週刊オックスフォード§7 バター大戦争に終止符。安全講習のお知らせキタ━(゚∀゚)━!!『1ポンド192円』の衝撃

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【49日目・リア幸65】11/19 (日):家のワンコと戯れる

ラボで18時まで英語の勉強とブログ執筆。すっかり真っ暗になった頃、バスに乗ってCity Centreへと帰還した。今日の夕食はパンと鮭缶。パンに鮭を挟み、塩やコショウ、唐辛子などをかけて食べる。みすぼらしさ極まりないメニュー。意外と美味くて腹が満たされるので外見を気にせずバクバク平らげた。1枚当たりのパンの値段は£0.15 (30円)。それを4枚と鮭缶1個 (£1.75, 330円)で合計500円にも満たない夕食である。明らかに栄養に偏りがある。週に1回アボカドを食べて必要な栄養を摂取する。Amazonで頼んだマルチビタミンサプリメントが来週月曜到着する。コレで半年は体を崩さずどうにか乗り越えられたらいいな。

夕食を食べ終え自室に戻る。すると隣の部屋から夫婦の激しく怒鳴り合う声が聞こえてきた。ちょっと何を言っているのか分からないから仲裁に入るのも極めて困難。互いが互いの声に被せて何かを強く主張しているようだ。英語学習の効果は何処へ。怒鳴り合うシチュエーションまではYouTubeで学習していなかったな…

人が怒鳴り合うのを聴いていたら、徐々に私自身が怒鳴られているような気になってきた。もしかしたら本当にそうなのかもしれない、「何であんな日本人をウチの家に受け入れたんだ、お前ってやつは!!」的な。そうじゃないことを神に祈りつつ、自室を飛び出しリビングへと避難。ここなら少しは声が届かず心安らかに過ごせそうだ。

ソファーに座ろうとした所、お尻の下に犬が気持ち良さそうに寝ていてあやうく潰すところだった。ランニングで鍛えた健脚を活かして犬への着陸をどうにか回避。犬の隣に腰を下ろす。「あぁ、お前か」とコチラを見てきた。互いに頭を下げて挨拶。気が済んだのか、犬はごろりと再び横へ寝転んだ。

このワンコ、女の子である。しかも非常に人懐っこい。私に対する警戒心はゼロ。(少しは警戒したらいいのに…) とこの子の無邪気さが心配になってくるほど。ワンコと同じぐらい私に懐いてくれるヒトの彼女が居て欲しいものである。(帰国後、何かの間違いで彼女ができないかな…) と虚空を見上げてぼんやり夢想。

私の気持ちを察知したのか、このワンコ、突然仰向けになってこちらをジーっと見つめてきたではないか。「オイお前。暇なら撫でて^ ^」と言い出さんばかりの脱力ポーズ。「可愛いなぁ…」とワチャワチャ撫でる。毛が柔らかい。体が温かい。犬も撫でられ気持ちが良いのかウットリしているように見える。ためしに突然撫でるのを止めたら、「えっ、もうおしまいなの…?」と言わんばかりな悲しい顔に。「ごめんごめん、悪かったよ…」と両手で再び愛撫を再開するのである。

犬にすら散々弄ばれている我が心情。人間の女性を相手に堂々と振る舞えるのは遥か遠い未来のことかもしれない。

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