- 【78日目・リア幸20】12/18(月):激高
- 【79日目・リア幸10】12/19 (火):ラボへの最終通勤日
- 【80日目・リア幸20】12/20 (水):ラボで食べていた昼飯の紹介
- 【81日目・リア幸10】12/21 (木):家で食べていた夕食の紹介
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【79日目・リア幸10】12/19 (火):ラボへの最終通勤日
研究所全体が12/20付でクリスマス休暇に突入する。休暇中は施設に入りたくても入られないらしく、今日が留学生活におけるラボへの最後の通勤日ということに。
ラストに相応しい最高の雨模様。ビックリするほどの大粒の雨が地面を終日叩きつけた。ラボに対する思い入れは無い。だって何も起こらなかったのだから。バターを食われ、ハエに襲われ、チャイナ人ポスドク女性にこき使われただけ。ラボのボスとの研究に関するミーティングは結局一度しか出来なかった。おそらく避けられていたのだろう。”テキトーに半年あしらい続けたらアイツも帰るしかないだろう”と。コレがイギリスの誇る騎士道の正体か。私はいったい何を期待してイギリスへの留学を決断したのだろうか。一年前の自分が見たらきっと泣いちゃうだろうな。”留学へ行く”という選択はしなかったと思う。
何も起こらなかったラボでの滞在に42万円『費やした』のがこの3か月間の全て。どれだけ虚しく悲しい時間だったか、同じ経験をした人にしか分からぬ留学の壮絶な現実だ。こんなカッコ悪い結末を私だってわざわざブログに書きたくはない。ネット上に転がっているのは綺麗な話が大半なので、私のようなドス黒い体験談もネット世界に放り込んでおかなきゃ、「留学」という煌びやかな言葉の印象に騙され泣きを見る人が現れるだろう。留学を希望する皆さん、行き先はくれぐれも慎重に選ぼうね。海外にも私の通ったような変なラボはあるんだからさ。日本のラボの方が遥かにマシな場合だってある。私みたいに実験ノートが白紙のまま帰るようなら行く意味が無いし膨大なお金と時間の無駄になってしまうからね。他人のお金で行くならまだしも、自分で稼いだお金で行ったら立ち直れないほどのダメージを負うよ… そう、何を隠そう私のことなのだけれども。
始発のミニバスで8時にラボ着。パソコンで10時間程度作業し、終発のバスでCity Centreへ19:30に到着した。TESCOで度数40%のウィスキーを購入。あと10日間、毎日飲んでベロベロに酔っ払ってやる。酒でも飲まなきゃ到底やっていられないよ。あぁ、疲れた。やっとラボへ行かなくて良くなるのか…
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