【採択率18%】学振DC1の内定を掴むために研究室配属初年度からやった3つのこと

この記事では、学振DC1の内定を手繰り寄せるべく、研究室配属初年度のB4からやっていた3つのことを解説します。

学振DCの内定を勝ち取りたい学部生や大学院生の方、配属された学生に学振DCを取らせてあげたいと考えている教職員の方々にぴったりな内容になっていますので、ぜひ最後までお付き合いください。

かめ

それでは早速始めましょう!

目次

少々やりすぎかなと思うほど、学会発表や論文投稿を頑張った

学部時代から一番力を入れて取り組んできたのが、研究業績作りです。自分でも、少々やりすぎかな、と思うほどたくさん学会で発表し、論文を書き溜めてきました。

学振DCの申請書には研究遂行力の自己分析なる項目が例年設けられています。その欄に過去の研究実績を記載して、審査員にアピールするわけです。学振DCは内定率15%程度の難関。自分の有能さを理解してもらわなければ、厳しい競争を勝ち抜けません。研究業績が一つでも多いほうが、内定を強く引き寄せられるはずと信じて、研究室配属初年度から業績作りに励んできました。

『学振 内定』というワードでTwitter検索してみると、

学生さん

研究業績のおかげで内定できた!

学生さん

いっぱい論文書いてきてよかった!

といった具合に、業績に助けられたという呟きをたくさん確認できます。一方で、研究業績が不足していて落ちてしまった、と嘆く声も至るところで見られました。

学振DCに不採択となった場合、自分が不採択者のなかでどれぐらいの順位にいたのか、たとえば不採択者AかBか、研究計画や将来性といった項目ごとに何点をもらえたのかなど、評価結果が開示されます。それで、研究業績が不足していると、研究者としての資質という評点が芳しくないものになる傾向にあるみたいです。つまり、研究業績が他の申請者よりも少なければ、他の評価項目で高得点を取っていても、総合評価が伸び悩んで不採択につながってしまう確率が高まります

論理的な文章を書く特訓をした

二つ目に取り組んできたのは、論理的な文章を読み書きする特訓でした。申請書の文章が意図した通りに審査員へ伝わるよう、文章をロジカルに記す特訓を日々重ねてきたのです。

申請書の執筆に必要な能力は、美文を綴る文学的素養ではありません。なるべく簡素で明瞭な文章を書ける能力、そしてそうした文章を組み立てるための論理的素養が必要不可欠です。そこで、日々のブログ執筆活動のなかで、論理的な文章を書けるよう常に意識していました。

ブログを長く続けてきた効果なのでしょうか、申請書の原稿を指導教員に見せたところ、ほとんど何も修正されないままOKをいただけました。評価書のほうも同様で、語尾の言い回し程度の微修正で通過し、あっさり申請にこぎつけられたのです。

今後学振DC内定を目指す方は、何かしら文章を書いてアウトプットすることに慣れておくのがオススメです。ブログでもSNSでも何でも良いので、思い立ったその日から始めてみましょう。何か良いことが待っているはずです。

自分の研究や自分について、四六時中考えながら日々を過ごした

三つ目に意識して取り組んでいたのは、自分の研究を今後どうやって広げていこうか、と四六時中考え続けることでした。寝ても覚めても自分の研究について妄想していた経験が、申請書作成のときに役立ちました。

私が内定した2022年度版の申請書には、研究の位置づけがA4用紙1枚分、研究目的・内容等がA4用紙2枚分と、博士課程でやる予定の研究計画を大量に書く欄が用意されていました。もし何もプランが無ければ書くのに困っていたはずですが、普段から実験してみたいことをたっぷり考えていたおかげで、研究計画をスラスラと書き上げられたのです。

私の指導教員いわく、先生に書いてもらった申請書を提出すると、すぐに審査員から見抜かれてしまうみたいです。「20代中盤の学生がこんな老練な表現を使うか、普通?」と、どこか不自然さを感じ取られてしまうのだそうです。だからこそ、申請書は必ず自分の言葉で書き綴らねばなりません。自分の研究に対する想いの丈を、申請書へ思い切りぶつけてみてください。下手くそな言葉で構わないから、自分の言葉で記すべきですよ。

四六時中考えていたのは、研究テーマだけではありませんでした。研究を進める主体、つまり自分自身についても、しっかりと考え続けていました。自分は何が得意で、何が不得意なのか。過去のあの成功は、どうして成し遂げられたのか。将来の自分はどう在りたいのか。そもそも、自分は研究者に向いているのか。こうした問いを日々自分に投げかけていました。

学振の申請書にはA4用紙3枚分の研究遂行力の自己分析欄が設けられていて、そこでは自身の主体性や発想力、問題解決力をアピールしなければなりません。膨大な記入欄を埋めるためには、深い自己分析が必要不可欠です。自己との絶え間ない対話の積み重ねが、自己分析欄を埋めるうえで何よりも役に立ちました。

最後に

私が学振DC1の内定を掴むため、研究室配属初年度から取り組んでいた3つのことについては、ここまででひととおりお伝えできました。ふりかえってまとめてみると、少々やりすぎかな、と感じるほど研究業績作りを頑張ったこと。論理的な文章を読み書きする特訓を日々続けてきたこと。自分の研究と自分自身について、絶えず考えながら日々を過ごしてきたこと。この3点に集約されます。

私の所属する研究室には、過去に学振DC内定者が一人もいませんでした。どうやったらDC1の内定を手繰り寄せられるのか、誰にも聞けず、ずっと不安を抱えながら申請準備を進めていたのを覚えています。当時の自分が読んで安心できる記事を、いまの自分が書けたと祈って、この記事を締めくくることにします。

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