研究室生活春夏秋冬vol.12 B4・2月 卒論発表でもやらかした!新4年生に向け研究室紹介

こんにちは。札幌と筑波で蓄電池材料研究を行う工学系大学院生のかめ (M2)です。

研究室生活春夏秋冬シリーズの十二作目は、B4・2月のプレゼンをめぐるアレコレについてです。

かめ

それでは早速始めましょう!

目次

初旬:卒論発表でド緊張。舌がフリーズして動かなくなる

学会発表と卒論発表練習を経て自身の課題を洗い出し、家で何度も自主練することによって克服することができました。

今まで(プレゼンが苦手だ)とずっと思っていたのは練習不足・経験値不足だっただけで、ホントはむしろプレゼンが得意なのではないか?と少し錯覚し始めてきました。

ブログを運営していることからご想像がつくかもしれませんが、私、人に何かを伝えることが昔から好きなんですよね。

コミュ障だから上手く伝えられない時も数え切れぬほどあったものの、それでも”自分の想い/考えを言葉にしたい”という情熱の灯が消えることは一度としてありませんでした。

研究関連のプレゼンにおいても、(自分の研究の面白さを伝えたい!ワクワクしてもらいたい!)と考えて行えば、何だか活き活きと楽しくプレゼンすることが可能です。

かめ

とにかく楽しく発表しよう!

こう決めて卒論発表へと挑みました。

しかし現実はそう甘くない。出番が近づくにつれ笑顔がこわばり次第に緊張していきました。

『大丈夫大丈夫、楽しもう…!』と自分に何度も言い聞かせるも、その声掛けは功を奏さず、緊張を一ミリたりとも弛緩させてはくれませんでした。

極度の緊張状態で迎えた自身の発表。本編のプレゼンに関しては問題なく発表できました。

しかし、緊張により体が変になっていたのか、その後の質疑応答ではまともに言葉を発せませんでした。

同じ電気化学分野の先生から優しい口調で超基本的な質問をされた際、脳が全く作動せず、結局返事することができませんでした。

『落ち着け、冷静になって考えれば大丈夫や!』
自信にこう言い聞かせて何度か深呼吸をしてみましたが、明後日の方向に飛んでしまった意識をつかまえられないまま発表時間を終えてしまいました。

パソコンの画面を閉じた瞬間、

かめ

この一年、自分は何をやってきたんだ…

と悲しさと悔しさで涙が出てきました。

何も大したことは聞かれていないのだから冷静になって考えれば絶対に答えられるはずなのに、極度のあがり症のせいで取り乱してしまい、一年間の努力をドブに捨ててしまいました。

”大衆の前で恥をかいた”というよりも、これまでお世話して下さった指導教員やM2の先輩に対する”申し訳ない”という気持ちが圧倒的に勝っていました。

かめ

クソっ、
同じ失敗は二度としねぇぞ…!!!

受けた御恩を返すには、自分がいち早く成長するのにしくは無し。1か月後に迫った全国学会を名誉挽回の機会と捉え、春休み中は家でひたすら学会発表練習に勤しみました。

下旬:新4年生に向け研究室紹介

春休みのちょうど真ん中、2月末に新4年生へ向け研究室紹介を行いました。

『研究室紹介』とは、専攻の各研究室が持ち時間15分で研究内容や日々の暮らしについて紹介し、プレゼンを聴いて興味を持ってくれた学生をリクルーティングするイベントです。

大半の学生はこのプレゼンを聴く前から行きたい研究室を2、3個まで絞り込んでいる感じです。

なので、研究室紹介で魅力を存分にアピールするというよりかは、”この研究室はヤバい所じゃないんだよ”と配属希望学生を安心させてあげることが第一の狙いとなっております。

私の研究室の紹介プレゼンはM1の女の先輩が作成して下さりました。

当日はその先輩と私、そして研究室のボスの3名で紹介プレゼンを行いました。

反響としては可もなく不可もなく、ぼちぼちといった形です。

翌年度に研究室へ来てくれた新4年生に聞いても”特に印象には残っていない”と言っておりましたし、”ヤバくない”アピールができたので当初の目的は無事完遂されたわけであります。

次回予告

研究室生活春夏秋冬B4・2月編はコレで以上となります。

3月編では、

  1. 初めての英語論文がアクセプト!
  2. 初めての全国学会をめぐるアレコレ

これら2つについて書いていきます。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

カテゴリー

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次