顔合わせ
4/1に研究室生活がスタート。まずは『顔合わせ』。学生部屋に研究室メンバー全員が集まってそれぞれ30秒ほど自己紹介。私は人の名前を覚えるのが苦手。顔と名前を一致させるのに最長3週間かかってしまうほど。ただでさえ覚えられないものを一気に10人以上記憶せねばならない。一瞬、頭がパニックになりかけたものの、どうにか頑張って頭に詰め込むことに成功。先輩らが紹介してくれた各々の研究内容はちょっと何を言っているのか不明。先生方の研究内容はもっと何を言っているか分からない。大丈夫かなぁ。研究室でやっていけるかなぁ。専門分野の猛勉強が必要だと明らかに。
私は趣味でランニングをやっています。何かアピールできるモノといっても走ることぐらいしかありません。「週5で走っているので誰か一緒に走りましょ^ ^」と自己紹介。周囲が一斉に『アイツ、週5で走ってのかよ。やべぇな…』とざわめき出して頭を抱える。与えた第一印象がこれではちとマズい。「まぁ、そんなに長距離は走っていないので…」と弁明。
オリエンテーションと座席決め
別の研究棟のゼミ室にて研究室のボスによる研究室生活のオリエンテーションが行われました。基本的な決まりごとの説明を受けたり、ヒヤリハットを始めとする一連の安全講習ビデオを閲覧したりと色々。ウチのラボは化学系。少しでも扱いを間違えると健康被害を誘発しかねぬ危険物質が沢山保管されています。試薬の扱い方について念入りに注意を受け、講習受講済み用紙にサイン。
研究室に戻って学生部屋の座席決め。賑やかな部屋か静かな部屋のどちらにするか、二つに一つ。私は静かな部屋をチョイス。四年生からは心を入れ替えて真剣に研究へ打ち込みたいと考えていたから。他の同期も良い塩梅にばらけてくれた。おかげで無事に希望通りの部屋に座席を確保。
初めてのゼミで質問指名に窮する
4月第二週の火曜から研究室のゼミがスタート。開始時間は午前九時。寝坊しないよう注意して参加。なおB4時代のゼミはごく一部の回を除き、最初から最後まですべてZoomを用いたオンラインでの開催。コロナ騒動の影響がゼミにも及んでいた訳です。オンラインなら世界のどこにいてもゼミに参加できるから便利。その反面、対面形式の方がだらけず集中して話を聞けるので、個人的には対面の方が好きです。
初回から三回目までのゼミではそれぞれ、ボス、准教授、そして助教の先生による研究紹介が。やはり、チョットナニイッテルカワカラナイ。専門用語然り、実験結果の説明も然り。”流石にマズいぞ”と危機感を覚えました。ゼミ以外でも勉強しなくちゃいつまで経ってもゼミについて行けなさそう。ゼミの内容以外も自主的に勉強していかなければなりません。”少しでも早くゼミを理解できるようになりたいな”との願いを込めて勉強。
初回ゼミでは質疑応答の際、司会役の先輩から『B4、誰か質問して』と言われました。それでも誰も手を挙げません。だって皆、何が分からないのか分からない状態なんだもの。同期全員、”頼む、誰か質問してくれ!”と天の神様に向かってお祈り。結局、先輩からの誰も名乗り出て質問しようとしませんでした。司会の方から『じゃあ……代表してかめくん。なにか質問して』と指名。イグアスの滝の如き大量の冷や汗。さて、困ってしまいました。何も聞きたいことがありません。20秒ほど悩んだ末、研究室の名前の由来について質問。ボスは嬉々として研究室の源流について詳説してくれました。無事に乗り越えられてひと安心。今後のゼミで質問をひねり出すためにも自主勉強を頑張らねばなりません。
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