JASSO第一種奨学金返済半額免除で貰った100万円をどう使ったか

こんにちは!札幌と筑波で蓄電池材料研究をしている北大工学系大学院生のかめ (D1)です。修士課程在学中にJASSOから借りていた第一種奨学金の返済が半額免除となりました[感想記事]。この記事では、返済せずに済んだ奨学金100万円をどう使うか/使ったかについて書いていきます。

  • 奨学金の使い方に興味がある方
  • 奨学金を借りたは良いものの持て余してしまっている方

こうした方々にピッタリな内容なのでぜひ最後までご覧ください。

かめ

それでは早速始めましょう!

目次

返済せずに済んだ奨学金100万円の使い道

奨学金100万円の使用用途は以下のようになりました⇩

それぞれについて以下で詳述します。

内訳

80万円:つみたてNISA

奨学金の大部分を積み立て投資に充てました。用いた制度は『つみたてNISA』。年額40万円を20年間コツコツ積み立て、株の売却で得られた利益を非課税にて享受できるシステムになります。投資を始めたのはM1の7月。奨学金の返済が半額免除になるのを見越して着手したのです。自分のクレジットカードで月に一回、33,333円を投資します。自分で投資口座へ振り込むのであれば面倒になって続かないけれども、クレカで自動的に引き落とされるから意志力に依存せず投資を続けられる。

投資額の内訳は

  • eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー, 通称”オルカン”):22,222円
  • SBI・V・S&P 500 (いわゆる米国株):11,111円

このような形になります。ホンマはオルカンに33,333円を投じた方がリスク分散できて良いのです。しかし、(今後しばらくは米国市場が世界を引っ張るだろう)と見込んだため、気持ちばかりの11,111円だけS&P 500に投じています。

80万円の原資が今では93万円にまで膨れ上がっているようです。何でも愚直に続けてみればリターンがあるものなのですね。現時点で投信の年利は驚異の16%!このペースで行けば20年後には4,900万円もの巨大な資産に。ただ、流石にそこまで順調に行くワケがないので期待しすぎないようにします。お金を働かせるより自分が働き所得を増やす方がより早く資産を築けそうだし、、、

10万円:指導教員へプレゼント

奨学金返済免除が決まった翌週、大学の指導教員へそのお礼として10万円をプレゼントしました。もし全額免除なら2倍の20万円を先生に渡すつもりでした。

自分が100万円をGETできたのは自分の力だけに依るものではない。指導教員が様々なチャンスを与えてくれたり困っている時に助言をくれたりしたから後方の憂いを気にせず頑張れた。学振DC1の申請において、”研究費を稼ぐ大変さ”を「もう嫌っ!」というほど体感しました。先生はこんな過酷な事を毎年何度もやっている。苦心して稼いだお金を学生に湯水の如く使われる。自分がもし先生の立場だったら「少しは感謝してくれよ…」と言いたくなるはず。普段の感謝の思いを込めて金一封をプレゼント。先生、めちゃくちゃ喜んでました^ ^。「これまでの教員生活において学生から初めてプレゼントをもらった…!」と大喜びのご様子でした。

かめ

こんな気持ちのいいお金の使い方ってなかなか無いと思います。読者さんも返済半額/全額免除になったら指導教員に幾らかプレゼントなさると互いにハッピーになれますよ♪

残り:家賃、食費、交通費など

残り10万円程度は生活費に充てました/充てます。家賃や食費、交通費など、生活に関わる様々な支出に充てようかなぁと思っています。学振DC1の内定に伴い、今まで自腹で購入していた様々な専門書を科研費で買えるようになった。コレで随分と懐事情が楽になってひと安心です^ ^

残りの100万円の返済方法はどうするのか?

半額免除となりましたので、不免除となった残り100万円をJASSOへ返さねばなりません。返済方法は今の所、所得連動方式での分割払いを予定しています。一括で返せば機関保証料の7割相当 (約7万円)が後日コチラへ戻って来る[JASSO]。ただ、いま口座から100万円抜かれるとお金が30万円程度しか残らず、留学 (未だに行けるかどうか分かりませんが…)や万一の場合に動かせるお金が無くなってしまうから困ります。学振DC1の収入でもう少し懐を潤わせたのち一括返済するつもりです。博士課程を修了して娑婆へ出るまでには何とか全部返し切る予定。

最後に

JASSO第一種奨学金返済半額免除で貰った100万円の使い道はコレで以上になります。皆さんの奨学金使用方法のヒントになれば幸いです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

カテゴリー

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次