【川崎大師】博士課程在籍中のイギリス留学が大失敗した本当の理由は「護摩行」にあった

化学系企業研究者かめです。博士課程在籍中、D1の10月から三か月半ほどイギリス留学を行いました。

学部時代から貯めてきたお金を使って満を持しての渡英。胸を膨らませて羽田空港からヒースロー空港行きの直行便へ搭乗。いざ渡航先研究室を訪問したところ、ラボの設備がほぼすべて壊れていて驚きを隠せません。おまけに人もほとんど在籍していなかった。ハズレもハズレ。とんでもない研究室を選んでしまったものです。実験を進めたくても実験を進められない。半年間だった渡英予定を途中で切り上げて帰国しました。

イギリス留学での被害総額は250万円。気力も体力も海外への憧れも失いました。私のイギリス留学は大失敗だったわけです。渡英先研究室での日々を思い出したくもないほど散々な時間だった。

自分の留学が失敗したのはなぜか。主な要因は「研究室の体を成していない研究室を選んでしまった」から。もう少し詳細に事前調査をしておけばハズレの予兆を掴めたかも。相手が悪いのではありません。大ハズレを引き当てたのに気付かなかった自分が悪いのです。

実はそれ以外にも敗因があるのではないかと思い至りました。渡航直前に行ったある宗教的営みが私の留学を強制シャットダウンさせたのではないか、と。この記事では、博士在籍中のイギリス留学が大失敗した本当の理由を記します。東京から海外留学へ飛び立つ方にピッタリな内容です。ぜひ最後までご覧ください。

それでは早速始めましょう!

渡航前に川崎大師へ護摩行へ

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2023年10月2日、ブリティッシュエアウェイズ08便でイギリスへ飛び立ちました。出国前日の昼下がり、神奈川のあるお寺へご祈祷に行ったのです。
私が足を運んだのは川崎大師(平間寺)。羽田から京急の横浜方面行き急行で。博士課程の指導教員から「留学前に寄るといいよ」とオススメされました。どうやら、お参りすればとてつもないご利益があるらしい。川崎大師は厄払いで有名なお寺。願いを叶えてもらえたり縁結びの効果も見込めるみたいです。

私がお願いしたのは「心願成就」。自分の心願はただひとつ。博士課程を飛び級修了できますように。博士課程の一年短縮早期修了を狙っていました。留学先で研究道具を身につけ、培われた技能を帰国後に存分に発揮し、圧倒的なスピードで業績を出して飛び級までこぎつけたいと企んでいたのです。祈祷の費用は5,000円から。結構いい値段をつけますね。お金を払えば払った分だけお坊さん仏さまが喜び、強い効果を見込めるということでしょう。

川崎大師ではお坊さんに護摩行を行ってもらいます。我々参拝客は、護摩行の様子を5mほど離れた畳に座って息をひそめて見守る形。
成人男性の身長よりも高く燃え盛る炎のすぐそばで坊さんが鎮座。木札を火にくべながら何やらむにゃむにゃとよく分からぬ呪文を唱えていらっしゃる。ふいに自分の名前が呼ばれ、直後に「シンガンジョウジュ、シンガンジョウジュ、シンガンジョウジュ~」と続く。身体がジーンと熱くなってきました。焚火のせいなのか、仏さまが降臨したせいなのか。いずれにせよ、身体の奥底から強烈なパワーが湧き上がってきました。将来のご利益を確信します。これはとんでもなく良いことが起こりそうだな、と。

護摩行したのに途中帰国

留学へ行ったら初日から試練でした。
研究室へ十人以上居るはずの学生がたった一人しか居ない。その一人でさえ二週間に一度、ラボへ顔を見せるかどうかといった程度。実験装置は軒並み壊れていて使い物にならない。実験をしようにも、実験環境を整える装置(グローブボックスと呼ばれる装置)自体が壊れていたので実験全体が無理。そもそも実験試料がない。注文してからラボへ届けられるまでに二か月間もかかった。

おいおいおいおい、どうなっているんだ。川崎大師の効果はどこへ行ったの。留学は大成功するんじゃなかったの?渡英先で研究技能を磨き上げたり、たくさんの人脈を作ったりできるのではなかったの?これでは飛び級なんてできません。お金と時間を無駄にしただけで終わりそうで焦りに焦りました。

とはいえ、本当にどうしようもありません。なんせ、助けを求めたくても同じラボには誰もいないのですから。自分のSOSサインは虚空へ響くだけ。何をしにイギリスまで行ったのだろう。なんでお金を”払って”こんな辛い思いを味わわなきゃいけないのだろう。どうして留学なんて企てたのか。国内でおとなしくしていれば悲しまずに済んだのに。結局、途中帰国を選びました。辛すぎてこれ以上は耐えられなかったのです。

祈祷があまりに効きすぎたのだろう

帰国後、川崎大師の護摩行の効果を疑いました。全く心願が成就しなかったじゃないか。5,000円返してくれよなぁ、と。日本の大学に戻って一か月後。冷静になってみてふと思いました。ひょっとして、祈祷の効果はあったのではないか。効果がありすぎたからこうなってしまったのかも。

私が仏さまにお願いしたのは「留学成功」ではありません。もしも留学先での幸運を祈ってこの惨状なら効果に疑義をさしはさんでも良いでしょう。私が願ったのは別のこと。「博士課程を飛び級修了できますように…」と願いました。早期修了へ至るための有力手段が留学成功ではないか。私の側が勝手に早期修了成功=留学成功と位置付け、留学が失敗に終わったから護摩行の効果がなかったじゃないかと騒いでいたのです。

早期修了を成功させるには、わざわざ留学を成功させる必要はありません。早期修了要件を満たしさえすれば飛び級に成功するでしょう。私が指導教員から課せられていたのは「博士在籍中に筆頭論文を五報出版する」こと。手持ちの道具をフル活用すれば論文出版に繋げられなくもありません。研究のやり方次第でどうとでもなる。留学成功は必要条件ではなかったのです。

川崎大師の仏さまは、私の進学を的確に分析してくださりました。コイツは留学を成功させたいわけじゃない。一年飛び級したいのだ、と。仏さまは合点承知。よし、分かった。飛び級させてやろうじゃないか。早く日本へ帰れ!国に戻って論文書いて出版すれば早期修了できるぞ!

護摩行のご利益は間違いなくありました。博士課程早期修了達成に向けて的確に効果が発揮されたのです。私のアタマでは「留学で新たな研究道具をマスターした方が飛び級へ有利に働くのではないか」と考えていました。所詮は人間の考えること。真理を突いているとは限りません。川崎大師の仏さま的には「早期修了するんやろう?せやったら早よ帰国した方が得策なんちゃうん?」との解釈だったみたい。仏さまのご意志には従うほかありません。留学、留学♪とルンルンだった私は、仏さまの素晴らしいお導きにより日本へ強制帰国させられたわけです。

留学を切り上げて途中帰国したから飛び級修了できた

果たして飛び級はできたのでしょうか?留学も早期修了も失敗していては目も当てられないでしょう。結論、できました。当初の目論見通りに一年短縮修了に成功したのです。留学で膨大な時間を無駄にしたにもかかわらず飛び級できたのが未だに信じられません。まるで神業のように感じられます。

留学から帰ってきた時点で「もう絶対に無理だ…」と諦めていました。時間的にも精神的にも厳しい。勝負は絶望的かに思われた。飛び級の可能性は1%も無かったでしょう。一年後に博士課程を終えているイメージを描けなかったのです。そんな窮地から大逆転。情勢を覆して飛び級できてしまいました。努力?実力?いやいや、違います。川崎大師での護摩行のおかげでしょう。渡航前日に祈祷へ行った私の心願を仏さまが成就させてくれたのです。

イギリスから帰国したのがD1の1月下旬。飛び級を達成するには学術論文があと三報必要な状態でした。三報記し切るべき期限がD2の12月中旬。11か月弱で論文を三報。相当なハイペースで書かねばなりません。途中帰国したおかげで論文執筆に専念する時間を取れました。次から次へと論文出版。不可能かに思われた三報の執筆を11月中旬に終えられたのです。

私が博士課程の飛び級に成功したのは、イギリス留学が大失敗したから。留学を途中で切り上げて帰国したおかげで早期修了に至ったのです。

最後にアドバイス

以上、博士課程在籍中の海外留学で大失敗した真の要因を考察しました。

羽田や成田から海外留学へ飛び立つ方には、渡航前に川崎大師へ祈祷へ行くのをオススメします。川崎大師の効果は絶大。大学院の飛び級修了さえ実現できるでしょう。

ただし、仏さまへ祈願する内容は十分吟味してください。叶えたい内容をストレートに祈るようにしましょう。留学を成功させたい方は「留学が成功しますように」と祈るように。留学成功を祈るのですよ。「留学を手段に○○を叶えたい」といった願いでは、留学が失敗して○○だけしか叶わないでしょう。もしも願いが飛び級であれば、私のように「飛び級修了へ成功しますように」と祈ってください。それからどうなるかは知りません笑。皆さんの留学は私のとは違って楽しいものになるといいですね♪

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