【トルコ・欧州旅行記】四か国目:ハンガリー(ブダペスト)

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体調が治らない…

『一個食べれば医者要らず』なはずの柿を食べても体調は良くならなかった。昨日の朝より熱が少しだけ下がった感覚も無きにしも非ずだが、額に手を当てると相変わらずアツアツで状況はあまり変わっていなかった。むしろ、昨日よりもふらつき感が強いようだ。三半規管が仕事をしていない。起立して身体を一直線に保つのでさえ難しいほどフラフラしていた。いったいどうしたというのだろう。体調が悪化しなくちゃならない謂れは全く身に覚えが無いのだが… ホステル生活がよほどストレスなのだろう。次の国で泊まる宿は簡易的な個室タイプを手配した。

朝食はパンに目玉焼きと豚肉だ。味付けに塩。〆にバナナを食す。味覚はあるのでまだ大丈夫だ。本当に体調が悪いと味覚が失われ、何を食べているのかさえ分からなくなるみたいだから。

垢抜けた街並みに嘆息の嵐

気合を入れて10時に宿を出た。気温は-1℃。動き回るには少々低い温度だ。路上に停めてある車の一部が雪化粧していた。どうやらブダペスト市内に深夜、雪が降ったらしい。ハンガリーを含め、欧州の内陸はかなり冷え込む。こんなに寒いとは思っていなかった。温かくなるであろう2月中旬まではイタリアやスペイン、またはフランスの地中海側に避難するのが無難かも。この時期に更に北上を目論むのは体調を悪化させる自殺行為になりかねない。

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