研究室生活春夏秋冬vol.35 M2・1月 修士論文を3日で作成。JASSO第一種奨学金の返済免除申請

修士論文を3日で作った

年明け早々、修士論文の執筆に取り掛かった。イントロダクションで卒論の文章を参照し、2年前の拙い文章力に赤面した。不規則な句読点、ぎこちないリズム。当時は最高傑作と誇っていた文章に、今は苦笑いが漏れる。

2年間で培った文章力で大幅な校正を施した。土台があったため、作業は順調に進んだ。実験パートは投稿済みの英語論文を和訳して再編集。図表も既存のものを微調整し、考察は新しい参考文献を加えながら手際よく仕上げた。

わずか3日での完成。過去の自分の努力に感謝が湧いた。修論は55ページと卒論より短いが、この2年間で3本の査読論文、7回の学会発表、採択率16%の学振DC1内定と、目に見えない大きな成長を遂げた確信がある。

JASSO第一種奨学金返済免除申請

1月20日から第一種奨学金の返済免除申請に着手した。修士課程での実績を経済的価値に変換する重要な作業だ。しかし、その煩雑さは想像を遥かに超えていた。

業績をExcelシートに記載するだけでなく、各種証明書類の準備が必要だった。査読論文の表紙、TA・RAの労働条件通知書、そして最も手間取ったのが過去の学会プログラムの収集だ。

プログラムを保存していなかったため、各学会のマイページから入手を試みた。国際学会のURLが無効化されていた際は、事務局に英語で問い合わせて何とか入手にこぎつけた。

この経験から後輩へ伝えたい。学会プログラムは必ず保存すること。WEBでの入手可能性を過信せず、確実にダウンロードを。また、返済免除ポイントの対象となる業績はしっかり確認し、論文投稿や学会発表で他者との差別化を図ってほしい。幸い、私は事前に参考ブログに出会え、効率的なポイント獲得が可能となった。ただし、加算基準は大学により異なるため、あくまで参考程度に留めていただきたい。

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