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- 【67日目・リア幸30】12/7 (木)：懸案事項が全て解決。ココでまさかの実験開始、かと思ったが
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【67日目・リア幸30】12/7 (木)：懸案事項が全て解決。ココでまさかの実験開始、かと思ったが
放浪開始予定の3週間前に事態が急変した。なんと、実験開始を妨げていた懸案事項が全て一挙に解決したのだ。これまで私の前には下記3つの壁が立ちふさがっていた⇩
- 実験装置の故障＆実験器具の行方不明
- 実験試料の未到着
- 安全講習の未受講
どれ一つとして直ちに解決できそうなトラブルが無さそうに思える。
実験装置の故障についてはあっけなく直ってしまって解決。少々動きは悪いが決して実験できなさそうな酷さでもない。行方不明だった器具はラボ中を漁って遂に発見した。「何でこんなワケわからん所に置いてんねん！」と罵るほどの僻地にあった。整理整頓が悪すぎる。国研で入り浸らせてもらっている研究室と同じぐらい、いやそれ以上に汚い。器具を使いたくても汚かったらすぐに使うことができないじゃないか。何考えてんねん、ハナクソフォードは。ちょっとは北大の我が研究室を見習ってくれ。
次に、待っても待っても届かなかった実験試料が遂に今朝ラボに到着した。2か月待ってようやく届いた。待ちくたびれたぜ、ホンマによぉ。2か月あったらカップラーメンを何個作れるんや？って話。うまい棒なら何本食える？一日15本食ったら2か月で1,000本は軽く食えてしまう計算。それだけ多くのカップ麺やうまい棒を食べる機会を損失したのだ。実験ができずにイライラを募らせ体までおかしくなってしまった。
最後に安全講習について。 先々週、係の方から「Specialな講習を受けてね」と宣告された。とはいうものの、”そういえば誰からも「○○と△△の講習を受けておいてね」と指定されていないじゃないか”と思い至った。コレってもしかして受けなくていい…？受けなくていいよな、だって指定されていないのだもの。受けずに何か文句を言われても「”どれを受ければいいか？”と聞いてもアンタら、何も教えてくれへんかったやん♪」と言えば良い。知らん。何が起ころうともう知らん。そんな危ない実験をするわけじゃないし、重大な事故など起こりようがない。
①～③の懸案事項が己の前から取り払われた今、私の実験を妨げるものはもはや何らないワケだ。つまり、実験ができるってこと。待って待ってまたまた待って、ようやく実験するチャンスを得られた。ハナクソフォード大生に我らが北大生の力を見せつけるときだ。お前ら、英語がペラペラ喋られるからってムシャムシャバターを食いやがって… 目には目を、バターにはバターを、だ。バターを顔に塗りつけるのは流石に少し (”少し”、だ) 可哀そうなので、鬼神のごとく血眼で実験へ励む姿に腰を抜かさせることでもって報復とする。
”よぅし、実験だ”と用意に取り掛かろうとした矢先、ラボでとんでもない大事件が勃発した。その模様を次のページにて解説しよう。
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