研究室のゼミで炎上した後の立ち居振る舞い方【再炎上を防ぐために】

こんにちは!札幌と筑波で電池材料研究をしている北大化学系大学院生かめ (D2)です。研究室に五年間所属してきた中で、合計5回、ゼミ炎上劇に立ち会いました。年度内に一度どころか、複数回炎上してしまった方も。炎上後の立ち居振る舞い方を誤った結果、悲劇が再び起こったのです。ゼミでの再炎上は「必然」。見ていても (この人、絶対にまた炎上するだろうな)と思っていたら、案の定、再炎上。

この記事では、自身の目撃談をもとに、研究室のゼミで炎上した後の研究室での立ち居振る舞い方を解説します。ゼミでの再炎上を防ぎたい方にピッタリな内容なので、ぜひ最後までご覧ください。

かめ

それではさっそく始めましょう!

目次

おどおどしない

一度ゼミで炎上すると自信を無くし、肩を落としてしょげ返ってしまうでしょう。(自分なんて全然ダメなんだ…)と自己肯定感をも失いかねません。ゼミではもちろん、ゼミ以外の所でも”先生から怒られないかな…”とビビってしまうかも。先生に怯えながら過ごす日々は窮屈。当然、ちっとも面白くありません。大学へ通う足が自然と遠のきます。研究の進捗が徐々に滞り始め、停滞が目立ってくるとまた教員から怒られるのです。

ゼミ炎上後に重要なのは、おどおどしないこと、堂々としていること。弱気な姿勢は弱気な心を作ります。強気な姿勢は心を強くしてくれるのです。パワーのある人間はパワーのない人間を虐めたくなる習性が。自信なさげにおどおどしている人間が格好の標的に。再炎上を防ぐためには、普段から先生の前で隙を作らないようにして下さい。付け入る隙を絶対に見せず、脇を固め、徹底的にガードするのです。普段の研究室生活ではもちろん、ゼミでの発表時には特に堂々としているように。背筋を伸ばし、胸と声を張るだけでプレゼンはそれなりにもっともらしく聞こえてきますから。

再炎上抑止のためには、【おどおどしないこと】が極めて重要。虚勢でもいい。空元気でも構わないから、堂々とふるまってマイナスのオーラを放たぬように。

ちゃんと研究している姿を周囲に見せる

普段から真面目に研究している人ならゼミで炎上を起こすことはほぼありません。炎上を引き起こした人の大半は研究をサボりがちな学生さんでした。ゼミ炎上は、先生が普段からためてきた不満が爆発した結果。先生が我慢に我慢を重ねてきて、もうこれ以上耐えられなくなってゼミで噴火したのです。炎上は先生が半意図的に引き起こしているもの。発表の不出来の指摘に加え、普段の学生の自堕落な姿勢に熱いお灸を据えるための行為。「お前、もうちょっとしっかりせぇよ」と。”卒業できないぞ”とまで言ったらパワハラなので、ハラスメントになるか/ならないかギリギリの所で学生に改心を迫っているのです。

炎上後も研究をサボりがちなままなら再炎上は待ったなし。「お前、全然変わっていないやないか」と再びお灸を据えられるでしょう。炎上を機に姿勢を改め、生まれ変わったように研究へ真剣に取り組んでください。上辺だけではダメ。先生が見ている所ではもちろん、目の行き届かぬ所でも実験や解析を頑張らねばなりません。陰でサボっていれば周りの学生にその姿を見られます。いつ、どこで、誰が先生に”アイツ、サボってましたよ”と告げ口をされるやら分かりません。誰の目にも”アイツは頑張っている”と思ってもらえる熱心さが必要。先生があなたを見直してくれれば、次回のゼミでの再炎上確率を劇的に下げられます。

次のゼミに向けて前々から発表準備を行う

”所詮ゼミだし”と甘く捉えないで下さい。甘く見たから貴方は燃えたんですよ。いかなる発表でも入念な準備が必要。資料の作りこみ、セリフの暗記、発表時間の調整など、やるべきことは沢山あります。私の場合、10分の発表を行うために最短でも一週間の準備期間が必要。完璧な発表を目指すなら十日間、いや、二週間は欲しいぐらい。一夜漬けでは準備を終えられません。時間をかけて準備しなくちゃゼミで燃えかねませんから。

再炎上を防ぎたい方は、次のゼミに向けてなるべく早めに発表準備へと取り掛かって下さい。ゼミの用意に少なくとも一週間はかけましょう。質問を想定し、それに対する応対の練習や補助スライドの用意があると良いですね。必要な知識を抜けもれなく抑えられているか、何度も、何度も確認しておきましょう。発表練習もお忘れなく。円滑にスラスラ進行するゼミは聞き手に好印象を与え、炎上確率を下げられます♪

ゼミの用意をしている姿を先生や周りの学生に見せておくのが重要。頑張っている人間をゼミで叱り飛ばすほど非人情な人はほとんどいません。

最後に

研究室のゼミで炎上した後の研究室内での立ち居振る舞い方は以上。ゼミ再炎上を防ぎたい学生さんの参考にしていただけると幸いです。

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