週刊オックスフォード§7 バター大戦争に終止符。安全講習のお知らせキタ━(゚∀゚)━!!『1ポンド192円』の衝撃

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【48日目・リア幸58】11/18 (土):1ポンド192円の衝撃

イギリスではスーパーやAmazonでの会計を全てクレジットカードで行っている。レジで「£○ですっ♪」と表示されこそするものの、自分が幾ら使ったのか記憶に残っているのはわずか数分に限られている。しばらく経ったらもう覚えていない。 (アレッ?昨日は幾ら使ったっけな…) とたちまち分からなくなってしまう。そもそも”円”ではなく”ポンド”での会計だ。「£7.99ですっ♪」と表示されても、日本円でどれぐらいなのかが感覚的に少し分かりづらい。その日の円相場を掛け算すればほぼ正確な使用額を見積もられる。しかし、買い物のたびにイチイチ細かい計算をするのは面倒臭い。最近は【食費は一日£10を超えないように】とのマイルールに則り買い物をしている。コレぐらいざっくりとした決まりであれば面倒臭がりな私であろうとお金を使い過ぎずに済む。

イギリス留学を始めたときの相場は180円/£ほど。しばらく相場を見ていなかったので久々に市場を確認してみた。そうしたら「えっ?!」と目を疑った。少しは円高に振れているかと思ったら逆に円安が進んで187円/£になっているじゃないか… おそるおそるクレジットカードの換算レートを確認してみる。驚愕。192円/£と190円を突破していたのだ。クレジットカードで会計すればいくらか換算手数料を取られる。1%だか2%だか詳細な数字はよく分からないが、ともかく少額の追加料金を取られて余分にお金を支払わねばならぬ。

それはまぁ、問題ない。問題は円安。それも”驚異的な”円安の側にある。なんじゃこりゃ。円がどんどん安くなって行っとるやん。少し前まで140円/£で世間では「円安だねぇ…」と言われていた。今や当時と比べて3割も4割も円の価値が下がってしまっているということだ。ポンドだけに限った話じゃない。ドルもユーロも、インドネシアルピーと比べても圧倒的に円安になっている。大丈夫か、日本。岸田さんが外国に行ってはおカネをばら撒いちゃうから円の価値がどんどん落ちて行くんだよ。早く退陣してくれないかな。代わりとなる人材が自民党に居ないのがコレまた問題なんだけれども… いっそウチの指導教員に総理大臣をやらせてみて欲しい笑。以前、「財務省や官庁を改革して膿を絞り出したい」と言っていたので、今こそ我らが”偉大なる暗闇”を総理大臣に推挙するときが来たように思う。

円安で輸出企業は潤うだろう。我らが広島・マツダも今年度は消費税の還付金で史上最高益を記録する見込みらしい。でも留学生としては円高の方が遥かに嬉しく感じられる。190円/£よりも140円/£の方が、同じだけ円を払っても3~4割程度多くのものを買えることになるからだ。そもそも、だ。自国の通貨の価値が下がって喜ぶ人など海外に果たして居るのだろうか?自国が”安く”なっているということ。「マジかよ…」とガッカリしてしまうのが普通の神経だと思うのだが。少なくともポンド安を喜ぶイギリス国民はおそらく一人も居ないだろう。何としてでも価値を維持して他国へ少しでもカッコつけたいもんね。

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