【留学】海外送金デビットカードWiseの良い所3選と残高チャージの注意点

こんにちは!札幌と筑波で蓄電池材料研究をしている北大工学系大学院生のかめ (D1) です。2023年10月から12月まで3か月間オックスフォード大学へ私費留学しました。

留学中にはデビットカードのWise (ワイズ)を頻繁に使用しました。オックスフォード大学への在籍料を支払ったり、ホームステイ先の家主の口座へ家賃を送金したりするとき等にです。そこでこの記事では実体験を踏まえ、Wiseの良い所と残高チャージの注意点を解説します。

  • 留学中に海外の口座へ送金する予定のある方
  • 留学に備えて念のためにカードをもう一つ作っておこうか迷っている方

こうした方々にピッタリな内容なので是非最後までご覧いただければ幸いです。

かめ

それでは早速始めましょう!

目次

Wiseの良い所

イギリスでWiseを使ってみて感じたメリットは以下3つです↓

  • 手持ちのクレジットカードの利用可能枠が無くなった際に決済へ使える
  • 海外に銀行口座を持っていなくても海外の銀行口座へ送金可能
  • 現地でATMから格安レートで現金を引き出せる

以下で一つずつ解説します。

手持ちのクレジットカードの利用可能枠が無くなった際に決済へ使える

© Wise Payments Limited 2023

留学中、おそらく大半の決済はクレジットカード (クレカ) にて行うでしょう。日本よりも欧米諸国の方が圧倒的にカード払いが普及しているのです。食費や生活費、授業料やバスの運賃までもがカード払い。カードでの支払いしか受け付けてくれないサービスもあるほど。私自身、オックスフォードで一回しか現金のポンドを使いませんでした。屋台で売られていたケバブが美味しそうでどうしても買いたかった際、カード払いを受け付けていなかったためキャッシュで支払った時ぐらいです。

留学すると国内にいる時では想像もつかぬほどお金が無くなっていきます。海外の方が物価が高いし、円安の期間に留学へ行くとなおさら出費額が嵩むはず。すると困ってしまいます。クレカの利用可能枠があっという間になくなっちゃうのです。私の場合、月40万円の利用枠があるANAカードが3か月で2回も枠切れに。スーパーでカードをタッチ決済しようとしても、決済機が一向に作動しないので「枠が切れたのか…」とそこで気付かされました。

そんな時こそデビットカード (デビカ)の出番。クレカの枠が無くなったとしてもデビカがあったら決済が可能。デビカに十分な額をチャージしてから留学へ行くと不安がありません。万が一、クレカが使えなくなってしまった時に決済不能へ陥らないように。また、仮にクレカの利用枠がまだ十分残されていたとしても、決済機との相性が悪ければ読み取りを弾かれてしまう場合があります。そんな時でも予備にデビカさえあれば確実に買い物ができる👍

かめ

クレカとデビカのブランドはできるだけ分けておくのが無難。クレカがJCBならデビカはVisaなど、別の会社のものを用意しておけば不測の事態への対策はバッチリ (*≧∀≦*)

海外に銀行口座を持っていなくても海外の銀行口座に送金可能

海外の口座にお金を送らねばならない場合が稀にあるのです。私の場合、ホームステイ先の家主へ月々の家賃を支払った時がこのケースに該当。お金を送る相手はイギリス人。当然、”イギリスに”居を構える銀行の口座をお持ちです。私に課せられたミッションというのは、『日本の口座を操作できない状況でイギリスの口座へ国際送金する』というもの。日本に居るならATMから簡単に国際送金できるけれども、日本を離れ、日本の銀行のATMを使えない状況で国際送金を行う必要がありました。

後輩のAさん

そんなこと、本当にできるんですか…?

かめ

出来るんですよね!コレがまた^ ^

Wiseを使えば海外の銀行口座へ簡単にお金を送れます。デビカの残高から相手の口座へスマホで1分で送金可能。送金できるカラクリについて図を用いて簡単に説明します。

デビカのWiseには

α:残高が入った日本の銀行口座 (ちなみにPaypay銀行)
β:残高が入った海外の銀行口座

これら2つの口座が存在します。自分の銀行口座からWiseの残高をチャージした際、口座αへとお金が振り込まれます。ココからが重要。Wiseのアカウントを開設すると日本の口座αだけでなく、海外において口座βまでもが自動で用意されるのです。”海外”というのは送金相手の銀行口座のある国のこと。イギリスならイギリス、アメリカならアメリカの口座が自動で用意される仕組み。なお、日本の口座αと海外の口座βは完全に一体化しています。αに入れたお金はβから、βに入ったお金はαから送れる/引き出されるメカニズム。

Wiseで海外の口座へ送金操作をしてみましょう。まず①スマホのWiseアプリで送金操作。すると②口座αから口座βへお金が自動で送られます。それから間もなく③βからお金を送りたい相手の口座γにお金が届くのです。我々利用者が行うのはWiseアプリの簡単な操作のみ。たった数回のクリックだけであっという間に国際送金が可能なのです。国際送金の予定がある方はWiseを作って持っておくべき。コレだけ安く・簡単に送金できるツールは現状、他にありませんから。

Wiseの回し者ではありません笑。本当に良いサービスなのでオススメしているだけです。

現地でATMから格安レートで現金を引き出せる

”海外ではキャッシュレス決済が浸透している”と述べました。現金を使用する機会などごく僅か、人によってはゼロかもしれません。ですが、クレカやデビカが万一壊れてしまった際、手元にキャッシュが無ければ何ら身動きを取れません。「お金を用意しておけばよかった…」と悔やんだところでもう後の祭り。海外留学へ行くのであれば、お財布に現地通貨を2~3万円分入れておくのがオススメ。コレだけあったらとりあえず安心。数日間は命を繋げ、その間にカードの再発行をしたり他の手立てでお金を集められたりできるでしょう。

外国通貨を用意する際、パッと頭に思い浮かぶのは両替所での取引でしょうか?空港や都会の駅近辺には円をドルやユーロ、ポンドなどに換えてくれるお店があります。安心・手軽に外国通貨を用意できるのが両替所の大きな長所です。しかし、いかんせんレートが悪い。真のレートより5%も10%も不利な取引となってしまうことも。

Wiseでならば手数料を極少に抑えて外貨を用意できます。取引所の人件費がかからぬ分だけ安く両替が可能。用意した外貨は現地に備わるATMから引き出せるのです。Wise専用のATMじゃない。コンビニやスーパーに設置されている何の変哲もないATMからお金を出せます。また、Wiseは月に2回、各3万円以下のキャッシュ引き出し時の手数料がなんと無料です。留学に必要な最低限のお金を格安で入手できる仕組み。

注意:デビカ残高をオンラインでチャージできる仕組みを整えておこう!

デビカの残高チャージは

  1. 銀行ATMからの振り込み
  2. ネットバンキングによるオンライン振り込み
  3. 他のデビットカードの残高からのチャージ

の3つから行えます。チャージにかかる手数料を不等号で表すと②>>>①=③ (0円)になります。国内からだと全てが可能。海外では国内銀行のATMをいじられないので①が利用不可。よって、③ネットバンキングを利用するのが最も賢い選択留学へ行くまでに利用手続きを済ませておきましょう

なお、留学中でも手続きを行うことは可能。もしも渡航前に手続きを忘れていれば渡航後に手続きして利用できるようにしておきましょう。

最後に

海外送金デビットカードWiseの良い所と注意点についての解説は以上。皆さんの海外生活が少しでもより良いものになることを願って締めくくります。

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