【研究室】指導教員と対立するな!怪獣を懐柔してうまく利用しよう

北大と国研で研究している北大化学系大学院生かめ (D2)です。博士課程の一年早期修了を目指して日々研究に勤しんでいます。

研究を順調に進めるためには指導教員の存在が欠かせません。しかし、指導教員と研究方針や論文の投稿先等で考えが一致せず、揉めに揉めてしまうケースが。大学教員は怪獣そのもの。倍率何十倍もの厳しい競争を勝ち抜いて今のポジションを勝ち取られました。そんな超能力者たる先生との関係が崩れた瞬間、ラボでの居心地が悪くなり、研究室へ向かう足が遠のくでしょう。研究を満足に進められずに標準年限での修了が不可能になる可能性も。

この記事では、怪獣たる指導教員と対立してはいけない理由について解説していきます。教員との間に荒波を立てず穏便に研究室を卒業したい方にピッタリな内容なので、ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

それでは早速始めましょう!

指導教員を敵に回せば研究を進められなくなる

研究は一人で行うものではありません。実験データに関する議論や原著論文の草稿修正など、他の人の助けが必要になる場面が多々あるのです。実験試料や装置を購入する研究資金だって学生一人で集められる額じゃない。数百万円、時には数千万、さらには億単位のお金が必要になるのですから。我々学生が研究を進められているのは、ひとえに指導教員のおかげ。先生がわざわざ学生のために時間を割き、面倒を見てくれるから研究ができます。先生方が土日返上で忙しく働いている理由は、関係各所へ助成金の申請書を書いたり企業へ研究を売り込んだりしてお金を引っ張ってこようとしているから。大学からの運営交付金では足りません。先生自ら資金獲得に向けて絶え間なく動いて下さっています。

もしも指導教員との関係が険悪になり、彼らを敵に回したら研究を進められなくなるでしょう。ディスカッション相手も原稿を直してくれる人も居らず、研究資金を提供してくれるスポンサーさえいなくなったらお仕舞い。一人で完結させられそうなのは実験まで。データの解釈や活用法を考えたり、論文へまとめたりするには先生の力が不可欠。指導教員をアテにできないとあっては研究を前進させられません。無理です。たとえどれだけ優秀な学生でも一人で完結させるのは不可能。

指導教員が首を縦に振らないと学位を取得できない

指導教員を敵に回した場合、修士課程や博士課程の修了要件を満たせなくなる可能性も。学会で講演を行えず、かつ論文さえ規定本数分だけ出版していないとあっては留年待ったなし。「教員との仲が険悪になったから」と事務へ情けを乞うて卒業を勝ち取るのは極めて厳しい。教員は怪獣。パワーの持ち主。学生の告発など一瞬でもみ消してしまえます。だからといって指導教員に無断で業績を稼ぐわけにもいきません。学会へ勝手に出たり、好きな雑誌へ勝手に投稿したら後でどのような目に遭うか分かりません。

学生の悲しき宿命、指導教員が首を縦に振って『よし』と認めてくれねば学位を取得できないのです。学位を質に取られている以上、学生は教員側から発せられる指示や様々な要求に応じる必要が。ヘタに反抗したら留年や中退をチラつかせられます。流石に学位は必要ですよね。学位を得るために高い学費を支払って大学へ通っているのですから。教員へどれだけ大きな不満を抱え込んでいようがグッと堪えて従うしかありません。学生が教員サイドに対して優位に立てる可能性は皆無と言っても良いでしょう。強いて言うならセクハラやパワハラぐらいですかね。その他のケースではまず間違いなく勝てないと思っておいて下さい。

大学教員は怪獣。怪獣は懐柔してナンボ

前述の通り、大学教員は怪獣。化け物です。研究の鬼。研究センスの化身。彼らの有する研究能力の卓越性に関して何ら疑いはありません。だって、凄いですもん。凄くなけりゃ教員にはなれません。もはや人の領域を超越しているかもしれません。人類ではなく超人、あるいは神の領域に足を踏み入れていらっしゃるのかも。

我々人間が神と対立しても勝てるわけがありません。敵に回すぐらいだったら味方につけてしまいましょう。指導教員から託された仕事はなるべく高い完成度でもってこなすように。期待通り、あるいはそれを上回る出来の成果を出して信頼を勝ち取るのです。先生と自分の意見が対立したら、とりあえず先生の言うことを聞いて試してみましょう。それで上手くいかなかったら次に自分のやり方を試して様子を伺う。指導教員はこれまで何十年も研究してきた人たち。いや、神たちです。神には神なりにビビッとくる直観があります。我々学生のたかが数年のキャリアで得られた直観よりもアテになるはず。神に逆らっても構わないのは、神が明らかに道理に合わない指示を発してきた時に限ります。その他、大半の場合では先生の言うことを素直に聞いておく方が無難です。

怪獣たる指導教員と人間の学生が力で競っても仕方がありません。怪獣にパワーで勝てないのは自明。怪獣の力を利用して研究をスムーズに進める【懐柔策】を取りましょう^ ^

最後に

指導教員と対立してはいけない理由と怪獣の懐柔については以上。強力なパワーを持つ指導教員をうまく利用して研究を進捗させていって下さい。

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