【就活】最終面接を成功させるためのマインドセット|内定を手繰り寄せるには『コツ』がある

こんにちは!札幌と筑波で電池材料研究をしている北大化学系大学院生かめ (D2)です。修士課程・博士課程ともに就活勝率100%で終えました。

最終面接の前ってすごく緊張しますよね。始まるまで何を問われるのか分からないし、受け答えの内容次第では不採用になってしまう可能性も。自分の今後のキャリアを切り拓くためにどうしても通り抜けねばならない難関。大人になるための登竜門を何としてでも突破して内定を掴む必要が。リラックスしようと思って深呼吸しても胸の鼓動が落ち着きません。「あ~、緊張するなぁ…」と吐き気を堪えて面接会場へと足を運ぶのです…

この記事では、皆さんの就活が少しでも上手く行くよう祈り、最終面接を成功させるためのマインドセット3つご紹介します。

  • 最終面接への臨み方が分からない方
  • 不安や緊張が募って心配でならない方

こうした方々にピッタリな内容なので、是非最後までご覧いただければ幸いです。

かめ

それでは早速始めましょう!

目次

”受からせてもらう”んじゃない。「私を欲しいですよね?」とアピールしに行く

面接は企業にとって、就活生を品定めするための時間。『この人はウチの社風に合う人材だろうか?』『業務に対応できるだけの基礎的な能力を有しているかな?』と就活生を様々な角度からじっくりと鑑定します。最終面接で企業が就活生に投げかけるのは性格や生き方を問う深い質問。最終面接は就活生をふるいに掛ける最後の機会だから、入社させても大丈夫そうか/否か、様々な質問への受け答えを見て慎重に検討せねばなりません。面接時間も結構長い。私が経験した最終面接はおよそ40分間行われました1。この40分間はこれまでの人生において最も長く感じた40分。質問の意図を分析し、頭をフル回転させ、最も適切な返答を即座に拵えて相手に投げ返すヘビーローテーション。終わった瞬間、疲労で何も考えられなくなってしまったほど。できることなら最終面接なんてもう二度と受けたくありません。

こうした最終面接の前に緊張するのは、”自分はこの企業に受からせてもらえるかな…?”と企業に対して下手 (したて)に出ているから。企業役員や部長のお眼鏡にかなうかな、気に入ってもらえるのかなぁ…と心配しているため。そもそも、企業と就活生との間に上下関係は存在しません。フラットなのです。完全に対等。下手に出る必要は全くありません。最終面接は”自分を売り込みに行ってやるぞ”ぐらいの意欲的な気持ちで臨みましょう。面接官からの質問を【自己アピールの好機】と捉え、「ほらほら、こんな高い能力を持つ私を欲しいですよね?欲しくなってきたよね?…ね?」とアピール攻勢を仕掛けて下さい。

あまりに自己主張が激しすぎると嫌われてしまいかねません。程々の謙虚さとアピール精神を引っ提げて面接会場に向かいましょう♪

演じるな。ありのままをさらけ出そう。強みも弱みも全て見せる

第一志望の企業へ受かるため、自分の性格を偽って面接に臨み、内定を掴む方がいらっしゃるそう。面接で企業の方に気に入ってもらおうと、自分ではない自分、つまり『道化』になっていらっしゃるわけです。演じるのはあまりオススメできません。自分の趣向を無理に捻じ曲げてどこかの会社に入ったとしても、入社後、社風と自らの性格とのミスマッチに苦しみ辞めたくなってしまうでしょう。企業の方にとっても迷惑。社内に異分子が紛れ込むと社員の団結力や風通しに悪影響が。1~2か月で辞められる可能性も。その人を採用するために投じたコストがそっくりそのまま無駄になるわけです。

面接では自分を演じないで下さい。面接に限らず、履歴書やエントリーシートを書くときもなるべく嘘をつかぬように。ありのままの自分をさらけ出しましょう。強みも弱みも捻じ曲げず、包み隠すことなく披露するのです。そんな貴方が会社の人の眼へどのように映るかは相性次第。『あの子、いいね!』と気に入ってもらえるかもしれませんし、『なんじゃアイツは。無理。不採用!』と内定を貰えないかもしれません。相手が自分をどのように捉えるかは自分の力の及ぶ所ではない。自分は最善を尽くし、あとは相手の判断を仰ぐより他にどうしようもありません。

面接はペーパーテストとは違います。能力の高低が面接の成否に直結しているわけではありません。そこまで優秀な人材を必要としていない会社に超優秀な人材が受けに行っても落とされるでしょう。企業と就活生の相性が肝心。自らの性格と企業の社風がピッタリ合えばマッチング成立、内定します。就活生が行うべきは、気になる企業へ自分の性格を合わせることではありません。自分の性格を深く理解したうえで、自分が入社後、スムーズに順応できそうな社風を掲げている会社を探し、応募することです。

受かる未来を想像して引き寄せよう。落ちたら”縁が無かったのだ”と諦め、頭を切り替える

皆さんは【引き寄せの法則】をご存じですか?引き寄せの法則とは、自分が”こうなりたい”と願う対象を心中で念じ続ければ望みが叶う仕組みのこと。

自らが希望する未来を強く、強く思い描きましょう。企業への内定、入社後の出世、パートナーとの出会いなど良いイメージだけを抱いて下さい。そうしたら数年後、全てが叶っています。自分の願いを叶えるために自らが進んで行動した結果です。私自身、受験や研究、趣味のマラソンで引き寄せの法則を使って望み通りの結果を得られました。目標に向かって運勢が次々と良い方向へと転じていく様子は不思議、かつ興味深かったです。

最終面接でも引き寄せの法則を使いましょう。「自分は内定するんだ。受かってこの会社で働くんだ」と強く想起してください。やがて”自分は受かって当たり前”ぐらいの気持ちになって来るはず。落ちるわけがない。落ちる?いったいどこの世界線の話だ..?と。運気をうまく引き寄せられれば大抵の場合、内定します。それでも引き寄せに失敗した企業とはご縁が無かったのです。スパッと諦め、他の企業を引き寄せましょう。「見る目がないなぁ」と笑い飛ばしてもOK。自分の持つ価値を見抜けない企業へ行かなくて良かったじゃん、、、と気持ちを切り替えましょう。

最後に

最終面接を成功させるためのマインドセット3選は以上。面接へ挑戦する方の後押しになれば幸いです。

脚注

  1. 【博士就活】大学院博士一年次に受けた大企業メーカー最終面接のハイライト ↩︎

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