【大学受験浪人体験記2016】京都大学農学部に落ちてから北海道大学総合理系へ合格するまでの一部始終

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浪人生活・冬

12月:センター試験対策開始

センター試験の足音が聞こえ、最後の気力を振り絞った。4月や5月みたいにバリバリ頑張るのは無理だったが、今できるベストの努力をしようと、苦しいなりにもがきまくった。

センター試験でしか使わない日本史の勉強に追い込みをかけたり、物理や化学などセンター特有の問題形式に慣れるべく、過去問を25年分解いたり。一番力を入れたのが英語だ。昨年度は筆記試験で144点しか取れずに足を引っ張ってしまったから、今年はせめて9割は取ろうと、英語も25年分演習し、一日に一度は過去問を通しで音読した。

もうガソリンが残っていないのに走らされる車の如く、フラフラになりながら演習をする。ひと科目解くだけで集中力が底をつき、積み上げた赤本を眺めては「もう勘弁してくれよ」とつい弱音が漏れた。ガス欠の車にはロードサービスがある。気力が切れた浪人生には、何もない。

それでもどうにか踏ん張れたのは、前年度の二の足を踏むまいという意地のおかげ。後には引けない、絶対に負けられない戦いなんだと、挫折しそうになるたびに呟いていた

1月:センター試験763/900。国語でまさかの114点

二度目のセンター試験は、広島大学での受験。前日に最寄りのJR西条駅前に泊まり、降雪で鉄道が止まっても受験できる万全の態勢を築いておいた。同じホテルには塾でよく見かけた顔が大勢宿泊していて、たしか隣の部屋も知り合いだった。まるで予備校にいるみたいだなぁと、妙な居心地の良さを覚えた。

翌日・翌々日と、2日連続でセンター試験。待ってましたとばかりに大雪が降り、交通ダイヤが乱れに乱れて、試験開始時刻が大きく遅延した。試験自体は全科目会心の出来で、初っ端の日本史からラストのリスニングまで、集中力を途切らせずに臨めた。

ところが自己採点してみると、763/900(84.7%)しか取れていなかった。戦犯は国語で、なんと114/200と、過去最低点の出来。手応えは素晴らしかったのに、ボロボロと点数を落としていた。特に古文は4点だった。懸命に古文単語を覚えたにもかかわらず、まるで点数に反映されなかった。

国語の採点中は腕が震え出し、どんだけ点数落とすんや… と、冷や汗が滝のように出てきた。しまいには、あまりの不出来に笑えてきた。「なにが114(いいよ)だよ、ふざけんなよ」と一人でツッコミを入れていた。

ちなみにセンター試験の成績は、
・日本史:92/100
・国語:114/200
・英語 (リーディング):186/200
・英語 (リスニング):48/50
・数学IA:96/100
・数学IIB:100/100
・化学:92/100
・物理:82/100
だった

2月:復習メインで二次試験対策

センター試験の成績をもとに、出願校を絞り込んだ。

  • 前期:北大
  • 中期:大阪府大(現:大阪公立大)
  • 後期:センターのみで合否が決まる大阪府大
  • センター利用:関学大(経済)、同志社大(法・法)など

出願後は、北大合格に向けて二次試験用の勉強を行った。北大に特化した対策はせず、これまでやってきたテキストや問題集の復習をメインに、知識の抜け漏れを確認していった。正直なところ、気力を使い果たしていたせいで、新しいことに手を出す余裕がなかった。手を広げてもモノにならないまま受験を迎えるのは絶対に避けたかったし、だったらやらないほうがマシだと考え、復習に専念した。

唯一、数学は北大数学50年なる分厚い本を買って演習した。もっとも全問は解かず、苦手な複素数と数列、それに論証問題をつまみ食いした程度である。

試験の一週間前からは、時間を計って5年分の過去問演習を行った。

  • ちゃんと北大形式に対応できるか?
  • 時間制限内に解答し終えられるか?

など実戦的な側面から自己分析し、全年度・全科目とも制限時間内に解き終えられることを確認。絶対に合格するぞと気持ちを高めて、試験二日前に札幌へ飛び立った。

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