こんにちは!札幌と筑波で蓄電池材料研究をしている北大工学系大学院生のかめ (D1)です。2023年10月2日から翌年3月30日まで英国・オックスフォード大学へ研究留学しています。
この記事では、イギリスの一都市・オックスフォードの良い所を5つご紹介します。
- イギリスやイギリス観光に興味がある方
- オックスフォードへの留学を検討中の方
- 現地に住んだ人の生情報を入手したい方
こうした方々にピッタリな内容なので是非最後までご覧ください。
それでは早速始めましょう!
ロンドンよりも断然治安が良い
オックスフォードは治安の良い街です。イギリス国内の都市においてもトップ3に入るほど。オックスフォードの少し郊外にあるCowley (カウリー)という地域に限っては治安がやや悪め。バスセンターや電車の駅のあるCity Centre (中心街)では安心して過ごせます。私自身、太陽が顔を出していない早朝と夕方にCity Centreを通って大学へ向かっています。けれども、変な人から声を掛けられたり危ない目に遭ったりしたことは留学中にまだ一度もありません。女性が夜に一人で歩いている姿もチラホラ見かけられるほど。日本とほとんど同じぐらい安心して過ごせる都市だと思って良いでしょう。
首都・ロンドンでは移民の増加で治安が荒れに荒れています。高級住宅街のNotting Hill (日本の兵庫・芦屋や東京・自由が丘に相当) でさえもが落書きや犯罪のにおいがするぐらい。スリや強盗、殺人といった犯罪も増加傾向にあるようです。大都市を隠れ蓑にし、弱者を狙った犯罪者がそこら中を蠢いているのが現状であります。ことオックスフォードに関しては現状、日常生活で危険を全く感じません。海外で生活をするのであれば犯罪への警戒を怠ってはいけないものの、”いつ犯罪に巻き込まれるか…”とビクビクしながら過ごさなくても構わないということです。
留学生や観光客が多くて賑やか
オックスフォードは学問の都。オックスフォード大学を中心に過去数百年間、世界の最先端で人類の知見をパイオニアとして切り拓いてきました。”オックスフォード大学の学生”と思われる若者がそこ等にうじゃうじゃ居ます。”○○カレッジ”と胸元に書かれたウェアを着ていれば学生さんです。ちなみにオックスフォード大学には全部で38ものカレッジがあります。各カレッジがそれぞれ独立して一つの大学みたいになっているので、実質、オックスフォードに38個の大学があるのとほとんど同じです。
オックスフォードは観光都市。大学自体が観光地だし、有名な博物館や他の観光名所があるので人がたくさんやって来ます。大学生と観光客、それに地元住民が混ざり合うCity Centreは活気があってもの凄く賑やか。特に夜!キラキラと輝くイルミネーションを背景に会話がそこら中で飛び交うのです。歩いているだけでたちまち元気に^ ^ イギリス人は街をニコニコ笑って歩いている人が多く、彼らにつられてコチラまでもがニコッと笑顔にさせられます。
ロンドンからのアクセスが抜群
オックスフォードは大都市・ロンドンからのアクセスが抜群に良いんです。電車だったらパディントンから1時間ほど、バスでもヴィクトリア・コーチステーションから2時間ほどで到着します。日本からイギリスへ飛ぶとき降り立つヒースロー空港からも1時間程度。乗り換えなしで一発でオックスフォードへ着くから本当に便利です。特に長距離バスの利用が便利。運航本数もたくさんあるし、何と言っても格安で移動できるから。オックスフォード-ロンドン間を£20で往復可能。電車なら2倍~3倍程度のお金を要しますので、出費を抑えつつ移動したいなら断然、バスがオススメです♪
ちなみにイギリス人は長距離バスのことを「Bus」ではなく「Coach (コーチ)」と呼んでいらっしゃいます。Bus centerではなく”Coach station”。バスに乗る際は看板や標識に記された”Coach”という文字をお探し下さい。
Amazonの商品が注文翌日に届く
日本と同様、イギリスにおいてもAmazonにはホンマに助けられています。書籍や衣類、スーパーでは手に入らぬ食べ物などをワンクリックで買えるAmazonは便利。Amazon JPは使えないのでAmazon UKへ会員登録する必要が。登録費は年間£79、月払いなら£7.9とのこと。この登録費、Amazon JPよりもかなり高いです。日本は楽天やZOZOTOWNといった他の通販サービスがあるので価格競争のため登録費が下がっているものの、イギリスではこうした便利な他のサービスがないのでAmazonの独壇場、やりたい放題といった形 (*三木谷さん、前澤さん、ありがとうございます!)。
登録料への不満こそあれ、商品の到着する速さには助けられています。オックスフォードに住んでいると、注文した商品が発注翌日に手元へ届くのです!札幌に住んでいる時は3~4日待つのが当たり前。それが僅か一日で到着するなど青天の霹靂、ちょっと早すぎやしないでしょうか。早さの秘訣は立地にあります。オックスフォードのすぐ近くにAmazon UKの巨大商品倉庫があるのです。おそらく両者は50kmも離れていないはず。あそこからならわずか1日で商品が届くのもナルホド道理というわけです。
スーパーや外食屋、その他お店が充実
オックスフォードでは正直な所、生活に何ら不便を感じていません。必要なモノがあればAmazonで一両日中に揃えられますし、普段の衣食住についてもほぼ日本と同様の快適な生活を送られています (←物価はかなり高いですがね…)。特に助けられているのが『食』。街の至る所にスーパーがあって便利。青いマークが目印のTESCO (テスコ)、オレンジ色の看板でおなじみSainsbury’s (セインズベリーズ)の二台巨頭には日々お世話になりっぱなし。朝7時から夜11時までほぼ毎日、長時間営業しています。ちなみに私はTESCO派です。”テスコ”という名前の響きのダサさを死ぬほど愛してやみません。
オックスフォードのスーパーでは日本の料理をほとんど取り扱っていません。もしも日本食を食べたくなったら外食屋の『Wasabi (わさび)』か『itsu (悦)』に駆け込みましょう。Wasabiではツヤツヤ玉のように光る白米を用いたカツカレーを食べられます。店員さん曰く「白米はオーストラリア産だ」ということで、日本の食材を使った純粋な日本料理は諦めた方が良さそう。itsuでは美味しい巻き寿司やうどんなど、Wasabiより日本っぽいものを食べられます。両方ともオックスフォードを始め、イギリス国内で何十店舗も展開している大型チェーンです。
イギリスでは外食の際に20%もの消費税が掛かります。スーパーで買って食べるより割高なので、予想以上の出費になるかもしれない点にはくれぐれもご注意を!
最後に
実際に住んでみて分かったオックスフォードの魅力5選は以上になります。オックスフォード留学する方や現地の生情報を知りたい方の参考になれば幸いです。
1週間後、コレとは反対に『オックスフォードのイマイチな所』を4つご紹介します。そちらの方も併せてご覧ください。
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