研究室生活春夏秋冬vol.50 D2・4月|26歳でも身長アップ!サッカー観戦でメンタル回復。桜が開花。北海道に春がきた!

目次

3/30~4/6:エグめの風邪をひいた(リア幸50)

新年度早々、風邪をひきました。重症度S。とにかく声が出ないのです。顔にも喉にも熱はほとんどない。ただ『声』だけが出なくて本当に困らされてしまう。何か声を発しようと試みれば、口からは”ガラガラ…”と怪物の如きおぞましい音が。人とのコミュニケーションは声帯を震わせぬようなヒソヒソ声で辛うじて間に合わせる形。私の声が出ないのを良いことに、指導教員が「珍しくおとなしいな。どうしたんだ笑?」とからかってきましたよ。髪の毛を全部むしり取ってやろうかと思いました 何も言い返せなくて超絶悔しかったです。

どうして風邪をひいてしまったか?毎日出勤のリズムを自らの手で破壊してしまったからです。春休み中は研究室へ毎日のように通っていました。皆勤賞の自分にご褒美をあげるため、「春休み最後の週ぐらい休んでもいいか♪」と3/29 (金)を全休に。体調がおかしくなったのはそこからです。緊張の糸が切れたせいか身体にガタをきたすようになり、頭痛に吐き気、倦怠感など全身に異常が顕れました。最後の最後まで残ったのが喉痛。全然治らない。治る気配すらない。結局、1週間近く経ってようやく喉痛から解放された次第。

ひとたび毎日通学を始めたら大学院を出るまで続けなければなりませんでした。中途半端に気を緩めてしまうから風邪なんかひいてしまうんですよね。いや、そもそも、緊張の糸が張り詰めるほど追い込まなければ風邪をひかなくても済んだだろうに。来年度から始まる会社員生活を見据え、休日を休日として過ごすよう気を付けます。

4/3:D2に「新入生ですか?」って言うな!!(リア幸45)

部活やサークルが新入生にビラを渡して勧誘活動をしていました。懐かしいですね。私も新入生だった頃、毎日リュックがビラでいっぱいになるぐらい沢山のチラシを渡されていました。あれだけたくさんビラを受け取ったにもかかわらず、果たしてなぜ一個も団体に入らずに済ませたのかが不思議。一個ぐらい入っていても決しておかしくはなかったはずなのになぁ… 熱心な勧誘活動を潜り抜けて一人ぼっちの学生生活を営む方が難しいわ。よくもまぁ、あんな離れ業ができたものだ。おかげで友達が一人もできずに苦労した。

新入生が勧誘活動を受けるのを見て微笑んでいた所、横からピチピチの二年生が『新入生ですか?』と声をかけてきました。えっ、私って新入生に見えるんですか?D2ですよ?今年27歳になるんですよ?アラサーですよ?大学の悪い所を全部知ってドヨンとした目をしている私が新入生…?さすがに見る目が無さ過ぎるでしょう。こっちは君たちより何年も長く北大に居るんだよ。「D2だよ」と返した瞬間、相手はキューっと縮こまってしまいました。そりゃそうです。年下に話しかけたと思ったら6歳も7歳も年上のおっさんに話しかけちゃったと分かったのだから笑。

そういえば私、昨年もB1と間違えられました。風格がないのかな。ヒゲでも生やしてみようかな。ベビーフェイスなのがいけないんですよね。戦う顔をしていないのが悪い。博士論文を書く頃にはやつれて顔が整うはず。人を寄せ付けない近づくなオーラが全開になり、サークル勧誘員が蜘蛛の子を散らして逃げ惑う様相を見られるはずです。

4/5:論文がアクセプト!五度目の正直達成!!(リア幸60)

留学を挟み、八か月にも及ぶ長き戦いがようやく終結しました。五度目の正直を達成して万感の思い。今回は本当に長かった。”アカデミアなんて大嫌いだ”と何百回も思わされた。ビッグジャーナル行脚はもうこれにて勘弁して貰いたい。博士課程を修了するまではビッグジャーナルを狙わず、標準的な雑誌へのみ投稿するつもりです。

論文を書き始めてからアクセプトに至るまでの過程を別記事に記しました。宜しければ本記事最下部のリンク1からご覧ください。

4/11:身長が3mm伸びて175cm台に突入!(リア幸70)

北大生活最終年度ということでB3以来、5年ぶりに健康診断へ。視力と血圧、身長に体重、内科検診と胸部X線撮影をしてもらいました。

視力は両目とも0.5落ちて1.5に。やはり、少し目が悪くなっています。勉強し過ぎたせいなのか (絶対違う)、はたまたランニング中に太陽を浴びすぎて目が弱ってしまったのか。他の人は大学生活の間に裸眼から眼鏡、あるいはコンタクトレンズになってしまいました。裸眼のままでいられている自分はまだマシな方かもしれません。できれば一生2.0でいたかったんですけどね。大学院を出て広島に戻って乗馬をやってストレスから解放され、視力が2.0まで戻るわずかな可能性にすがりつきたい。

身長はなんと、伸びていました笑。174.8cmだったのが3 mm伸びて175.1cmになっていたのです。まさか、26歳にして未だ成長期中だとは… このままずっと身長が伸び続ければ死ぬまでに180cmに達しているでしょうね。にしても、175cm越えとは嬉しいなぁ。身長を聞かれた時に「175cmです」と言っても嘘になりませんもの。今までは四捨五入して175cmだった。今度からは175cmをちゃんとオーバーしている175cmの男になるのです。後ろめたさが全く違う笑。今度からは胸を張って堂々と身長を答えられます^ ^

内科検診も胸部X線撮影でも問題はなかったようです。そりゃそうだ。毎週何十キロも走っている私が不健康なワケがないでしょう。

4/20:札幌ドームでサッカー観戦 (リア幸60)

サンフレッチェ広島が札幌ドームでコンサドーレ札幌と対決するということで、広島の応援をするために札幌ドームへ行ってきました。喉の準備は万端。今日、広島の後押しをするために頑張って早く風邪を治したんですから。

試合前のウォーミングアップから大声を出して応援。あまりに声を出し過ぎたせいか、試合前から声が枯れてしまいました。ゲームは立ち上がりに札幌へ先制を許す展開。追いつけない時間が40分近く続いたものの、後半の立ち上がりにセットプレーから得点して同点に。その後は押しに押し続ける展開。あとひと押しが足らず、1-1の引き分けで終了。

普段の生活で大声を出せる場所はありません。研究室で大声を出したら「何があったの?!」と驚かれますし、河川敷で大声を出そうにも近隣の家へ迷惑がかかります。心置きなく叫べるのはJリーグ観戦中のみ。大騒ぎし、飛び跳ねてグッタリと疲れ、体の中にたまったストレスを残さず外へ発散できました。次のJリーグ観戦は5/26 (日)のC大阪戦。つくば出張中に大阪までの日帰り弾丸ツアーを決行します。

4/22:桜が咲いた! (リア幸70)

北海道にも春が訪れました。桜が開花🌸。咲き誇っています。私は桜が大好きなんです。淡いピンク色、柔らかな外見、風で呆気なく吹き飛ばされる儚さなど、全てが好き。一年のうちわずか一週間だけ栄華を誇るためだけに生きている。つぼみの状態から一気に満開まで至り、やっとの思いで咲かせたはずの大輪の花を一晩で全部落としてしまう。潔いこと武士 (もののふ)の如し。太く・短い命の使い方をする桜は私にとって人生の指南役。

北海道の桜を眺められるのは今シーズンで最後になりそうです。来年度からは広島暮らし。3月に春を迎えた後、4月からはうだるような暑さに耐える日々が待っているでしょう。そう考えると少し寂しいなぁ。最後、か。もうあと一年だなんて耐えられないから最後でいいんだけれども、今後、北海道の桜を見られないとなれば一抹の寂寥感がにじみ出てきます。

ソメイヨシノは広島にも北海道もある。エゾヤマザクラは北海道にしかない。見かけはソメイヨシノの方が綺麗。エゾヤマザクラの花びらはくすんだ桃色。正直、エゾヤマザクラはあまり綺麗ではありません。しかし、つぶさに観察していくうち、エゾヤマザクラにも美しさを見出せるのです。何というか、ちょっと奥ゆかしい感じかな。そこはかとない品の良さがあり、見ていてスッキリとした味わいを得られます (食べてないけれども)。広島でエゾヤマザクラを見られないのが残念。今後、広島でソメイヨシノを眺めるたびに札幌時代のエゾヤマザクラの残像がチラつくのでしょうね…

4/27:シラカバ花粉がキツい(リア幸65)

午後、25度ぐらいにまで気温が上がりました。季節外れの陽気へ外にいざなわれ、「暖かいなぁ」と日向ぼっこ。桜が咲いた。気温も上がった。ようやく北海道に春が来た^ ^ 5分ほど経った頃、目が急にかゆくなってきました。やがて涙と鼻水が止めどなく溢れ出てきて遂に日向ぼっこをギブアップ。どうやら花粉が飛んでいるようです。スギやヒノキではなく、シラカバの花粉が。去年はこんな早い時期に花粉が飛んでいた記憶は無いんだけどな。気温の高さにシラカバも気持ち良くなって花粉発射口の閉じが甘くなってしまったか。

北大構内にはシラカバの木が至る所にびっしりと植えられています。これからしばらくの間、花粉に悩まされる嫌な時期が続きそうです。

  1. 学術論文が四回連続のリジェクトを経て五度目にアクセプトされるまでの一年間【ビッグジャーナル行脚の果てに】 ↩︎

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