研究室生活春夏秋冬vol.40 D1・6月 大学祭!新しいスマホ!三報目の論文を書き始めた

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1~3日:4年ぶりに大学祭の雰囲気を味わう

北大の大学祭をB3以来、4年ぶりに味わいました。コロナ騒動の影響で学祭が3年間開催されず、昨年はつくば出張に伴い物理的に北大へ足を運べなかった (代わりに11月、筑波大の大学祭に行きました)。金・土・日とメインストリートが活気で満ち満ち、道路をただ歩いているだけでたくさん元気を貰えました。やっぱお祭りっていいですね…こんな良いものを若者から3年間も奪った医学界の罪は重いですよ。

学祭初日の夕方、広島県人会のお好み焼きを買いました。B1・B2と”作る側”として大学祭に参加し、D1の今回は”買う側”としてお好み焼きの行列で順番待ち。お好み焼きは一個500円。私がB1の頃から変わっていません。コレが学祭期間中、次々と飛ぶように売れていきます。3日間で数十万円~百万円もの売り上げとなり、原価を差し引き余ったお金で一年中飲み歩くのが県人会。ちなみに私の頃は学祭直後、回転寿司屋を貸し切り『打ち上げ』と称してお寿司の食べ放題を盛大に開催。全員合わせて600皿平らげ、お会計はたしか20万円を超えた記憶があります…笑。

県人会の内部にいたからお好み焼きの原価を知っているのですが、ぶっちゃけ、自分でお好み焼きを作った方が遥かに安く食べられます笑。しかし、私も県人会に散々お世話になりましたから、感謝の意を込め募金するつもりで500円支払いました。

メインストリートを歩いていたら新しい研究の構想を思いつきました。あと1年半ちょっとの博士課程期間中に片付けられるか不明瞭なので、国研着任後に手を付けるか後輩に託すか熟慮している所であります。

5日:UQ mobileから新しいスマホが届いた!

5年間使ったiPhone7と遂に別れを告げました。満充電しても2時間しか電池が持たなくなっていたのでちょうど買い替え時だったんです。今までは何も考えずDocomoでスマホを契約していました。しかし、月々の通信費が9,000円と、あまりに高すぎて懐が苦しくなりました。月々1GBも使わないのになぜ9,000円も取られなきゃならないのか?その点を大変遺憾に思い、大手キャリアから格安サービスへと切り替える決断を下しました。

最初に目を付けたのが楽天モバイル。通信量に応じて通信費が変わるプランが魅力的に映ったから。しかし、楽天のモバイル事業がいま大ピンチだと知りました。今にもサービスがなくなろうとしている状況で申し込むのはどこか心配。9月以降のOxford留学中に廃業されたら堪りません。留学中にスマホを使えなくなったら生活が厳しくなるでしょうから。そこで目を付けたのが今回申し込んだUQ mobile。KDDI傘下のau傘下のサービスなら大丈夫だろうと直感しました。UQ mobileはauのものと同じ電波を使えます。だから格安サービスなのに通信速度が非常に速いんですよね。ただ最新機種のiPhone13はどうやら取り扱っていないみたい。ということで、2年前にリリースされた【iPhoneSE3】という端末をSIMカードとセットで購入。iPhone7より動作が軽い^ ^。空の写真もキレイに撮れる (*≧∀≦*)。SE3ともできるだけ長くお付き合いしていきたいものです。落としたり洗濯したりして壊さないよう細心の注意を払います。

8日:オックスフォードから連絡が来た!!

1か月半近く連絡が取れなかった留学予定先からようやく連絡が返ってきました。Oxford大の留学生受け入れ手続きがどうも煩雑なようで、Oxford大の事務側の用意が整っていないからまだ何もできないみたいなのです。受入研究者のMさんからは「手続きで使うから”パスポートのコピー”と”コッチでやりたいこと”を送ってくれよ」と言われました。「ハイ分かりました」と同日、それら2つを大至急用意しメールで送信。私が最も危惧していた音信不通状態は解消された。ただ、

  1. 本当に9月下旬から留学を開始できるのか?このまま手続きが進まなければ留学が10月から、11月から、とズルズル延期されるかも…
  2. 留学期間中、私はどこに住めばいいのか?Mさんに何度問い合わせてみても返答をもらえず、宙ぶらりんな状態が続いています…

これら2つの不安が晴れずに相変わらず心配な日々であります。

9日:42回目の成分献血

”ウズウズ悩んでいても仕方がない”ということで翌日、成分献血へ行ってきました。今回が42回目。6年間で献血初心者から中堅の域にレベルアップしたようです。血小板の供給が充足しているから「血漿のみで」と言われました。血漿だけだと何だか献血へ行った気がしなくて弱らせられてしまいます。体の負担はめちゃくちゃ軽いし、献血はあっという間に済んでしまうし、どうも不完全燃焼に終わった感じでモヤモヤとした気持ちを抱く。折角だから血小板も抜いてくれたらいいんですけどね。血小板は4日しか持たないのに血漿なんて半年でも1年でも持つらしいですから、(”血小板の備蓄があってあり過ぎる”ということもないだろうになぁ…)と肩を落として帰りました。この献血における唯一の救いはパンが絶品だった点。食べた瞬間、思考を吹き飛ばすほど濃厚なチーズに頬が緩みました。

15日:国民健康保険料の納付額が通知された

大学から帰って郵便ポストを覗くと、区役所から国民健康保険料の納付に関するお知らせが届いていました。NHKからの封筒だったら中身も見ずに捨てるのですが (ウチにTVなどありませんし!!)、お世話になるかもしれない保険の料金ときたら無視するわけにもいきません。部屋に入り、おそるおそる開封すると、『19,500円の支払いです』という文字を見て一瞬で意識を失ってしまいました。そりゃそうです、月々20,000円近く払っていたら家計が持たないでしょうから。意識を取り戻して再確認したら『”年間”19,500円』と書いてあった。

かめ

あー良かった、一年間の保険料か…

とホッと一息つきました。これから毎月末2,000円程度、銀行口座から引き落とされます。大学入学から6年間で1回しか病院へ行ったことがないから保険料がパーになる可能性の方が高いものの、万が一の備えとして保険に入っておかなきゃ”いざ”という時に困るでしょう。

16~29日:イベントのない平穏な日々

この2週間はイベントのない平穏な日々。来月14日に室蘭でポスター発表を行うことが決まったり、6/18(日)にAmazon Prime Videoでハナミズキを見て号泣したりした以外は特に代り映えのしない毎日。何もしなくて良い日々が2週間も続いたのなんて研究室配属直前のB3・春休みぶり。久々に心の緊張が解けて体が軽くなりました。ストレス緩和の影響か、”何か勉強したいな”と学習意欲がモリモリ湧き上がってきた。今の研究の進展に役立ちそうな流体力学の勉強へ取り掛かることに。何か必要性に迫られ行う勉強は窮屈ですが、ポジティヴな気持ちで主体的に取り組む勉強は自由極まりありません。つかの間の休息を最大限謳歌すべく静かな毎日を過ごしました。

30日:博士早期修了を決定づける三報目の論文の執筆を開始

私の性格は『何もしない』という状況にどうしても耐えられないのです。”休んでいいよ”と休息を与えられても「嫌だ!」と動き続けようとする。指導教員からは「鰯 (イワシ)みたいだね」といつもからかわれています。まぁ、普段イワシ缶を食べているのであながち間違ってもいませんけどね (共食いだ…!)。月末からは博士課程入学以来三報目となる論文を書き始めました。今持っている研究成果とOxford留学で培う知見を盛り込み巨大で壮大な論文を書く。この論文を最後まで書き上げられれば博士課程の早期修了が決定的に。早期修了わんぱく大作戦[関連記事]の成功のために絶対不可欠な論文なのです。論文の道筋は既におおよそ立てられている。Oxfordでどこまでデータを上積みできるかが論文の出来を左右します。今論文も海外のビッグジャーナルへの投稿を予定。果たしていつ書き上げられるか?それはまたのお楽しみです…

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