必修講義はありません。どの専攻のどの講義を受けても構わないのです。
いずれの講義を選ぶにせよ、講義は一コマあたり90分あります。学部時代とは講義時間が変わっていないはずですが、妙に長く感じられてしまうのです。集中力が90分続きません。30分ぐらいで限界が訪れ、トイレへ行くついでに少し外で休憩してから教室へ戻ります。講義を終えるたびに疲労困憊。毎日何コマも受けていた学部時代の自身の体力が信じられません。
一番辛かったのが集中講義。一限から五限までのフルコマを三日連続で乗り越えねばなりません。D1の夏に経験しました。どうしても単位が必要で仕方がなく受講したのです。一限はね、まぁ、耐えられます。二限の時点で既にかなりキツいです。お昼休みを挟んで一旦、体力回復。三限は大丈夫。四限は結構辛い。五限は、講師の話が脳を素通りしてしまいます。集中講義では、このように過酷な一日を三日連続で経験するのです。しんどすぎて気を失ってしまいそうになりました。博士課程を修了して講義を二度と受けなくて済みます。万々歳です (*≧∀≦*)
【長時間の勉強】お尻と手首がすぐ痛くなって勉強を続けられない


大学受験生時代、二次試験の直前期は猛烈に勉強しました。一日10時間以上勉強してもヘッチャラだったのです。気分と集中力が高まっているおかげか、いくら勉強しようが全く疲れがたまりません。最長で一日に15時間勉強しました。志望校合格を掴むためなら、なりふり構わずガムシャラに頑張れたのです。
25歳を超えた今となってはどうでしょう。わずか2時間勉強しただけでギブアップです笑。お尻と腰が痛すぎて耐えられません。手首がすぐ腱鞘炎になってしまいます。どれだけ頑張っても5時間が限界。5時間もやったら、二郎系ラーメンを食べたのと同じぐらいの疲労感を覚え、眠たくなるでしょう。
会社での仕事ではまだ不便は生じていません。趣味の読書で少し困ってきました。文字を読み進めるにあたって、集中力が続かなくなってきたのです。一度に読み進められる量が減ってきて、一冊の本を完読するのにより多くの時間を要するようになりました。私は読書の楽しみについて、たくさんの作品や価値観と触れることへ見出しています。読書冊数の減少は、読書する喜びの低下と直結しているのです。本を読んで読書体力をつけようにも難しい。読書体力をつけるための読書体力が減ってきている以上、事態の打開は困難かもしれません。
まとめ:無茶をするなら20歳までに
以上、アラサー会社員の私が、25歳を過ぎてどうなったかについて解説しました。
ランニングを趣味とし、常人よりも体力が優れているはずの私でさえ、身体がガンガン衰えます。まして、運動習慣のない若年層なら、より顕著に身体の衰えを感じるはず。無茶をしたいなら20歳までに。遅くとも20代前半のうちに済ませておきましょう。25歳を過ぎると、無茶をしたくてもできなくなります。身体が衰えてきてから後悔せずに済むよう、やりたいことをリストアップして一つずつ挑戦してみて下さい。
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