
重度の風邪に苦しむ
新年度早々、重症度Sの風邪に見舞われた。声が全く出なくなった。顔と喉に熱はほとんどないものの、声帯が完全に機能を停止した。声を出そうとすると、口からは怪物のような音しか出ない。人とのコミュニケーションは、声帯を震わせないヒソヒソ声で辛うじて対応した。指導教員からは「珍しくおとなしいな。どうしたんだ」と揶揄された。反論できない状況が悔しかった。
原因は毎日出勤のリズムを自ら崩したことにある。春休み中は研究室へ毎日通っていた。皆勤賞の自分へのご褒美として、3/29を全休にした。その直後から体調の異常が始まった。
緊張の糸が切れたためか、頭痛、吐き気、倦怠感など全身に異常が現れた。最後まで残ったのが喉の痛み。一週間近くかかってようやく回復した。
大学院在学中は毎日通学を継続すべきだった。中途半端な休息が風邪を招いた。むしろ、過度な緊張状態を作らなければ風邪も防げたかもしれない。来年度からの会社員生活に向け、休日の過ごし方を見直したい。
D2を新入生扱いするな
新入生へのサークル勧誘が始まった。自分も新入生時代、毎日リュックがビラで一杯になるほどだった。不思議なことに、一つも団体に参加しなかった。むしろ、熱心な勧誘を避けて一人での学生生活を選んだ方が困難だったはずだ。
勧誘の様子を見ていると、二年生から「新入生ですか?」と声をかけられた。D2で今年27歳になる身には意外な質問だった。大学の実情を知り尽くした目つきの自分が新入生に見えるとは。「D2です」と答えると、相手は縮こまってしまった。6、7歳年上と分かって困惑したのだろう。昨年もB1と間違えられた経験がある。風格の無さが原因かもしれない。
博士論文執筆の頃には、疲労で人を寄せ付けない雰囲気になるはずだ。サークル勧誘員も近寄らなくなるだろう。
論文がアクセプト

留学を挟んだ八か月に及ぶ投稿の戦いが終わった。五度目の正直でようやく受理された。この過程で「アカデミアが嫌いだ」と何度も思った。
今後、博士課程修了までは標準的な雑誌への投稿に絞る方針だ。ビッグジャーナルへの挑戦は一旦終了とする。
身長が3mm伸びて175cm台に突入

北大生活最終年度として、5年ぶりに健康診断を受診した。視力、血圧、身長、体重、内科検診、胸部X線撮影の項目があった。
視力は両目とも0.5低下して1.5になった。勉強過多か、ランニング時の日光照射過多が原因かもしれない。周囲は大学生活で裸眼から矯正に移行している。その点では恵まれている方かもしれない。身長は174.8cmから3mm伸びて175.1cmになった。26歳での成長は意外だった。これまでは四捨五入での175cmだったが、実測値で175cmを超えた意義は大きい。
内科検診と胸部X線撮影は問題なし。週に数十キロを走る生活が健康に寄与している証左だろう。
札幌ドームでサッカー観戦


サンフレッチェ広島の札幌遠征に合わせて観戦に出かけた。風邪から回復したばかりだが、応援に支障はない。


試合前のウォーミングアップから大声を出し続け、開始前に声が枯れた。札幌に先制を許す展開となったが、後半開始直後にセットプレーから同点に追いついた。その後押し気味に試合を進めるも、1-1の引き分けで終了した。
研究室での大声は周囲を驚かせ、河川敷では近隣への迷惑となる。Jリーグ観戦だけが思う存分に声を出せる貴重な機会だ。次回は5/26のC大阪戦。つくば出張中に大阪まで足を伸ばす予定だ。
北海道で見る最後の桜

北海道にも春が到来し、桜が開花した。淡いピンク色、柔らかな外見、風で散る儚さ、全てが魅力的だ。一週間の栄華のために生きる姿は、人生の指針となっている。
来年度からは広島での生活が始まる。3月の春の後は、暑さとの闘いが待っている。北海道の桜との別れを惜しむ気持ちが湧き上がる。
ソメイヨシノは広島にもあるが、エゾヤマザクラは北海道固有だ。ソメイヨシノの方が見た目は華やかだが、エゾヤマザクラにも独自の美しさがある。奥ゆかしく、品格のある姿に魅力を感じる。広島では見られなくなることが惜しまれる。
シラカバ花粉
午後の気温は25度まで上昇した。季節外れの陽気に誘われて日向ぼっこを始めた。桜の開花と気温上昇で、北海道の春を実感する。
しかし5分ほどで目の痒みが始まり、涙と鼻水が止まらなくなった。シラカバの花粉が原因らしい。昨年はこの時期の飛散は記憶にない。気温上昇で花粉の飛散が早まったのかもしれない。
北大構内には至る所にシラカバが植えられている。しばらくは花粉との戦いが続きそうだ。

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