こんにちは。札幌と筑波で蓄電池材料研究を行う工学系大学院生のかめ (M2)です。
研究室生活春夏秋冬M1・1月編では、1月に起こったアレコレについて書いていきます。
それでは早速始めましょう!
帰省で両親へD進の意志を伝達する
年末年始の帰省の際、親へ自身のD進の意志を伝えました。
9月に前もってほのめかしていたのが幸いしてか、
- まぁ、好きなようにやれ by 父親
- 後悔のないようにね by 母親
このように一瞬でD進を受け入れてもらう事が出来ました。
父から「お金の問題はどうするんや?」と聞かれた際、昨年末に内定した北大のフェローシップを財源とする旨を伝えました。
親も(D進後にどうやって暮らしていくのだろう?)と少々不安だったみたいです。フェローシップの存在を知ってホッとした表情を浮かべていました。
また、母から「何か困ったことがあったら言いなさいよ」と、”万が一の場合に私をサポートしてやる”との有難い言葉を頂きました。
本当ならもう親へ恩返しをしなくちゃいけない年齢にも関わらず、逆に親へ苦労をかけさせている事態に胸が苦しくなったものの、(将来絶対成功して恩返しするんだ)と自身が頑張る発奮材料にしなくちゃいけないなと思いました。
フェローシップって一応は給与ですから、D1の5月に振り込まれる15万円は私の『初任給』ということになります。
その『初任給』から1~2万円を割き、親へ何かプレゼントを贈ることをココで固く決意しました。
もし学振DC1に内定すれば、『初任給』で渡せるプレゼントの額をもう少し上乗せできるでしょう。
こうなったら絶対DC1に通らなくちゃな…!
M2の5月中旬に控えていたDC1申請に向けて心が燃え滾ってきました。
論文をCell Pressへ投稿する
M1の7月から始めた論文執筆が1月でようやくひと段落しました。
3か月以上続いたイントロ作成が終了し、12月になって行うことになった論文構成の大改造も無事完結し、今月は英文校正会社に送った論文を微修正して雑誌会社へと送る最終段階に入りました。
今回利用した校正会社のサービスはとんでもなく豪華なモノで、ただ英語表現を直してくれるのみでなく、”査読者としてその論文を読んだときにどう映って見えるか、どんな質問をしたくなるか”まで教えてくれたのです。
いわば査読の前に査読を受けているようなものだから、エディターズキック(編集者によるリジェクト)や査読者によるリジェクトを被弾する確率を大幅に低減できたのです。
校正会社さんの印象では、私の論文の内容は今回投稿しようとしているIF42の雑誌にアクセプトされる見込みが”大いにある”との事らしいです。
もちろん校正会社さん的にはお金を払ってサービスを提供してもらっているのだから「たぶんリジェクトされるでしょう」などと辛口コメントは書けなかったでしょうが、世界最高峰の雑誌への投稿を前に”たぶんアクセプトされるから投稿してみなよ”と背中を押して貰えて非常に心強い思いがしました。
ゲンを担ぎ、大安の1/20に論文をCell Pressへと投稿しました。
果たして査読に回されたのか?その結果は次の記事にて記載します。
次回予告
研究室生活春夏秋冬M1・1月編はコレで以上となります。
次のM1・2月編では
- 論文が査読にまわされたぞ!!
- とりあえず就活の練習でもやっておくか
これら2つの内容でお送りします。
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