4泊5日エディンバラ旅行!ロンドンから空路で世界遺産の街へ

目次

3日目 (11/11, 土):エディンバラ城へ!宮殿裏の山で登山

【Schedule】
・09:00~09:30 朝食
・11:00~12:00 エディンバラ城観光
・登山
・17:00 レストランで夕食 スーパーで食材を買ってホテルで夕食
・21:00 睡眠

エディンバラ城へ

翌朝は6時ごろの起床。どうやら12時間も寝ていたようだ。睡眠時間を沢山とり、おかげで頭も体も大変スッキリ。今日こそはエディンバラで最高の一日を過ごせそうな気がする。カーテンを開けると日差しの気配が。今日も晴れか。嬉しいことだ。この時期、連日晴れるなんて滅多にない。運の良さに感謝しなくちゃいけない。

朝・昼兼用の食事にするため朝食会場へ9時ごろ降りた。意外と空いていて安心した^ ^ 好きなものを好きなだけ取るブッフェ形式。パンやハム、ソーセージにヨーグルトなど、栄養とお腹を満たせる基本的なメニューがひと通り揃っていた。特に美味しかったのはクロワッサン。外はサクサク、中はバターの香りがほんのりと漂い抜群の食べ心地。ヨーグルトも非常に美味しかった。ラズベリー掛け放題だったので容器へ溢れんばかりに載せて食べた。

いざ、2日目のエディンバラ散策へ。ホテルの目と鼻の先にあるトラム乗り場へ歩いて向かう。(地面がザラザラするなぁ) と下を見ると塩が散布されていた。気温低下に伴う凍結を予防するための処置だろう。エディンバラ、確かに朝の気温がとっても低い。iPhoneによると10時でも摂氏2℃しかないらしい。場所によっては凍っているかも。滑って転倒してしまわぬよう抜き足差し足で慎重に歩いた。

Princes Streetで降りてオールドタウンへ。途中、異彩を放つウォルター・スコット記念塔を”カッコいいなぁ…”と口をぽかんと開けて見上げる。ロイヤルマイルを西へと進む。目指すは目的地・エディンバラ城!急勾配をちょこちょこ小股で歩く。エディンバラは本当に起伏に富んだ街だなぁ…

着いた着いた、エディンバラ城!本当にカッコ良くて思わず足がすくんでしまう。日本の城とは一味違った”堅牢さ”の目立つ頑丈な設計。この城で幾度も幾度もイングランド軍の侵攻を阻んできたのだなぁ。今ではスコットランドはイギリス連合王国の一員。しかし内心では (オレらは独立国だし!) と強い誇りを抱いているのだそう。独立するか/しないかを問う住民投票も行われているらしい。イングランドの影響力が低下すればいずれはスコットランドも独立してしまうのかもしれない。

城の入場口の横から見える街並みが日光に映えて壮観だった。城のてっぺんからは果たしてどのような景色が見られるだろうか。

入場ゲートから11時に入”城”。予想通り、煉瓦を基調とするゴツゴツとした防壁がどこまでも入場者を取り囲んでいた。城の頂上には大砲がズラリ。この城、防御力がめちゃくちゃ高そうだ。全盛期の侍たちでさえエディンバラ城を落とせなかっただろう。屈強なスコットランド兵に加えてさらに大砲まで打たれてしまえばひとたまりもないはず。武器庫には剣や鎧がズラリ。一個ぐらい貰えないかなぁ。くれない?まぁ、ダメだよね… (一体どうやって持って帰るんじゃい)

もちろん景色は最高だった。(スコットランド王は毎日こんな風景を見て過ごしていたのか…) と思うと羨ましくなってくる。

登山

城を出たのが正午ごろ。一日を終えるにはまだ早い。城から見えた小高い山へいっちょ登ってみようと決意。高所恐怖症だからどこまで登れるか分からないけれども、怖くならない所まで頑張ってチャレンジしてみよう、と。最初は穏やかな上り坂。”割と整備された登山道”といった感じで観光気分が抜けなかった。

中腹あたりから斜度が急上昇。膝に手をつかなきゃ登れぬほどの激坂にヒーヒー言いながら進む。頂上が遠い。誰だよ、こんな山を登ろうって決めた奴は…? (←自分だ!) 後ろを振り返ると身震いがした。高い!こんなところまで来たの?!これでは無事に降りられないかもしれない。でもここまで来たんだ、登り切ってしまわなきゃ後で後悔してしまうだろう。

着いた!!
足がすくむほどの絶景!

山麓から30分ほど歩いてようやく山の頂上に着いた。いや~、綺麗だ。見晴らしが最高!360度何一つとして視界を遮るものがない。なんて気持ちが良いんだろう。”足のすくむほどの絶景”とはまさしくこの山からの景色を指して言うのだな。下山?そんなのどうにでもなるさ笑。先の不安は将来の自分に何とか処理させ、今は目の前に広がる蒼穹と端麗な街並みを眼に焼き付けることだけに集中したい。

レストランを訪問も…

登山で疲れた足を休めるために一度ホテルへ戻ることに。Princes Street駅まで歩いていくと、イスラエルの虐殺行為に抗議する方のデモ行進があった。イスラエルのパレスチナ地区での振る舞いには私も大いに心を痛めている。”ハマスと市民の区別がつかないから”と両者をまとめて爆撃するなんて酷い。日本政府はイスラエルの味方らしい。またどうせお金だけ拠出させられ良いように利用されるのだろうな。

1時間ほどデモ行進が続く。その間、市内の公共交通はすべて運航を停止した。トラムの中で出発を待つ。座って待てるのが唯一の救いだ。ようやく運航が再開した。ホテルの最寄り駅で下車し、部屋に帰ってベッドで横たわる。

1時間ほど仮眠。16時半から行動再開。身支度を整え外出の用意。目的地はロイヤルマイル沿いのマッシュポテト屋さんである。デモの影響でトラムのダイヤが大幅に乱れてしまっていた。乗り場で20分ほど待ち、ようやくやってきた電車に乗車。Princes Street駅で下車、その足で橋を渡ってレストランへ。さすが人気店、大混雑だ。土曜日だから猶更の賑わい。レストランへ入ってみるも、「ごめん、満員で入れないわ」と申し訳なさそうに断られてしまった。「分かった、外で待つよ」と告げると「1時間は待つかもよ?」と言われて断念。

1時間も待っていたら空腹で胃に穴が開いてしまうだろう。早く何かを食べたくして仕方がない。他のレストランを覗いてみるも軒並み人で溢れ返っていた。空いているレストランはオックスフォードにもあるような普通のチェーン店ばかり。外食するのは諦めた。変なお店で浪費するよりスーパーで買って食べた方がマシ。

目抜き通りのMARKS & SPENCERで食材を調達。”少しでもスコットランドっぽいものを”とマッシュポテトを購入した。ついでに肉パイも購入。これ、留学中に (いったいどんな味がするんだろう…??)とずっと興味があったんだよね。ホテルに帰ってふと気づく。アレっ、スプーンが無いやないか。手ですくって食べるわけにもいかないし、どうしようかな… だったら作ればいいか。マッシュポテトのパッケージを折りお手製のスプーンを用意して食べた。うん、旨いわ。ポテトと紙の味がする笑。肉パイも想像以上に美味しい。中身は牛肉。口の中でホロホロに溶ける抜群かつ極上の食べ心地だった。

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