ロンドンより断然治安が良い

オックスフォードは治安の良い街です。イギリス国内の都市の中でもトップ3に入るくらい安全だと言われています。少し郊外のCowley(カウリー)あたりはやや治安が落ちるものの、バスセンターや駅のある中心街は安心して歩ける雰囲気があります。
私自身、太陽が出ていない早朝や夕方に中心街を通って留学先へ向かっていました。変な人に絡まれたり危ない目に遭ったりしたことは、留学中に一度もありませんでしたね。夜に女性が一人で歩いている姿もちらほら見かけるくらいで、日本と同じ感覚で過ごせると思って差し支えないと思います。
一方、首都ロンドンは移民の増加で治安が荒れています。高級住宅街のNotting Hill、日本でいえば芦屋や自由が丘に相当するエリアでさえ、落書きや犯罪の気配が漂うほど。スリ、強盗、殺人といった犯罪も増加傾向にあるそうです。大都市を隠れ蓑に弱者を狙う犯罪者が、それなりの数で蠢いているのが現状です。
オックスフォードに関しては、日常生活で危険を感じる場面はほぼありません。海外で暮らす以上、警戒心を完全に解いてはいけませんが、いつ犯罪に巻き込まれるかとビクビクしながら過ごす必要はないという意味で気持ちが楽でした。
留学生や観光客が多くて賑やか

オックスフォードは学問の都で、オックスフォード大学を中心に、数百年にわたって人類の知見を最前線で切り拓いてきました。街にはオックスフォード大学の学生らしき若者が多く歩いていて、胸元に「○○カレッジ」と書かれたウェアを着ている人をよく見かけます。
オックスフォードは観光都市でもあります。大学自体が観光名所ですし、有名な博物館や見どころも多く、世界中から人がやってきます。大学生と観光客と地元住民が混ざり合う中心街は、とにかく活気があって賑やかです。
オックスフォードの夜は、街並みが素晴らしい。キラキラ光るイルミネーションを背景に、あちこちで会話が飛び交っています。歩いているだけで気分が上向いてきますよ。イギリス人はニコニコ笑って街を歩いている人が多いので、こちらまで自然と笑顔になってきます。外を歩くだけで幸せになれるのがオックスフォードという街でした。
ロンドンからのアクセスが抜群

オックスフォードは、大都市ロンドンからのアクセスが非常に良いのです。電車ならパディントン駅から1時間ほど、長距離バスでもヴィクトリア・コーチステーションから2時間ほどで到着します。日本からイギリスへ飛ぶときに降り立つヒースロー空港からも1時間ほどで、乗り換えなしの一本で着けるのが本当にありがたい。
長距離バスは運航本数が多く、何より格安で移動できます。オックスフォード〜ロンドン間が往復20ポンドで済んでしまうのです。電車だと2倍から3倍はかかるので、出費を抑えたいなら迷わずバスを選ぶべきです。お金を節約したい留学生にとっては命綱のような存在でした。
ちなみにイギリス人は長距離バスをBusではなく「Coach(コーチ)」と呼びます。だからバスセンターもCoach stationです。バスに乗るときは、看板や標識の「Coach」の文字を探してください。
Amazonの商品が注文翌日に届く
日本と同じく、イギリスでもAmazonには本当に助けられました。書籍、衣類、スーパーでは手に入らない食材などをワンクリックで買える便利さは、海外暮らしのストレスをかなり軽減してくれます。
イギリスではAmazon JPが使えないので、現地でAmazon UKに会員登録する必要があります。登録費は年間79ポンド、月払いなら7.9ポンド。日本のAmazonよりもかなり高い設定です。日本には楽天やZOZOTOWNなど競合する通販サービスがあるので価格競争で会費が抑えられているのに対し、イギリスにはそういった対抗馬がほぼ存在しないので、Amazonがやりたい放題なのでしょう。三木谷さん、前澤さん、ありがとうございます。
会費への不満はあれど、配送スピードには本当に助けられました。オックスフォードに住んでいると、注文した商品が翌日に届くのです。札幌に住んでいたときは3〜4日待つのが当たり前だったので、翌日着の通知が来たときは目を疑いました。
実は、オックスフォードのすぐ近くにAmazon UKの巨大倉庫があり、おそらく50kmも離れていません。だから配達が爆速なんですね。
スーパーや外食店、各種お店が充実

オックスフォードでの生活に、不便はほとんど感じませんでした。必要なものはAmazonで一両日中に届きますし、衣食住に関しても日本とほぼ同じ快適さで過ごせます。物価はかなり高いですが。
食事にも不自由しませんでした。街のあちこちにスーパーがあり、青いロゴが目印のTESCO(テスコ)と、オレンジの看板でお馴染みのSainsbury’s(セインズベリーズ)が二大巨頭として君臨しています。朝7時から夜11時までほぼ毎日営業していて、頼り甲斐があります。私はTESCO派です。テスコという名前の響きのダサさを、死ぬほど愛しているからです。


オックスフォードのスーパーでは日本食材をほとんど扱っていません。日本のものが恋しくなったら、外食チェーンのWasabi(わさび)かitsu(悦)に駆け込みましょう。
Wasabiではツヤツヤ光る白米のカツカレーが食べられます。店員さん曰く米はオーストラリア産だそうで、純粋な日本料理を期待するのは諦めたほうが無難です。itsuのほうは巻き寿司やうどんが美味しく、Wasabiよりも日本らしい味に近づきます。両店ともイギリス国内に何十店舗も展開している大型チェーンで、見つけるのに苦労はしません。
ひとつだけ注意点をお伝えすると、イギリスでは外食に20%もの消費税がかかります。スーパーで買って食べるより明らかに割高になるので、想定以上に出費がかさむ点には気をつけてください。
最後に
実際に住んでみて感じたオックスフォードの魅力は以上の5つです。
治安が良くて夜も歩ける、街は学生と観光客で常に賑わっている、ロンドンへも空港へも一本で行ける、Amazonは翌日着、スーパーも飲食店も揃っている。並べてみると、留学先としてはかなり恵まれた環境だったのだと改めて気づかされます。
来週は逆に、オックスフォードのイマイチなところを4つご紹介する予定です。良い面と悪い面の両方を知っておくほうが、現地で「こんなはずじゃなかった」と思わずに済むはずですので、そちらも合わせて読んでもらえると嬉しいです。


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