4泊5日エディンバラ旅行!ロンドンから空路で世界遺産の街へ

こんにちは!札幌と筑波で蓄電池材料研究をしている北大工学系大学院生のかめ (D1)です。2023年11月現在、英国・オックスフォード大学へ長期私費留学しています。

この記事では、滞在地・オックスフォードからスコットランド・エディンバラへの旅行体験記をお送りします。

  • エディンバラへの観光をお考えの方
  • オックスフォードからエディンバラへのアクセスをお調べの方

こうした方々にピッタリな内容なので是非最後までご覧ください。

かめ

それでは早速始めましょう!

目次

1日目 (11/9, 木):オックスフォードからスタンステッド空港へ

【Schedule】
・18:00~20:10 オックスフォード→ヴィクトリア・コーチステーション
・21:00~22:30 ヴィクトリアコーチステーション→スタンステッド空港

ヴィクトリア・コーチステーションへ

17時ごろから行動開始。ホームステイ先の家を飛び出しバス乗り場のある市街地の方へ。何か旅のお供が欲しい所。手ぶらで行ったら必ず暇を持て余すだろう。本屋で書籍を物色する。洋書はどれも面白そうに見えてしまうからどれか一つを選ぶのが難しい。とはいえ全部が全部面白いわけじゃない。自分と合わない作品を読んでも面白くなくて絶望させられる。カズオ・イシグロのNever Let Me Go (私を離さないで, £9.99)を旅行に持って行こうと決めた。知っている作品を選べばとりあえず本選びを間違えずに済む。

雨の降りしきるCity Centreを歩いてバス乗り場まで行く。…寒い。気温が低くて手がかじかむ。こんな時に限ってどうして時間に余裕を持って到着したのか。寒空のもと、何十分も外で待っていたら体がキンキンに冷えてしまう。じっと待っていたら凍っちゃいそう。バス停前で右往左往して体が冷えないよう動き回る。

出発時刻の18:05ごろ、ようやくバスに明かりが灯った。暖房の効いたバスの中へ早く入って暖まりたいものだ。今回乗るバスはロンドン・ヴィクトリアコーチステーション行き。所要時間は2時間ほど。途中停車駅は4駅だけだ。ロンドンとオックスフォードを£20で往復可能。電車よりも断然バスの方が安く移動可能。

18:15ごろバスに搭乗。暖かい…まるで天国のように感じる。座席はフカフカ。足元は広々。”動くホテル”とはこのことかもしれない。18:20、オックスフォードを出発した。空腹を満たすべく、リュックサックから夕食のサンドイッチセットを取り出して食べる。Sainsbury’sで買ったこちらのセット、サンドイッチと飲み物とスナックで合わせて£5 (900円)。日本で買うより遥かに高いが、イギリスで外でディナーを摂ったら£20 (3,600円) 以上かかっちゃうので、外食よりもスーパーで買って食べる方がずっと安上がりなのだ。

スタンステッド空港へ

ちょうど2時間でヴィクトリア・コーチステーションに到着。思ったよりもあっという間。乗り心地が極上だったためか。コーチステーション内は人でごった返していた。イギリス各地へ向かう夜行バスがここから次々と発つためだ。二酸化炭素で充満した建物内に居続けたら気分が悪くなる。バスセンターの外をブラブラ歩いてあまった時間をすりつぶす。

スタンステッド空港へ連れて行ってくれるバスは21時の出発予定。発車15分前から出発ゲート前で待機し様子を伺う。定刻5分前から搭乗開始。乗客は…アレ、私だけ?”乗るバスを間違えてしまったんじゃないか”とバスの外に出て行き先をチェック。…合っているな。てことは本当に自分一人だけのバス旅なのか。

バスの乗客が皆無だった理由は空港に着いてすぐに分かった。スタンステッド空港から深夜に出発する便がゼロなせいである。羽田やヒースローなど超大型空港だったら24時間ひっきりなしに飛行機が離発着する。スタンステッドは伊丹やセントレアなど中型規模の国際空港なので深夜に飛行機を飛ばす必要がない。

今日は空港内で野宿。明日早朝の便へ乗るため空港外のホテルに泊まる時間的余裕がないためである。空港内を散策する。座って寝られそうなベンチが見つからない。羽田やヒースローには極上の寝心地なベンチがたくさん置いてあった。スタンステッドは長時間の滞在を想定していないためか、そもそもトイレや座るための椅子などアメニティーが極端に少ない印象だった。今日は床へ横になるしか他に術がなさそうだな。持って来ていたタオルを敷き、その上に身を横たえ束の間の休息をとった。

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