研究室所属の大学生・大学院生が趣味でランニングをやるメリット3つ

こんにちは!札幌と筑波でリチウムデンドライト析出問題の解決に挑む北大工学系大学院生のかめ (D1)です。大学に入ってからランニングを始め、M1の9月にはマラソンを2時間47分で、M2の12月には100kmを9時間1分で走れるようになりました。

これまで趣味で続けてきたランニングですが、研究室生活にかなり良い影響をこれまでもたらしてくれています。そこでこの記事では、研究室生活を営む学生へランニングを布教すべく、研究室所属学生が趣味でランニングをやる3つのメリットについて解説していこうと思います。当記事のターゲットは

  • 研究室生活中も研究以外のことをやりたい方
  • 何か良い気晴らしの仕方をお探しの方

こうした方々が対象です。読めばランニングを始めたくなるようなコンテンツを作りましたので、ぜひ最後までご覧ください。

かめ

それでは早速始めましょう!

目次

汗と一緒にストレスも発散!練習後のシャワーで超スッキリ♪

一つ目にして最大のメリットは、ランニングが大変良いストレス発散となる点です。

研究は思い通りにならないことが多く、大変ストレスフルなものであります。実験は失敗続き。でも学会のアブストラクト提出期限は目前に迫る…こうした極限状態がごく日常となってしまっているわけです。人間だれしも追い詰められると心の調子が狂ってしまう。まして追い詰められ”続ける”わけだから、蓄積された精神的負担は甚大なものとなりかねません。研究室生活では心を病む人が現れます。鬱憤とした暗い気持ちで研究室に通い続け、中には堪忍しきれず中退してしまう方も出てきてしまうほどなのです。

そんな方へオススメしたいのが今日ご紹介する『ランニング』。過酷なラボライフで荒んだ心もランニングで調子を取り戻せます。走ると全身から汗が吹き出しますが、汗と一緒にストレスも体外へ放出される仕組みなのです。走れば走るほど体に纏わりついたストレスが消え、身も心も軽くなっていくのが如実に感じられるわけであります。ランニング後に浴びるシャワーがコレまた本当に気持ちが良いんです。汗をジャーっと洗い流して新鮮な気分になることができる。ランニングすればいつもサッパリとした気分で研究室に向かえます。もちろん仕事もすこぶる進捗。凄まじいスピードで学術論文を何ページも書き上げられるのです。

スタミナが爆増!研究でも役立つ持久力が手に入る

二つ目のメリットはスタミナが爆増することです。ランニングする前と後とでは持久力が全くの別次元。

ランニングは全身を使った有酸素運動。一歩一歩足を繰り出す際に体内のエネルギーを使い、地面から離れて再度着地する際には太ももなどで衝撃を受け止めます。こうした激しい運動を長時間こなせば嫌でも体力がついてくる。最初は10分や20分しか走れなかったとしてもやがて1時間程度なら平気で走れるように。私の場合、ランニングを始めたB1当初はジョギングでも20分が限界でした。20分で足が攣りそうになっていて、(いったいどうやって42.195kmも走るんだよ…)と絶望したものであります。しかし、持ち前の負けん気を発揮して来る日も来る日も練習しました。その結果、少しずつ長く・速く走れるようになってきて、今や研究室へ行く前に30km走っても平気な体になりました。

ランニングで培った持久力は研究室生活でも役立ちます。実験作業なら長時間の立ち仕事でも問題なくこなせるようになり、デスクワークではランニングにて鍛えられた体幹のおかげで難なく姿勢を維持できるように。フィジカル的なスタミナに加え、メンタル的なスタミナについてもランニングによって培われます。ランニング練習では心肺の苦しさや能力が思うように拡張していかない点にモヤモヤするかもしれませんが、そこをグッと堪えて練習を続ければ必ず成長できるのです。練習や練習の試行錯誤の過程で心のタフさが身に着いていく。それは研究でも『粘り強さ』という属性でもって我々学生を支えてくれます。

気分が晴れ、フィジカルもメンタルも鍛えられるランニングをラボ学生がやらない理由がありません。次にご紹介する3つ目のメリットが貴方の”ラボランニングライフ”を決定的なものにするでしょう。

ランニング中、研究に関する新しいアイディアが次々と思い浮かんでくる

三つ目にご紹介するメリットは、研究における新しいアイディアが走っている時にポンポン思い浮かんでくることです。特に早朝ランでこの傾向は顕著にみられ、今までどうしても説明をつけられなかった現象の解釈の方法を思い付くなどアイディアの源泉となっています。私の場合、今まで書いてきた論文の考察部分はほぼ全てランニング中に思い付いたもの。これからやりたい研究のアイディアもいくつか着想を得られるので、走行中にいつでもメモを取れるよう筆記用具を携行して走っています。ランニング中も四六時中、研究のことを考えている訳ではありません。むしろなるべく考えないようにし、脳の中を空っぽにするよう心掛けているのです。ところがアイディアというのはこうしたリラックスタイムに思い付くことが多いみたい。人間の奥深くにある”無意識”が問題解決に向けて本格始動し、”意識”では解決できなかった諸問題をあっという間に片付けるのです。

ネットで詳しく調べてみると、朝の時間帯は人間の脳が最も活発に動く時間なのだそう。このゴールデンタイムに運動をすると脳の血流が活性化され、人間の創造性をますます高まる良い結果が得られるらしい。研究室から帰って来てから走りに出かけても構わないと思います。ですが、アイディアを得ようと思えば研究室へ行く前に走った方が効果があると言えそうです。練習終了間際に顔を出す太陽を清々しい気分で眺められます。「今日もやってやるぞ!」と前向きな気分で一日をスタートできるので早朝ランニングがイチオシなのです。

最後に

研究室所属学生がランニングをやるべき3つの理由はコレで以上となります。まとめると、

  1. 汗と一緒にストレスも発散!練習後のシャワーで超スッキリ♪
  2. スタミナが爆増!研究でも役立つ持久力が手に入る
  3. ランニング中、研究に関する新しいアイディアが次々と思い浮かんでくる

このような形になります。

ランニングは生涯スポーツ。研究室生活中に限らず、娑婆へ出た後でもマイペースでたっぷり楽しめます。この記事との出会いを機にランニングを始め、皆さんが各々の人生を好転させることを祈って本記事の締めくくりといたします。

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