ミソフォニアの人間がストレス少なく飛行機に乗るコツ

こんにちは!国内旅行業務取扱管理者のかめです。高校生以来、特定の音に対して強い嫌悪感を覚える『ミソフォニア (音嫌悪症)』という病気と闘っています。

ミソフォニアの方。乗り物へ乗る際に恐怖感を覚える方が大半を占めるのではないでしょうか?私自身、”周囲からいつ嫌な音を発されてしまうか…”とビクビクしながら乗っていますもの。長距離移動の為、飛行機やバス、新幹線などへはどうしても乗らざるを得ません。仕方なく乗りはするものの、乗り終えた後は疲労を感じてグッタリとしてしまいます。

この記事では私の実体験を踏まえ、ミソフォニアの方がストレス少なく飛行機に乗るコツをご紹介します。

  • 乗り物に乗るのが怖いミソフォニアの方
  • (飛行機に乗るの、嫌だなぁ…) とお困りのミソフォニアの方

こうした方々にピッタリな内容なので是非最後までご覧ください。

かめ

それでは早速始めましょう!

目次

【空港内】展望デッキで飛行機を見てテンションを上げよう♪

(音に対して嫌悪感を覚えない時ってどのような場面かな…?)と想像してみます。私の場合は気分が良い時、つまりテンションが上がっている時は音にさほど振り回されません。鼻をすする音が耳や頭に入ってもテンションがそれをかき消してくれる感じ。多少の嫌悪感はあります。しかし、平常時ほどの強さではありません。

”これから乗り物へ乗る”となったらブルーな気分になりますよね。そこでググっと気分を高めるべく、空港に着いたら展望デッキに行って飛行機をジーっと観察しましょう。銀色の翼を広げ、大空へ次々と羽ばたいて行く飛行機を見る。…少しずつワクワクしてきませんか?私はいつまでも眺めていられるほど飛行機の離陸姿に気分が高揚するのです。展望デッキでは旅客機のエンジン音が常に大きく鳴り響いています。たとえデッキで周囲の誰かから不快な音を発されても、そんなのほとんど気にならないほど喧しく鳴り響いている。ミソフォニアの方が空港内で一番安心して過ごせるのは展望デッキ。冬の寒さ、夏の暑さには十分注意してデッキでお過ごしください^ ^

【搭乗前】保安検査場を締め切り1時間前に通過

次に飛行機搭乗前のテクニックを伝授。保安検査場を通過締め切りの1時間程度前にくぐり抜けて下さい。通過後、ご自身が登場する飛行機のゲート前にある椅子で寛ぎましょう。1時間程度前なら乗客はまばら。ほとんど人が居らずに静か”嫌な音を発する人と出くわす可能性が限りなく低い”ということ。『発作が生じにくい』というだけでかなり安心できますよね♪

最初は静かだった搭乗ゲート前も、搭乗時間が刻々と迫るにつれて徐々に賑やかに。不快音と出くわす可能性が少しずつ高まっていきます。そこでベンチを立たないように。座って深呼吸して冷静になりましょう。耳や体を音に慣らすのです。これから数時間程度、機内で一緒に過ごす人々固有の音に慣らします。人の顔は十人十色。ならば発する音も千差万別のはず。徐々に増加する音量を少し我慢して聴き続けましょう。やがて体が環境に適応して苦しみが薄れてくるのを感じ取れるはず。

頻繁に鼻をすすっている人 (“Aさん”とします) の音も聞いておきましょう。「反応しちゃダメ、反応しちゃダメ…」と自分に言い聞かせながら無心で耳に入れておく。もしもAさんが近くに座っても、事前に音を聞き免疫を作っておけば飛行中、おそらく耐えられるはず。搭乗前のひと工夫で機内での快適度が著しく変わります♪ 搭乗前、どうしても耐えられなくなったら無理せず現場を離れてください。遠くに座り、(Aさんが近くに座りませんように…)と祈るしかありません。

【飛行機内】エンジンのすぐ横の窓側座席に座る。ノイズキャンセリングイヤホン/ヘッドホンを付ける

飛行機の中で座る座席はエンジンの真横がベストです。席が2席程度エンジンの前後でも特に問題ありません。窓側座席を指定しましょう。中央席や通路側は駄目。自分の周囲を囲む人の数が窓側より3人多いですから。座席の位置にこだわる理由は、不快音をエンジン音で打ち消して貰える効果を最大限に見込みたいため。エンジンに近ければ近いほど大きなエンジン音が聞こえ、音にビクビクさせられる不安をそのぶん抑えられるのです。窓側座席なら窓を眺めて適宜、気晴らしさえも可能。音に困ったらきれいな空を眺めて心を洗って下さい♪

”念には念を”ということで、飛行中はイヤホンやヘッドホンを着用しておきましょうノイズキャンセリング機能が付いたヤツを着けて音には万全の備えを。ノイズキャンセリングイヤホン/ヘッドホンは飛行機のエンジン音を打ち消します。(じゃあ不快音は打ち消されないの…?)と不安になるかもしれません。大丈夫、そこはご安心を。不快音はエンジン音に打ち消され、エンジン音はイヤホン/ヘッドホンに打ち消されます。我らが耳元は何の音さえも入らない『安寧の境地』というワケです。本当に安らげて幸せになれます。皆さんもどうぞお試しあれ^ ^

【着陸後】皆が降り終えてから降りる

着陸後、シートベルト着用サインが消えると乗客が一斉に立ち上がります。”我先に”と荷物を下ろして飛行機から降りようとするのです。ミソフォニアの方、少し待ちましょう。皆が降り終わるまで待とう。人の密集地帯では嫌な音を至近距離で食らうリスクが激高です。せっかく飛行中に楽な気分になってもたちまち気分が下がっちゃいます。皆が降り終え、混雑が解消されたらゆっくりと席を立ちましょう。CAさんにスマイルを貰って愉快な思いで締めくくるのです。

最後に

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