【27日目・リア幸-85】10/28 (土):MCTオイルを飲み、腹を下してのたうち回る
MCTオイル
私がまだ日本に居たころの話だが、『MCTオイル (中鎖脂肪酸)』なる食料品を毎日朝晩2回飲んでいた。コイツを飲めば脂肪を燃やす回路にスイッチがカチッと入り、ランニング時に脂肪を燃やして走る能力が向上する。MCTオイル、炭水化物じゃないから食べても全く眠たくならない。頭脳労働の極致たる研究活動にうってつけの食料でもあるのだ。Amazon UKで現地のMCTオイルを注文。500mL入りの大容量な脂肪燃焼バーナーが届いた。昨晩、「よし、明日から頑張るぞ!」と調子に乗って大量に飲んだ。一度に飲んで良い量のおそらく3~4倍は飲んでいたと思う。翌朝、耐えがたい腹痛で目が覚めた。お腹がガスでパンパンに張り息苦しいったらありゃしない。早朝、研究所へ赴く道のりを吐き気を堪えて一歩ずつ進む。 (やっと着いた…)と気が抜けたのか、今度は猛烈な便意を催す。”まずい、漏らしちゃう!”と300m離れたトイレへ向かう。走りたくても走ったら漏らすから急ぐに急げず窮地に立った。内股でよちよち漏らさぬようにトイレまで慎重に足を運ぶ。何とか間に合った。着席した途端、ゲートを一気に開放して楽に。
スッキリとした気持ちでデスクへ。漏らさず済んで満面の笑み。日本でMCTオイルを飲んで一度もこんなことになった経験がない。 (どうしてお腹を壊したのだろう?)とネットでオイルの成分を検索。すると、日本で飲んでいたのとイギリスで飲んだのとでは脂肪酸の成分が異なると判明。日本で飲んだのは何種類かの脂肪酸が混ざったMCTオイル。それに対し、イギリスで飲んだのはある一種類の純粋なMCTオイルらしい。その一種類の脂肪酸がお腹を下しやすい成分なよう。そいつをまだ飲みなれないうちに大量に飲んだのがいけなかった。次からはもう少し量を考えて飲まなくちゃいけない。ティースプーン一杯分から再挑戦してみようかな。
ブログに音声を埋め込んでみようとしたけれども
前の記事『日本学術振興会特別研究員の懐事情 D1・10月編』にて「YouTubeで音声配信をやってみようと思います」と公表。してみようと思った背景には音声メディアの盛り上がりがある。【見る】のに疲れたユーザーが続々と【聴く】に移っているのだそう。YouTubeも有料会員にバックグラウンド配信機能 (スリープモードにしたり他のアプリを見ていたりしても動画の音声が聞こえる機能)を付与するなど変化を遂げている。私自身も何かに取り組み音声の波に乗ってみよう、と。顔出し無しでYouTuberになれるだなんて良いじゃないか。
よく考えてみた結果、”YouTubeに音声を投稿しなくても別に構わないんじゃないか?”という結論に至った。ゼロからチャンネルを立ち上げるとなると、研究室生活春夏秋冬のB3・3月編から背景知識を説明し直す必要があって面倒。いきなり留学の話を始めたところで (この人、一体どんな経緯で留学へ行ったの?)と聞いている側がチンプンカンプンに。そんなの私の望むところじゃない。私にとっても相手にとっても得じゃないならやっても仕方がないだろうと思う。
そこで決めた、本記事・週刊オックスフォード§4から記事に肉声を埋め込んでみる。文章を読むのが面倒な方向けに読み上げ機能を付けた形。音声動画、聞くところによると、従来型の普通の動画より滞在時間が長いらしい。ながら聴きできるがゆえ、途中で動画から離脱される確率が著しく低下するという仕組み。ユーザーにとってもクリエイターにとっても満足度向上に繋がるはず。今後、本記事を皮切りとし、全ての記事に音声読み上げファイルを埋め込んでいく予定。
…と音声を録音してみたのだが、あまりに声が曇りすぎて自分でさえ聴くに耐えない出来だった。マイクの音質云々ではなく私の声質の問題だろう。音声配信云々は無かったことにさせていただこう。ネット上に負の刻印を残してしまう前に撤退だ。
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