【イギリス】オックスフォードのイマイチな所4選。実際に住んでみて感じたこと

こんにちは!札幌と筑波で蓄電池材料研究をしている北大工学系大学院生のかめ (D1)です。2023年10月2日から翌年3月30日まで英国・オックスフォード大学へ研究留学しています。

先日投稿した記事ではオックスフォードの良い所を5つご紹介しました。この記事ではその反対に、オックスフォードの良くない所4つご紹介します。

  • イギリスやイギリス観光に興味がある方
  • オックスフォードへの留学を検討中の方
  • 現地に住んだ人の生情報を入手したい方

こうした方々にピッタリな内容なので是非最後までご覧ください。

かめ

それでは早速始めましょう!

目次

毎日雨。もう勘弁してくれ…

イギリスと言えば『雨』のイメージ。”秋から春は曇りが多くてジメジメとした国”という印象を持たれがち。オックスフォードに実際に住んでみて、(まさしくその通りだなぁ) と思いました。毎日雨。降らない日はない。夕方地面が渇いていても、翌朝外に出てみたらしっとり濡れているケースが大半。水たまりができるほどの激しい雨さえ頻繁に降る。天気の移り変わりが早く、iPhoneアプリの天気予報がほとんどアテにならないから困る。

梅雨に気分が滅入るように、来る日も来る日も雨が降り続けたら気分がグッタリとしてきます。「また雨かよ。もう勘弁してくれよ…」とお天道様にひとことモノ申したくなるのです。私は低気圧が近づくと頭がジンジン痛くなってくる体質。毎日々々頭が痛くて外を歩くだけでしんどいのです。低気圧さん、そろそろどこかへ飛んで行ってくれませんか?ノルウェーやスウェーデンの方へ行って雨を降らして下さい…

おひとり様が寂しさを強く感じる街

オックスフォードのCity Centre (中心街)は非常に賑やか。特に夜は右も左もお酒を片手に盛り上がっています。ニコニコ笑って話に花を咲かせる様を見ているとコチラまで笑顔に。歩いているだけで口角の上がる街、それがオックスフォードという都市なのです。

外を歩いている時は良い。家に帰って自室に帰って扉を閉めた瞬間からが問題。「あぁ、自分は一人だなぁ」と寂しさを強く感じ始めるのです。”あの人たちは賑やかに騒いでいるけど自分には騒ぐ相手もいないしなぁ…”と。オックスフォードのパブやレストランは基本的に複数人で入るものです。おひとり様の入店を断るお店はおそらく無いと思うけれども、仮に入店しても周りの賑やかさに孤独感を一層引き立たせられるだけ結局、外食しなくなります。”一人で食べるなら家でも外でも一緒だし”とスーパーで買って済ますように。

その点、日本の飲食店は優れていますね。おひとり様でも気兼ねなく入店できるようカウンター席が多く設けられているのですから。流石、人口減少社会の日本。一人の人間に対する配慮は世界の最先端を行っています。オックスフォードの飲食店にこうしたきめ細やかな配慮はありません。カウンター席はごく僅か。大多数のテーブル席を前におひとり様の入店がためらわれる構造。

意外と低俗?ゴミがそこら中に落ちている

イギリスと言えば【紳士】の国。レディーファーストを始め、礼儀・作法など紳士のたしなみが根付いている国という印象。実際、イギリスに住む方は基本的にみな礼儀正しい。自分の側に不手際があれば直ちに「Sorry!!」と謝罪してくるほどの謙虚さをお持ち。

一方では低俗な一面も。ゴミをポイ捨てする人が数多く見受けられるのが残念。歩道で足元を見るとゴミやタバコの吸い殻が落ちています。一か所や二か所どころではなく、そこら中に落ちているから汚いです。日本がなんて綺麗な街なのか、イギリスに半年住んでみてよく理解できました。日本の方がイギリスへ行けばきっと衛生意識の違いに驚かされるはず。ゴミのポイ捨てを予防するため街にはゴミ箱が設置されています。ゴミ箱まであと1m…という所にもゴミが散らばっているのは目を疑うほど。

歩行者は基本的に信号を守ろうとしません。横断歩道は歩行者がボタンを押さなきゃ永遠に青にならない仕組みで、ボタンを押すのさえ面倒なイギリス人はタイミングを見計らって道を渡ろうとします。見ていてかなり危ないです。おとなしく信号を守ればいいのに、守らないからあわや車やバスに轢かれそうになっている笑。「アンタら紳士じゃなかったのかい?」と信号無視者を見るたびボソッとこぼす。ボタンを押さずに渡り切るのも紳士のたしなみなのかもしれませんが。

(オックスフォードに限らず) 物価が高い

オックスフォードに限らずイギリスの全体的な傾向に関するお話。物価が高い!本当に高い。体感的には日本の1.5~2倍ほどのお値段がついています。年々物価が少しずつ上がっていっているらしい。190円/£の記録的な円安も相まって余計に高さを感じるのでしょう。ちょっとした出来合いの総菜を買うだけで£5 (ほぼ千円!)飛んでいくのですから。家賃も高い。ひと月£600 (11万円強)払ってもボロボロなシェアハウスにしか住めません。お金が幾らあっても足りない泣。留学でイギリスへ渡航する方は、ひと月あたり、最低でも日本で要した生活費の倍額用意して行くのを強くオススメします。

パンとフルーツとお肉だけは安い。日本と同額、もしくは1.2倍ぐらいの値段で購入可能。海に囲まれているにもかかわらず、魚の値段は目が飛び出そうになるほど高価。売っているのもサーモンと白身魚ぐらいだし、日本の2倍もするからわざわざ買って食べたいとも思えないのです。ちなみにイギリスのスーパーで売られているサバ缶はまるでゲロを固めたような味。臭すぎて食べられたものじゃない。サバ缶好きの私でさえもイギリスのサバ缶には耐えられませんでした。対して、鮭缶は日本より美味。価格も£1.6 (約300円) と手ごろなのでほぼ毎日食べています。

最後に

実際に住んでみて感じたオックスフォードの良くない所は以上4つになります。観光や留学でオックスフォードを訪れる方の参考になれば幸いです。

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