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【88日目・リア幸95】12/28 (木):思い残すことはもう無いか?
オックスフォード大学留学はひとまず今日でひと区切り。明日からはユーレイルパスを使って欧州全体を周遊してくる。『ラボの実験環境が整うのを待つため時間つぶしする』という建前。おそらく3か月経とうが状況は好転しないだろうから、実質、コレがオックスフォード大学との決別の日となる。ラボでの記憶があまりに薄すぎて大学との別れが寂しくない。もう少し悲しませて欲しかったわ。なんでスキップしながら喜んでいるんだよ笑。
その反面、オックスフォードの街との別れは結構胸に来るものがある。この3か月間でオックスフォードが心から愛してやまない街になった。ハリー・ポッターへの憧れを秘めて日本からはるばる飛んできた。映画の世界観そのままの歴史ある街並みに幻惑され、街を散歩している時はまるで夢を見ているかのような心地良さだった。ハナクソフォードなんて言ってごめん。鼻くそは君ではなくてハナクソフォード大学の方だったわ。ちゃんと謝っておかなくちゃな。大好きな街の名誉のために。
思い残すことはもう無いか?今日が人生最後のオックスフォード訪問だとしても悔いは無いか? …ある。せめてほんの少しでいいから研究をさせてもらいたかった。知的な雰囲気溢れるこの街で少しでいいから科学者ごっこをしたかった。ラボ選びを間違えちゃったよな。あんな崩壊寸前のグループを選ばなけりゃ今ごろ爆速で研究を進められていただろうに。取り返しのつかない失敗をした。”良い勉強をさせてもらいました”と割り切って捉えるより他にない。
最後の晩餐はスペシャルメニュー。卵かけ玄米ご飯にアボカド、バナナ、そしてウインナー。過熱が少し甘かったのか、ウインナーの中心部分がほんの少しだけ赤かった。まぁ、少しなら大丈夫だろう。ジャガイモの芽を食べても死ななかった私の胃袋をもってすれば問題ない。アボカドは過去一番の当たり商品だった。種が小さく、可食部が大きく、アボカドに「種デカすぎだろ!」と突っ込まずに済んでひと安心。
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